サイバー攻撃による脅威は、いたちごっこが続く長年の問題ですが、近年はその手口がますます巧妙化し、しばしば企業や個人に深刻な被害をもたらしています。こうした脅威に対し、ソフトバンクグループ各社では、日ごろのセキュリティ対策の技術を競い、同時にグループ全体のセキュリティレベルを高めることを目的としたコンテストを開催しました。 まずは敵を知る 2015年10月27日に、セキュリティ対策の技術を競うコンテストがソフトバンク株式会社(以下「ソフトバンク」)の主催で開催され、ソフトバンクのほかヤフー株式会社(以下「ヤフー」)、ソフトバンク コマース&サービス株式会社から9チーム、約30人が参加しました。 セキュリティ対策を行う上では、自らのセキュリティを強化することに加えて、「攻撃者を知る」ことも重要な要素です。つまり「相手がどのように攻撃を行うのか?」をより深く理解することで、脅威への対応がしやすく