2006年11月6日、海南(かいなん)省三亜 (さんあ)市の動物園・愛心大世界で諧趣園(シエチュイユエン)が正式に一般公開された。この諧趣園では20匹のトラの子とウサギが一緒に放し飼いされ、多くの人々がこの珍しい組み合わせを見に訪れた。 【その他の写真】 諧趣園の管理人の話によると、野生のトラをウサギと一緒に飼うことはまず不可能だという。しかしここのトラの子は、すべて生まれた時から人の手で育てられている。幼いころからウサギと一緒にいるのに慣れているので、ウサギを襲うことはないそうだ。 ここで仲良く暮らす動物たちを眺めていると、動物園の「愛心大世界」という名前にも納得がいく気がしてくる。