外食チェーンを展開するゴリップ(京都市下京区)は、牛カツの外食専門店「京都勝牛」の国内外の店舗網を、現在の74店舗から5年後の令和6(2024)年を目標に約4倍の300店体制へ拡大する事業計画を明らかにした。8月は新たにカナダへ初出店して北米進出を果たすなど、同社が京都から提案した新たな和食「牛カツ」を世界に広げる戦略を進める。 具体的には5年後をめどに、国内は現在の54店舗から200店舗へ拡大。路面店のほか、大型商業施設内のフードコートや主要幹線道路沿いの郊外型店の出店を増やし、他社と提携したフランチャイズ(FC)店も含めた出店拡大を図る。 海外は現在、現地の企業と提携し、韓国で17店、台湾で3店の計20店舗を展開。今後はアジアを中心に、欧米でも出店を広げ、現在の約5倍の100店に店舗網を広げるとした。 「京都勝牛」は平成26年12月に京都・先斗町で初出店し、インバウンド(訪日外国人客)