ブックマーク / gendai.media (1,783)

  • 年金大改正で、「60歳から繰上げ受給」を考えている人がハマりがちな「落とし穴」(山中 伸枝) @moneygendai

    メディアの情報に正解はない 2022年4月に行われた年金改正は、多くの方の関心を集めメディアでも大きく取り上げられています。しかし人生100年時代に個々人が公的年金をいかに活用するかは、メディアで語られるストーリーと異なることも多く、とても注意が必要です。 今回は、「年金は早くもらわなきゃ損」とファイナンシャルプランナーである筆者にご相談をお申込みになった松田さん(仮名 59歳 会社員男性)のお話をご紹介します。 松田さんがFP相談に申し込まれた理由は、4月から年金を繰上げした際の減額率が減り、受け取れる年金の損益分岐点が大幅に後ろ倒しになったので、これからは繰上げが圧倒的に有利だという週刊誌の記事を読まれたからだそうです。定年後の生活をどうするか考えていたところ、この記事はまさしく朗報だ!と飛びついたそうです。 とはいえ、独身の松田さん。老後頼れる人もいないので、一度今後のことを相談した

    年金大改正で、「60歳から繰上げ受給」を考えている人がハマりがちな「落とし穴」(山中 伸枝) @moneygendai
  • 【最新版】認知症になりやすい「意外なクスリ」を実名公開する…!睡眠薬や、ぜんそく薬も(週刊現代) @moneygendai

    一度なってしまったらもう治らず、坂を転げ落ちるように認知機能が衰えていくと思われがちなアルツハイマー病だが、じつは猛スピードで新薬の開発が進んでいる。『アルツハイマー病は「治らない病気」ではなくなる…日の「最新薬」でわかった凄い治療法』ではその最新の研究を追った。 しかし一方では、服用によって逆にアルツハイマーの症状を誘発してしまう薬もあるという。そのリストを稿で明かそう。 1割は薬が原因で発症 「認知症を発生させる最大のリスクは加齢ですが、時には薬の服用によって発症が誘発されてしまう例もあります。 これは特殊な薬ではなく、広く使われている薬が原因となることが多いのです」 こう警告するのは、金沢大学医学部准教授で薬理学の専門家である小川和宏氏だ。 薬が原因となって発症する認知症は薬剤誘発性認知症と呼ばれ、認知症患者全体の1割程度を占めている。実際にどのような薬が危険なのか。 まず挙げら

    【最新版】認知症になりやすい「意外なクスリ」を実名公開する…!睡眠薬や、ぜんそく薬も(週刊現代) @moneygendai
  • 「日本がどんどん『貧乏』になって、本当に困ってます!」…海外在住日本人を襲う「円安地獄」のヤバすぎる現実(岡村 聡) @moneygendai

    前回のコラム(『「日」に2年ぶりに帰国したら驚いた「空港」「学校」「スーパー」のヤバい現実』)で日に久しぶりに帰国した際に感じたデジタル化の遅れと、そのために若者や子供にコロナ対策によるシワ寄せが行っているということを指摘しました。 今回のコラムではコロナ禍において海外に住む日人がどのような影響を受けていて、今後どのようなトレンドが進行していきそうかを占いたいと思います。 「円安」が直撃…海外在住日人たちのヤバい現実 海外での日人の暮らしに目下最も大きな影響を与えているのが円安の進行です。ドル円については21年頭に103円前後だったこところから、昨年末に115円を超えるところまで10円以上円安が進行しました。しかし、それは序章にすぎず22年に入ってから急ピッチに円安が進行し、一気に125円を超えてきています。

    「日本がどんどん『貧乏』になって、本当に困ってます!」…海外在住日本人を襲う「円安地獄」のヤバすぎる現実(岡村 聡) @moneygendai
  • SNSで「無邪気に」感想が言えない…Z世代の「奇妙な謙虚さ」(稲田 豊史) @gendai_biz

    映画やドラマなどの動画を初見で「倍速視聴」「10秒飛ばし」する習慣が広がる背景について考察した筆者の記事「映画を早送りで観る人たち」シリーズ(全9回)は昨年、SNSで大きな話題になり、テレビなどのメディアにも取り上げられた。それだけ世間の関心が高いテーマであることを改めて実感した次第である。 先日、同シリーズに追加取材と大幅な加筆を行った『映画を早送りで観る人たち ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形』(光文社新書)というを出した。同書中、倍速視聴積極派のひとりとして登場するのが、ゆめめさんだ。 彼女は1995年生まれの、いわゆるZ世代。1974年生まれである筆者の“常識”からすれば、その視聴スタイルは驚くことばかり。対談の後編となる今回は、倍速視聴を“せざるをえない”Z世代のメンタリティを深堀りする。 Z世代の“奇妙な謙虚さ” 稲田 書を読まれて、つまり自分たちの行動が2

    SNSで「無邪気に」感想が言えない…Z世代の「奇妙な謙虚さ」(稲田 豊史) @gendai_biz
  • 名前も仕事も全部ウソ…30代女性がマッチングアプリで出会った年下彼氏の「驚きの正体」(アクアグローバルサポート) @gendai_biz

    「別れさせ工作」を行っている弊社には日々さまざまな案件が寄せられるが、中でも急増しているのはマッチングアプリが絡む案件だ。前編でご紹介した通り、今回の依頼者は営業職として働く34歳のユイさん(仮名)。アプリで出会ったタケシさんと交際中だが、彼は別の彼女と別れ話中だという。そのことは承知で交際しているというが、彼には内緒で「彼と別の彼女との別れさせ工作」を依頼したというわけだ。 ここまでは私たちにとってはよくある話なのだが、調べてみると驚きの事実が判明。しばらく彼とは会えていないというユイさんだったが、その居場所を探す過程で、実はユイさんが伝えられていたタケシさんという名前は偽名で、名は「ケイタ」らしいということがわかった。ユイさんはタケシさん改めケイタさんに結婚を約束して500万円を貸しているということで、お金の行方も気がかりだ。 私たちはケイタさんが東北地方の親の会社で働いているらしい

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  • PTAの「ベルマーク集め」が、非効率なのに無くならない根本原因(大原 みはる) @moneygendai

    小中学生の子どもを持つ保護者(特に母親)を悩ますPTAの問題。一度でも活動に関わった経験のある保護者に聞けば、活動の内容ややり方が時代に合わなくなっている例をいくらでも挙げてくれる。 たとえば、インターネットやSNSが主流となった今でも、毎週1回、平日の昼間に学校に集まる必要があるのか、LINEやZoomではだめなのかといった話から、関係者を無理やり動員しなければ集客できない、「誰得(誰が得するのか疑問)」なイベントの実施などである。 第1回「「1人だけ逃げるなんて許さない」加入を事実上「強制」するPTAの深刻な病理」に続く連載の第2回では、賛否が分かれる活動の筆頭に挙げられそうなベルマーク運動を題材に、活動内容や方法が時代に合わなくなってきている問題を考えてみたい。 「時給いくら?」疑問が浮かぶベルマーク運動 みなさんも子どもの頃から身近だったベルマーク運動。念のため説明しておくと、日常

    PTAの「ベルマーク集め」が、非効率なのに無くならない根本原因(大原 みはる) @moneygendai
  • 日本で「選挙に行こう」というスローガンが「絶望の産物」になってしまっている理由(坂倉 昇平,酒井 隆史) @gendai_biz

    の労働現場のしんどさに対して、私たちはいったい、どうしたらいいのか? 労働運動の歴史や思想に精通した『ブルシット・ジョブの謎』の著者・酒井隆史氏(大阪府立大学教授)と、長時間労働やパワハラなどの労働相談を日々受けてサポートを行ってきた『大人のいじめ』の著者・坂倉昇平氏(労働問題に取り組むNPO法人「POSSE」理事)に、市場の論理に回収されない「働くことの自律性」を取り戻すためにどんなことがなしうるかについて、語り合ってもらった。 (取材・構成:飯田一史) 他人に答えを求めるのをやめよう 酒井 よくイベントで質疑応答の時間があると「じゃあ、どうしたらいいんですか」と訊かれます。『ブルシット・ジョブの謎』の刊行記念イベントでも同様でした。 当はそこで、答えを他人に求めるのをやめて自分で模索を始めたときにこそ、われわれは解放される、といいたいのですが、なにか無責任な気もして、いつもどうし

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  • 快適な睡眠は「ふくらはぎ」が決める…!「夜のトイレ」と「こむらがえり」はこう防ぐ(週刊現代) @moneygendai

    膀胱を安定させる 良質な睡眠は健康づくりの要と言っていい。だが、これを大きく妨げる要因が2つある。夜中に何度もトイレに起きてしまう「夜間頻尿」と、ふくらはぎがつって激痛で目覚めてしまう「こむらがえり」だ。 これらを防ぎ、朝まで目覚めることのない快適な睡眠を取り戻すためにはどうすればいいのか。 まずは「夜間頻尿」の改善法について見ていこう。横浜市立大学医学部客員教授で、泌尿器科医の関口由紀氏が解説する。 「年を取ると筋力が衰え、下半身から上半身への血流が滞ります。すると、ふくらはぎなど下半身に余分な水分が溜まってしまうのです。これは来であれば腎臓へと流れ、尿となるはずなのですが体内に溜まったままになります」 こうして溜まった水分は、日中は下半身にとどまり続ける。しかし、いざ寝ようと思い横になると、下半身から腎臓へと送られていく。 「腎臓に送られた水分は、寝ている間に尿へと作り替えられます。

    快適な睡眠は「ふくらはぎ」が決める…!「夜のトイレ」と「こむらがえり」はこう防ぐ(週刊現代) @moneygendai
  • 1日の“すきま時間”で「腰痛」「肩こり」が劇的に和らぐ、驚きの「筋肉ほぐし体操」(週刊現代) @gendai_biz

    腰痛は揉んでも治らない 服を脱いで、レントゲン撮影。医者が撮り終えた写真を見ながら言う。 「背骨が歪んでますね。ただ、すぐには治りませんから、ひとまずお薬出しておきますね」 湿布に痛み止め、血行を良くする薬……指示通りに使っても、しばらくするとまた痛みがぶり返す。もう、諦めるしかないのか。そんなモヤモヤした日々を送っている人は多いだろう。 世界には暗雲が垂れ込めてきた。コロナが終わるかと思ったら、今度は戦争だなんて。時代の巡り合わせと相まって、気分はますます暗くなる。 しかし、そんなときだからこそ、自分の健康状態を見直す「総点検」に取りかかりたい。ほんの少しだけ、何気ない毎日の習慣や、考え方を変えるだけで、あなたを悩ませる痛みはウソのように消える。今日からは昨日までよりも、清々しく生きられるのだ。 まずは、全国で600万人近い患者が悩んでいる脊柱管狭窄症から対策を講じよう。 背骨の中には直

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  • 英国の超名門校と思ったら「中国人の学校」…日本の高原ではじまる「謎の教育ビジネス」(週刊現代) @moneygendai

    この夏、岩手県に英国式のインターナショナルスクールができる。日の地方にも国際化の波が押し寄せているのかもしれない。だが、その背後には実態のわからないチャイナマネーが蠢いていて……。 学費は年間900万円 岩手県盛岡駅からJR花輪線に乗り、1時間ほどで到着する安比高原駅は無人駅である。周囲はブナの木と針葉樹に囲まれ、駅舎以外の建物はほとんどない。駅から見える唯一の大きな建造物がオレンジ色の外壁をしたピカピカの校舎だ。 今年8月に開校を目指す、ハロウインターナショナルスクール安比ジャパン(以下、ハロウ安比校)の校舎建設が急ピッチで進められている。 英ロンドン郊外にあるパブリック・スクール、ハロウ校は450年の歴史を誇り、英国の名門私立校グループ「ザ・ナイン」の一角をなす伝統校だ。ウィンストン・チャーチル元英首相やジャワハルラール・ネルー初代インド首相など、世界的な指導者を輩出したことでも知ら

    英国の超名門校と思ったら「中国人の学校」…日本の高原ではじまる「謎の教育ビジネス」(週刊現代) @moneygendai
  • チャイナマネーが「日本の教育」にまで…これから起こる「経済侵略」の危ないシナリオ(週刊現代) @moneygendai

    この夏、岩手県に英国式のインターナショナルスクールができる。だが、その背後には実態のわからないチャイナマネーが蠢いていている可能性を前編記事『英国の超名門校と思ったら「中国人の学校」…日の高原ではじまる「謎の教育ビジネス」』で示した。 中国が英国の名門学校の看板を借りて、日教育ビジネスを行うこと自体は違法ではないが、問題はそのインターナショナルスクールに1億6400万円という多額の補助金を計上されているというと話は別になってくる。 これは一体どういうことなのか…? 関係者の話から、今後日に起こる非常事態について解説する。 税逃れのおそれもある 八幡平市議の米田定男氏はこう言って訝しむ。 「八幡平は過疎地域ですから、そこに学校ができて、人が来ることに関しては歓迎しています。ハロウ安比校はいわゆる富裕層を対象とした学校ですから、正直に言えば、そういう人たちと地元民の交流がうまくいく

    チャイナマネーが「日本の教育」にまで…これから起こる「経済侵略」の危ないシナリオ(週刊現代) @moneygendai
  • 『ブラタモリ』女性アナ出世のウラで…番組中に「局内のエース」に育てる、タモリの凄さ(週刊現代) @moneygendai

    2月9日にNHKが発表した「春の大改編」に注目が集まっている。4月から看板番組の顔ぶれが入れ替わる「サプライズ人事」が行われたのだ。その改編の中心人物となった4人の女性アナウンサーには共通項がある。それが『ブラタモリ』だ。 前編記事『『ブラタモリ』の女性アナウンサーが、なぜかこぞって「大出世」するワケ』では、同番組に出演する女性アナウンサーは出世するという噂の真相をNHKの番組担当者に聞いた。引き続き彼女たちが「エース」として評価されるに至った経緯をお伝えする。 成長を見守る気分 NHKのベテラン局員がこう明かす。 「『ブラタモリ』には『女性アナの成長を楽しめる』要素もあると確信したのです。担当したばかりだと、タモリさんの博覧強記ぶりに目を丸くするばかり。それが、タモリさんと距離を縮めていくうちに一緒に番組を楽しめるようになる。 そんな成長譚に視聴者はグッときて、いつの間にか女性アナを好き

    『ブラタモリ』女性アナ出世のウラで…番組中に「局内のエース」に育てる、タモリの凄さ(週刊現代) @moneygendai
  • “東京の地場産業”だった「アニメ制作」が、なぜかいま地方に続々進出しているワケ(数土 直志) @gendai_biz

    各地で次々に誕生するアニメ制作スタジオ 『鬼滅の刃』や『呪術廻戦』の大ヒットなど、アニメ人気は国内外でますます盛り上がっている。こうした人気を背景に映画から配信・テレビ向けまで作品制作数は近年急増している。毎年およそ300タイトルものアニメシリーズ、80前後もの劇場アニメが公開されるほどだ。 作品のニーズが高まる一方で、アニメ制作のキャパシティは限界と業界から悲鳴にも似た声も聞こえる。有力スタジオは2年、3年先まで制作予定がぎっしり。新たな企画がはいる余地はほとんどないほどだ。 従来のアニメスタジオだけでは増大するニーズに対応できないと、近年目立つのが新しいアニメスタジオの設立だ。このなかでこれまでアニメと結びつきがなかった地方での設立が目立っている。福岡、京都、札幌、名古屋といった中核都市だけでなく、秋田や岡山、鳥取県米子、新潟県柏崎と幅広い地域に広がっているのだ。2021年だけでも

    “東京の地場産業”だった「アニメ制作」が、なぜかいま地方に続々進出しているワケ(数土 直志) @gendai_biz
  • 「ウクライナは核を放棄したからロシアに侵攻された」という議論が見逃していること(秋山 信将) @gendai_biz

    ウクライナは核を放棄したからロシアに侵攻されたのだ――ロシアウクライナへの侵攻を続ける中、日でもそうした議論を目にするようになった。しかし、単純にそう考えてしまっていいものなのか。国際政治、なかでも軍備管理や安全保障を専門とする、一橋大学大学院法学研究科教授の秋山信将氏が解説する。 「核を放棄しなければ…」 ロシアウクライナに侵攻した。これだけ軍事力に格差があれば、ウクライナなどロシア軍にとっては一ひねりだろうと想像していた向きも多かったようだが、ゼレンスキー大統領のリーダーシップ(こちらについても彼を見くびっていた人たちも少なくなかったのではないだろうか)の下でのウクライナ軍と国民の抗戦は、能力、意欲ともに予想をはるかに超えるものであった。 一方、ロシアのプーチン大統領は、米国や北大西洋条約機構(NATO)の介入の機先を制する意図もあってか、核兵器使用の可能性を早い段階から示唆し、

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  • メルカリで、利益がほとんどでない「300円出品」をする人の理由(川崎 さちえ) @moneygendai

    メルカリに出品する際の最低販売価格は300円です。実際にこの価格で出品されている商品もありますが、手数料や送料を考えたら、手元に入ってくる販売利益は100円以下になることも少なくありません。 300円で出品した時の販売利益を計算してみましょう。メルカリの販売手数料が10%で30円、送料はらくらくメルカリ便のネコポスの175円とすると、残るのは95円です。もし84円の普通郵便で送れたら、残るのは186円。 積み上げれば大きな金額になる…とはいえ、出品や梱包、発送の手間や時間を考えたら割に合わないと思う人も少なくないでしょう。 それでも300円で出品するのは、以下の理由が考えられます。 評価を積み上げたい メルカリを始めた当初は、評価がゼロの状態です。みんな初めはゼロに決まっていますが、いざ自分が商品を買う側になったら、出品者の評価はとても気になるものです。 評価が高ければ高いほど(もちろん、

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  • 「高級タワマン」は「東京五輪後に暴落する」と言われた資産家、その驚きの結果(岡本 郁雄) @moneygendai

    コロナ前と比べて1.25倍の上昇 コロナ禍にあっても、中古マンション市場は活況だ。東日不動産流通機構発表の2021年12月度のマーケットデータによれば、2021年12月の東京都区部の中古マンションの1平方メートルあたりの成約価格は 95.61 万円で、前年比プラス 12.5%の 2 ケタ上昇。2020年5月から20ヵ月連続で前年同月比でプラスになるなど上昇傾向が続いている。 直近の底値だった2020年4月度の1平方メートルあたりの成約価格は、76.46万円なので1平方メートルあたり20万円近くも上昇したことになる。僅か20カ月で1.25倍になったということだ。 20ヵ月前の2020年春と言えば、最初の緊急事態宣言の発令前後のタイミングだ。この時期に、マンションが購入できた人の中には、僅か1年半で3割近くも資産価格が上昇した人もいる。 一方で、2020年の春に保有するマンションを売却した人

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  • 杉原杏璃「FIREはしません」元グラドルの“億り人”が明かす「おカネと投資」の哲学(マネー現代編集部) @moneygendai

    知識ゼロの状態から株式投資を始め、利益を上げ、数々の夢を実現してきた元グラビアアイドルにして「株タレント」の杉原杏璃さん。その投資術を余すところなく伝えた『マンガでよくわかる株1年生~億り人 杉原杏璃と一緒に』がわかりやすい株の入門書として話題になっています。 そんな杉原さんにとって、おカネとはどんな存在なのか。何のために投資をしているのでしょうか。彼女の「おカネと投資の哲学」について、お話をうかがいました。 取材・文/堀容優子(ようこ) 自営業者の親から学んだ「おカネ観」の原型 もの心ついたときから「倹約家」で、無駄遣いすることのない子どもでした。 こういうと「親御さんからしっかりした金銭教育を受けたのですか?」と聞かれることが多いのですが、そんなわけではありません。 ただ、「コンビニでお菓子を買うよりスーパーのほうが安いよね」とは言われていました。理由は「コンビニのお菓子は基定価だか

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  • 「公開処刑」が行われるイランで死刑が確定したときに起きること(此花 わか)

    中国に次いで、死刑執行数世界2位の国、イラン。2021年の日の死刑執行数は3人だったが、イランは未公表の事例も含め246人もいたという(ちなみに、中国は死刑執行数が国家機密なので正確には分からないが、アムネスティ・インターナショナルによると数千人いると考えられている ※1)。 「生きている人間の命を奪う死刑は、非人道的であり、一度執行してしまうと、間違いがあとで発覚しても二度と取り返しがつかない」「犯罪の抑止力は証明されていない」などの理由で、現在、世界の70%の国・地域が死刑を廃止している(※2)。 国際社会の流れは死刑廃止に動いており、国連は1948年の世界人権宣言以来、死刑廃止を求め続け、死刑制度がある日にも何度も勧告をしているのが現状だ。 2022年の現在、死刑を執行する国はもう18カ国しか残っていない。そんな世界情勢のなか、レイプの被害者や同性愛者が公開処刑されるイランで、死

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  • 「校則がゆるくても荒れない学校はある」という理屈は、なぜ教師に通用しないのか?(飯田 一史) @moneygendai

    私たちが日常的に行っている会話を記録して丹念に追うことで、人間同士のインタラクションがいかにして成立しているのかを分析するエスノメソドロジーという社会学の研究分野がある。 この手法を用いて、ある中学校の教職員会議に立ち会い、校長や教頭、現場教師たちがいかにして校則や「荒れ」、時間外労働、保護者に対する説明責任についての議論を展開し、何を論拠に語っているのかという「当事者の論理」を明らかにした『学校組織の解剖学』(勁草書房)が刊行された。 意外にも既存の学校組織研究ではこうした視点は抜け落ちてきたものだというが、「教師は現場でこんなふうに理屈を使って動いているのか」という驚きがある。たしかに「校長の権限を強くすれば学校は変えられる」とか「学校は地域などにまで民主的に開いていくべきだ」といった理屈では到達できない“現実”が記述されている。 著者の鈴木雅博・明治大学情報コミュニケーション学部准教

    「校則がゆるくても荒れない学校はある」という理屈は、なぜ教師に通用しないのか?(飯田 一史) @moneygendai
  • このままでは日本料理が消滅する…?銀座の「世界的料理人」が危機感を覚えるワケ(奥田 透) @moneygendai

    東京・銀座の割烹「小十」をはじめ、パリ、ニューヨークにも出店するなど、日料理の旗手として世界的に活躍している奥田透さん。著書『日料理は、なぜ世界から絶賛されるのか』は、プロフェッショナルならではの美学と仕事論がたっぷり詰まった一冊だ。そんな奥田さんは今、日料理の将来に危機感を覚えているという。このままでは、遠くない時期に日料理がなくなってしまうかもしれない……。その深刻な現実について語ってもらった。 人気が低迷している日料理 私が今、一番危機感を覚えているのは、そう遠くない時期に日料理がなくなってしまうのではないかということです。もちろん、ゼロになることはないと思いますが、かなり少なくなるのではないかと、そして、クオリティも下がっていくのではないかと思います。 お寿司は海外でも人気があるので、もしかしたら発展する可能性があるかもしれませんが、天ぷら、蕎麦、うどん、和菓子などは後

    このままでは日本料理が消滅する…?銀座の「世界的料理人」が危機感を覚えるワケ(奥田 透) @moneygendai