若い女性を中心にチャリティーに関心を持ってもらおうと、気軽に行える、さまざまなスタイルのサービスが登場している。寄付をすることで、人の役に立つだけでなく、自分にもメリットのあるサービスも増えており、注目を集めている。(油原聡子) 今年9月、通販サイト運営企業「waja(ワジャ)」(東京都港区)が始めたファッションチャリティープロジェクト(FCP)は、NPOに不用なブランド品を寄付することで、寄付金控除が受けられるサービスだ。 不用品で貢献 不用になったブランド品があれば、FCPが提携する6つのNPOから寄付したい団体を選んで物品を寄付する。NPOはFCPに販売を委託し、売れるとNPOを通じて物品提供者に売り上げ分の寄付金証明書が送られる。提携先のNPOは女性や若者の健康を守る活動や教育支援を行っている団体だ。 確定申告は自分でする必要があるが、物品提供者は最大で売り上げの50%を寄付金控除