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ブックマーク / www.webdice.jp (14)

  • 「怪談は人間でない〈異〉なるもの、死が横たわってるものを表す」書評ライブ『五所純子のド評』レポートVol.1「怪談」 - webDICE

    文筆家の五所純子が渋谷アップリンク・ファクトリーで毎月最終火曜日に行なっているイベント『ド評』。その第四回目のテーマには蒸し暑い夏の夜らしく『怪談』が選ばれた。大勢の目撃者がいたにも関わらず、未然に防ぐことの出来なかった殺人事件について言及するルポタージュ『38人の沈黙する目撃者 キティ・ジェノヴィーズ事件の真相』の紹介を皮切りに、今改めて怪談として捉えなおすことが可能な書籍を次々に紹介した。このイベントは90分にわたり、モノローグ形式でディスク・ジョッキーならぬブック・ジョッキーのように書評を行なっていくというもの。彼女の思考の移り変わりが空間に綴られ、観客の思考と繋がっていく様がとてもスリリングなこの即興で行われるライブ・パフォーマンスの一端を、言及された書籍とともにレポートする。 人の語る嘘、虚と実が交錯し点滅する仕方に個々人のありようが現れる 『38人の沈黙する目撃者 キティ・ジェ

    「怪談は人間でない〈異〉なるもの、死が横たわってるものを表す」書評ライブ『五所純子のド評』レポートVol.1「怪談」 - webDICE
  • 「ネットのヴァーチャルな世界がある一方で人間には実際に触れ合うことが必要」『名前のない少年、脚のない少女』エズミール監督が答える - webDICE

    『名前のない少年、脚のない少女』より ブラジルのドイツ系移民の村を舞台に、そこに住む少年少女たちのネットでの繋がり、そしてリアルな触れ合いを求めて漂う姿を描く映画『名前のない少年、脚のない少女』、3月にロードショー公開されたこの作品が、8月20日(土)から26日(金)まで1週間限定で渋谷アップリンクにて再上映される。ブラジル映画界の新鋭・エズミール・フィーリョ監督が、都会にはない閉鎖的な雰囲気を持つ田舎の村で、現実とバーチャルの境界線でつかみどころなく揺れる若者たちの感情を、大人の世界への憧憬や、ポップ・ミュージックへの共感を通して描いている。文筆家、翻訳家、占い師、ミュージシャン、ダンス・パフォーマーと様々な顔を持ち、作品そして人間への深い洞察を常に試みているReiko.A/東 玲子が、思春期・自殺・インターネット・地方の若者たちの現実、という4つのテーマを元にフィーリョ監督に問いかけを

    「ネットのヴァーチャルな世界がある一方で人間には実際に触れ合うことが必要」『名前のない少年、脚のない少女』エズミール監督が答える - webDICE
    meticro
    meticro 2011/08/20
    今日から一週間、アップリンクでリバイバル上映するのか。イメージフォーラムで見てばっちり泣いたけれど、もう一度見たい。
  • 山本英夫『ホムンクルス』の題材となったトレパネーション、その歴史に迫る映画『ア・ホール・イン・ザ・ヘッド』 - webDICE

    字幕監修のケロッピー前田氏が語る「トレパネーション・ムーブメントは、現在も世界規模で進行中です」。7/21、22に上映+トークイベント開催。 山英夫の漫画『ホムンクルス』(小学館)で話題となったトレパネーション(頭蓋骨に穴を開ける療法)の真実に迫るDVD『ア・ホール・イン・ザ・ヘッド』が発売。リリースを記念して、字幕監修を担当したケロッピー前田氏をMCに、多彩なゲストを迎えた上映イベントが渋谷アップリンク・ファクトリーで開催される。この映画『ア・ホール・イン・ザ・ヘッド』は、1960年代から意識の覚醒のために自ら頭蓋骨に穴をあけた実践者たちの証言や、志願したジョン・レノンの顛末、さらには脳神経外科医や人類学者たちの医学的学術的分析により構成。トレパネーションどれほど広い地域の文化歴史に関わりをもってきたのかをつぶさに知ることのできる貴重な映像とエピソードを収められており、同時にカウンタ

    山本英夫『ホムンクルス』の題材となったトレパネーション、その歴史に迫る映画『ア・ホール・イン・ザ・ヘッド』 - webDICE
  • 611脱原発同時多発デモ、新宿アルタ前は解放区に! - webDICE

    photo by 浅井隆 3月11日の東日大震災と福島第一原発事故から3ヶ月となる6月11日(土)、「6.11 脱原発100万人アクション」が開催。全国で脱原発デモや集会が行われた。JR新宿駅東口前広場をゴールとした新宿では20,000人が参加したと発表された。この日は他にもアメリカやオーストラリア、フランスなど世界各国で原発反対行動が大きさを増した。 町田「6.11脱原発100万人アクションIN町田」 photo by soramame──約300名と小規模ではありましたが、デモの少ない町田で、駅ターミナルを通過した時の周囲へのアピールは大きかったと思います。小さな一歩だけど、偉大な一歩だと思いました。町田には反原発の有識者が多数住んでいるので、今後の盛り上がりも期待できます。(町田) 千葉「6.11原発なくせ!千葉アクション」 古田紗知子 photo by 西澤絵理──450人参加。

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    meticro
    meticro 2011/06/15
  • 「毎回外さないようにしているのは焦燥感や、もやもやした気持ち」ニコ動ヒットメーカーwowakaが描く思春期の感情 - webDICE

    ニコニコ動画を中心としたインターネット上で作品を発表する音楽クリエーターたちが新たなレーベルBALLOOMを設立。その第一弾として、これまでもニコ動で記録的な再生回数を誇る「ローリンガール」「ワールズエンド・ダンスホール」「裏表ラバーズ」といったナンバーを作り続けてきたwowakaがアルバムを発表した。 5月18日にリリースされたアルバム『アンハッピーリフレイン』は、彼の音楽の特徴である疾走感に満ちたプロダクションと、十代の女の子の心の揺れ動きを描く世界観が色濃く感じられる仕上がり。彼の言葉にもあるように、作品のオリジナリティとともに、ニコ動をはじめとしたネット上の表現とCDなどのソフトとしての表現活動がリンクしていく動きの象徴的な作品だ。音楽シーンの活性化という視点からも、注目すべき作品であるだろう。 ニコニコ動画の質は既存の音楽シーンと共通している ──これまでも自主制作でCDは発表

    「毎回外さないようにしているのは焦燥感や、もやもやした気持ち」ニコ動ヒットメーカーwowakaが描く思春期の感情 - webDICE
  • 「どうしても放射性廃棄物を捨てるなら、東京に」原子力の識者がなぜ反原発を掲げるのか、京都大学原子炉実験所・小出裕章助教に聞く - webDICE

    京都大学原子炉実験所の小出裕章助教。取材は、照明や、夏でもエアコンをつけないという研究室にて。 人類史に刻まれた311、つまり東日大震災と福島原発の事故により、原子力発電に依存した日のエネルギー政策があらためて問題となっている。原子力政策に異を唱えて続けてきた「熊取6人衆」の一人、京都大学原子炉実験所の小出裕章助教は、今回の事故当初から東京電力や政府による発表に疑問を呈し、放射性物質の危険性を警告してきた。原子力の研究者がなぜ原発に反対するのか。小出助教の原子力に対しての姿勢に至る経緯、次世代のエネルギー、そして映画『100,000年後の安全』でフィンランドの実例が描かれた核廃棄物の処理について、有太マンが聞いた。 大学の原子核工学科で 「原子力はとんでもないものだ」ということに気付いた ──先日、ソフトバンクの孫正義さんがはっきりと反原発の姿勢を打ち出されたように、そういった、少なか

    「どうしても放射性廃棄物を捨てるなら、東京に」原子力の識者がなぜ反原発を掲げるのか、京都大学原子炉実験所・小出裕章助教に聞く - webDICE
  • 映画『名前のない少年、脚のない少女』の主人公が伝える、「アートとアートが持つ力」そして世界とつながること - webDICE

    トゥアネ・エジェルスが日へ向けたメッセージに添えられた、彼女自身による写真。 ブラジルの田舎町に住む少年少女の世界を瑞々しく描いたエズミール・フィーリョ監督の『名前のない少年、脚のない少女』の中で、自分の動画や写真をネット上に残し、恋人と心中した“脚のない少女”ジングル・ジャングルを演じたトゥアネ・エジェルス。現実の世界でも、J.Jingle Jangleという名前で作品をflickrにアップしているアーティストでもある。 この映画のテーマでもある“世界とつながること”についてはどう考えるのだろうか? 3月26日(土)からの日公開に先立ち、彼女へのインタビューとともに、東日大震災の被害を受けた日に届いたメッセージも掲載する。 困難な時期にきています。日のみなさんと同様、3月11日に起こったことによって全世界が緊迫しています。過敏になってしまうほど写真や映像、ニュースを目にしますが

    映画『名前のない少年、脚のない少女』の主人公が伝える、「アートとアートが持つ力」そして世界とつながること - webDICE
  • 2010年キネマ旬報ベストテン文化映画第1位『ショージとタカオ』特別上映!「さしさわりのある映画特集」開催 - webDICE

    『松川事件』『ゆきゆきて進軍』『小人の饗宴』など、論議を醸し新たな視点を提示する全24作品、渋谷アップリンク・ファクトリーで一挙上映 冤罪や差別など、政治や社会、文化のなかでタブーとされたテーマを新たな視点で描くドキュメンタリーそしてフィクションをラインナップした「さしさわりのある映画特集」が1月22日(土)より渋谷アップリンク・ファクトリーにて開催される。 特別招待作品として、2010年キネマ旬報ベストテン文化映画第1位を獲得した『ショージとタカオ』を上映。映画が社会や時代から〈さしさわり〉があるものとされてきた主題とどう取り組み、どのような論点で描こうとしてきたのか、多様な表現方法から垣間見ることのできる特集となるだろう。 上映作品 特別招待作品『ショージとタカオ』 特別招待作品『ショージとタカオ』 1967年に茨城県布川で起きた強盗殺人事件の犯人とされたショージとタカオは、獄中29年

    2010年キネマ旬報ベストテン文化映画第1位『ショージとタカオ』特別上映!「さしさわりのある映画特集」開催 - webDICE
    meticro
    meticro 2011/01/22
  • 木村伊兵衛写真賞記念展第4期1/22より開催、ドキュメンタリー的視点を駆使したホンマタカシ、ガールズフォトの先鞭をつけたHIROMIXなどを展示 - webDICE

    都築 響一「ROADSIDE JAPAN 珍日紀行」より 見どころ!川崎市市民ミュージアム 学芸員 林司 川崎市市民ミュージアムで5期連続で御紹介してきた「木村伊兵衛写真賞35年周年記念 展」も、今回が最終回となりました。ラストとなる今回の展示は、1997年(第23回)から2003年度(第29回)と、2000年を中心に11作家の受賞作品をご覧いただきます。この時期の日写真界のキーワードを一つあげるとすれば「カメラ女子」です。最近は女性向けのカラフルなカメラも多数発売され、街中でカメラを構えて撮影をする女性の姿も珍しくなくなりました。その、ガーリーフォトブームの火付け役とも言えるのが、2000年度受賞のHIROMIX、蜷川実花、長島有里枝の3名です。特にHIROMIXは写真作品だけでなく、女子高生写真家として脚光を浴びる姿が、当時の女子学生達の憧れの的でもありました。 そして、2003年

    木村伊兵衛写真賞記念展第4期1/22より開催、ドキュメンタリー的視点を駆使したホンマタカシ、ガールズフォトの先鞭をつけたHIROMIXなどを展示 - webDICE
    meticro
    meticro 2011/01/22
  • 梅佳代、岡田 敦、高木こずえほかゼロ年代を代表する写真家の木村伊兵衛写真賞受賞作、11/13より企画展開催 - webDICE

    デジタルの波、女性写真家の台頭などが話題となった2004年から2009年までの木村伊兵衛写真賞受賞作、および木村伊兵衛作品を展示 岡田敦「I am」より 見どころ!川崎市市民ミュージアム 学芸員 林司 1990年頃から、写真界の一番の大きな問題は写真のデジタル化でした。従来のフイルムや印画紙はハロゲン化銀を使用していることから、「銀塩(アナログ)を選ぶのか、非銀塩(デジタル)を選ぶのか」という問題を、写真家だけでなく、カメラ製造会社や、感光材料メーカーといった、写真業界全体が考えなくてはならなくなりました。プロだけでなく、一般の人々にもデジタルカメラが普及し、携帯電話にもカメラ機能がついた2000年以降、自宅のパソコンで画像を見たり、プリントしたりできるようになったため、街の写真現像店で現像を注文する必要はなくなりました。また、画像加工ソフトも手軽に扱えるようになったため、誰もが画像処理を

    梅佳代、岡田 敦、高木こずえほかゼロ年代を代表する写真家の木村伊兵衛写真賞受賞作、11/13より企画展開催 - webDICE
  • webDICE - 『リアル!未公開映画祭』公式サイト | 2010年12月25日(土)より、渋谷アップリンクほか全国順次開催

    リアル!未公開映画祭:上映作品01 ジーザス・キャンプ ~アメリカを動かすキリスト教原理主義~ 2006年 / アメリカ / 87分 キリスト教福音宣教会のフィッシャー女史が主催する、子供のサマーキャンプを追う。全米・全世界の福音宣教会信者の家庭から子供たちが参加するキャンプでは、子供たちに原罪を懺悔させ、中絶反対を解き、キリスト教を推進するブッシュを奉っていた。 監督:ハイディ・ユーイング、レイチェル・グラディ 製作スタッフ:ナンシー・ダダック、モーリー・トンプソン © 2006 A&E Television Networks. All Rights Reserved 作品詳細・予告編はこちら≫ リアル!未公開映画祭:上映作品02 ビン・ラディンを探せ! ~スパーロックがテロ最前線に突撃!~ 2008年 / アメリカ / 93分 ビッグマックをべ続けて話題を呼んだ「スーパーサイズ・ミー

  • 「僕は人間を撮りたい」ハービー・山口が語る、40年経っても変わらないもの、そしてカメラマンとしての原点となった1枚の写真 - webDICE

    『1970年、二十歳の憧憬』より、ハービー氏が現在のスタイルを志すきっかけとなったカット。(c)ハービー・山口 写真家ハービー・山口の写真展『1970年、二十歳の憧憬』が東京・品川のキヤノンギャラリーSにて開催。1969年から1973年にかけて、当時二十歳前後であった山口氏が撮影し、「人間を撮りたい」という氏の写真のスタイルを決定づけた未発表のモノクロ写真で構成。これに伴いハービー・山口氏による講演会がキヤノンホールSにて開催された。講演では、この写真展のために作られたシンガー・ソングライター入日茜さんのオリジナル曲がスライドとともに披露されたほか、当時のエピソードや、その後単身ロンドンに渡り写真家としての修業を行った際の交友録、そして写真家を目指す若い世代へのメッセージなどが語られた。 自分のやりたいことに正直に生きていく 「今回ギャラリーで展示してある写真は、40年前、1970年代の写

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  • 宮下ナイキパークの裏側に追った番組がOur Planet-TVから配信─小さな公園を通して現在の日本の問題が露わになる - webDICE

    番組『宮下公園』より 環境や人権の問題を積極的に発信してきた独立放送局Our Planet-TVが特別番組『宮下公園~TOKYO/SHIBUYA~』の配信を開始した。渋谷駅に最も近い緑地であり、山の手線の車窓からもその景観を確認することのできる渋谷区立宮下公園。渋谷区がナイキに命名権を売却したことによる名前の変更及びスポーツ公園化に対し、様々が議論が起こっている。そんななかこの番組では、この問題を取り巻く区役所員、ホームレス、スケーターなど数多くの関係者に5ヵ月に渡って独自の取材を行い、渋谷区議会が区民の要望として受け取ったとされる要望書の実態について迫っている。 渋谷駅に一番近い公園「宮下公園」―。宮下公園は、ケヤキが青々と茂るこの公園は、デモの出発地点として、長年、親しまれてきた。1990年代から、野宿者が暮らすブルーテントが急増。しかし、2006年にフットサル場が整備され、3分の1ほ

    宮下ナイキパークの裏側に追った番組がOur Planet-TVから配信─小さな公園を通して現在の日本の問題が露わになる - webDICE
  • 『マンガ漂流者(ドリフター)』30回 彼女という才能は、まるで彗星のように現れた - webDICE

    デザイナーでもある作者人が装丁を手がけている。市川春子「虫と歌」(講談社)より 『月刊アフタヌーン』(講談社)の主宰する新人賞「2006年夏の四季賞」にて、「虫と歌」で大賞を受賞しデビューした市川春子。彼女の出現はちょっとした事件であった。それほどまでに、デビュー作の非凡さは読者を唸らせたのだ。その後、『月刊アフタヌーン』にて、寡作ながらも作品を発表し続け、今年。3年の月日を経て、処女作品集「虫と歌」が発売されるやいなや一部で熱狂的な支持を得た。なぜ、彼女の作品がそれほどまでに読者を魅了するのか。その魅力を明らかにしていきたい。 身体欠損、欠落した感情。圧倒的に欠けているモノの言葉を聞く 市川春子のテーマはあまりにも一貫している。そのテーマはデビュー作「虫と歌」にすべてが込められていた。 兄と弟と妹が静かに暮らしていた。兄の仕事は新種の昆虫の模型を作ることらしい。その昆虫の模型は何処かで

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