このところ大幅な低価格化が進み、一段と購入しやすくなったフルHD対応プロジェクター。そのなかでも、低価格化を推し進める急先鋒(せんぽう)となったのが、三菱電機のHCシリーズである。同社の最新モデルであり、エントリークラスに位置する「LVP-HC5500」について、じっくり紹介していこう。 製品の特徴 設置性の高さが光るコンパクトなボディーを採用する三菱電機の「LVP-HC5500」。ボディカラーはメタリック調のブラックで、レンズまわりだけブルーとなっている 三菱電機は以前よりビジネス向け製品を手がけていたこともあって、プロジェクターに関しては定評あるメーカー。以前はDLP方式のパネルを採用していたが、HC5500の2世代前となる「LVP-HC5000」以降は、エプソン製の透過型液晶パネル“D6”C2FINEを採用。既存ラインアップ、とくにフルHDモデル比では半額前後の実売価格を実現すること