ブックマーク / tenki.jp (10)

  • 気象庁は「「余震」という言葉を使わない! 使われなくなった理由とは?」(季節・暮らしの話題 2024年04月14日) - tenki.jp

    「余震」というと、それより前に発生するいわゆる「震」よりは小さいもの。というイメージを持つ方が多いでしょう。 しかし2016年の熊地震では、最初にM6.5という規模の大きな地震が起きた後、その2日後にM7.3というさらに大きな地震が発生しました。 マグニチュードで比較すると、7.3-6.5=0.8の差ですが、そのエネルギーの差は約16倍にも達します。しかし、M6.5の地震直後、気象庁ではそれを「震」とみなし「今後の余震活動に注意」と注意喚起を行っています。つまり「余震」が「震」を上回るという事態が起きてしまったのです。

    気象庁は「「余震」という言葉を使わない! 使われなくなった理由とは?」(季節・暮らしの話題 2024年04月14日) - tenki.jp
  • また酷暑 週半ばに暑さピーク 40℃に迫る所も 厳しい暑さ長期戦 8月も平年超え(気象予報士 吉田 友海)

    この先、一段と厳しい暑さとなりそうです。今回の暑さのピークは週半ば頃で、名古屋市など所々で体温超えの暑さに。8月上旬・中旬にかけても平年を上回る厳しい暑さの日が多くなりそうです。 きょう23日(日)、九州南部が梅雨明けしたとみられると発表がありました。九州北部はまだ梅雨明けしていませんが、そのほかは梅雨明けしており、広く夏番となっています。きょう23日(日)も州付近は夏空が広がり、厳しい暑さとなっています。15時までの最高気温の全国トップは鳥取県米子市で36.7℃と体にこたえる暑さとなりました。全国のアメダス914地点のうち37地点で最高気温35℃以上の猛暑日となりました。 この先、30日(日)頃にかけて太平洋高気圧の勢力は強く、州付近に張り出すでしょう。強い日差しが照り付けて、一段と厳しい暑さとなりそうです。東北から九州にかけて所々で35℃以上の猛暑日となるでしょう。東京都心や名古

    また酷暑 週半ばに暑さピーク 40℃に迫る所も 厳しい暑さ長期戦 8月も平年超え(気象予報士 吉田 友海)
  • クリスマスの夜から年末寒波襲来 過去最強クラス 大雪をもたらすJPCZとは?(気象予報士 福冨 里香)

    先日、12月17日(金)~18日(土)にかけて、北陸など日海側を中心に一晩で50センチ以上も積雪が増えるドカ雪となりました。その原因は、冬型の気圧配置が強まり強い寒気が流れ込んだ事と、JPCZと呼ばれる日海寒帯気団収束帯が形成された事です。 冬型の気圧配置が強まると、シベリア大陸から冷たい風(寒気)が日海に流れ込みます。この冷たい風(寒気)は、中国と朝鮮半島の境界付近にある長白山脈(最高峰:白頭山2744メートル)により二分され、その風下(日海)で再びぶつかり収束帯(雪雲が発達しやすいライン)が形成、雪雲が発達しやすくなります。 大雪のもう一つの原因は、この冬は日海の海面水温が高い事です。大陸からやってくる冷たく乾いた空気(寒気)は、日海でたっぷりと水蒸気を補給して、雪雲へと成長します。そのとき、日海の海面水温が高いとより多くの水蒸気を得るため雪雲が発達、大雪を降らせます。今

    クリスマスの夜から年末寒波襲来 過去最強クラス 大雪をもたらすJPCZとは?(気象予報士 福冨 里香)
  • 観測史上1位に迫る記録的大雪のおそれも 年末年始は大雪による災害に警戒(気象予報士 樋口 康弘)

    これから日列島の上空1500m付近には、平年より10度前後も低い氷点下12度以下の非常に強い寒気が流れ込み1月1日頃にかけて日海側を中心に、場所によっては太平洋側でも大雪になる恐れがあります。 各地の大雪の警戒期間を確認すると、特に警戒が長引くのが北陸で30日から1月2日にかけてです。日海で発達した雪雲が同じ場所にかかり続ける恐れがあります。中国地方でも山陰の山地を中心に平地でも30日から元日にかけて警戒が必要です。そのほかでも東北は日海側を中心に31日大晦日から元日にかけて。関東甲信は長野北部や群馬北部で、東海では岐阜県の山地を中心に、近畿は北部山地を中心に30日午後から元日にかけて強い雪に警戒が必要です。 北陸では30日午後6時から大晦日午後6時までに多い所で70センチから100センチ、さらに大晦日午後6時から元日午後6時までに80センチから120センチの降雪が予想されます。世

    観測史上1位に迫る記録的大雪のおそれも 年末年始は大雪による災害に警戒(気象予報士 樋口 康弘)
  • 冬至の夜 約400年ぶりに木星と土星が超大接近!チャンスは日没後すぐ(気象予報士 瀬田 繭美)

    最近、宵の空の低い所に、明るい星が2つ並んでいるのを見かけたことはありませんか?2020年は、木星と土星が大接近して見えるとても貴重な年で、12月に入ってから2つの惑星の間隔が徐々に近づいてきています。 木星は約12年、土星は約30年でそれぞれ太陽の周りを一周しているため、平均して約20年に一度、この2つの星が同じ方向に並びます。ただし、2つの星が接近して見えるようすは約20年に一度起こりますが、木星と土星の公転軌道がわずかに傾いているために、必ずしも毎回「超大接近」にはなりません。 今回は、2つの星の間隔が0.1度ほどまで接近する「超大接近」となり、ここまでの大接近は397年ぶりなのだそう。今回を見逃してしまうと、次回は60年後の2080年になります。 正確には22日の未明に、地球から見て2つの惑星が最も接近します。 ただし、この最接近の時間帯は、日では木星と土星がすでに地平線の下に沈

    冬至の夜 約400年ぶりに木星と土星が超大接近!チャンスは日没後すぐ(気象予報士 瀬田 繭美)
  • 「台風10号」発生か 列島に影響の恐れ(気象予報士 吉田 友海)

    大型で非常に強い台風9号が東シナ海を北上していますが、台風9号とは別に、台風のたまごともいえる熱帯低気圧が小笠原近海にあります。この海域の海面水温は30℃前後と台風の発達しやすい状況となっており、今後、この熱帯低気圧は台風に発達する可能性があります。 上の「熱帯低気圧の進路予測」は、ヨーロッパの気象機関の計算をもとにした進路予想です。複数の進路があるのは、計算式に少しずつ異なる初期値を投入して複数の計算を行っているからです。この手法を使うことで、取り得る誤差の範囲や傾向を見ることができます。 この進路予測によりますと、この熱帯低気圧は、9月6日(日)頃には西日付近に接近する可能性があり、その頃にはかなり発達する恐れがあることが分かります。 この熱帯低気圧の発達具合や進路は、まだはっきりしませんが、今週末に列島に大きな影響を与える恐れがあります。広く荒天をもたらす可能性がありますので、最新

    「台風10号」発生か 列島に影響の恐れ(気象予報士 吉田 友海)
  • 観測史上初 台風発生のない7月となる可能性(気象予報士 南保 勇人)

    今年の台風発生は、5月に1個、6月に1個の計2個となっており、今月は発生していません。(7月26日現在)このまま7月の台風発生がない場合は、1951年の観測開始以来、史上初となります。 現在、台風に発達するような熱帯低気圧もみられず、このままいけば7月は台風の発生が0となる可能性があります。 統計開始の1951年からの台風の年間発生数の平均をみると、約26個となっています。発生した月は違うものの、6月までの上半期の発生合計数が今年と同じ2個だった年は過去9回ありました。それは、1954年、1977年、1984年、1993年、1995年、2000年、2006年、2007年、2017年です。これらの発生状況を見ると、7月以降の下半期も台風発生の少ない年だったかといえばそうとも言えず、平年と同じくらいかそれ以上発生している年もあります。該当年が少ないものの、上半期での発生数が0個もしくは1個だっ

    観測史上初 台風発生のない7月となる可能性(気象予報士 南保 勇人)
  • 台風19号 「計画降雨」を上回る記録的大雨(気象予報士 安齊 理沙)

    「計画降雨」という言葉を聞いたことがありますでしょうか。 「計画降雨」とは、各河川で河川整備等を行う際に使われている、その流域の基準のことです。各河川ごとに基準は異なりますが、基的には"これ以上の降水量はおそらく無いだろう"と想定して基準値を設定し、護岸工事等を行うことになっています。 例えば、栃木県から茨城県を流れる那珂川では、基準点の野口から上流で、100年に1回程度発生する降水量を2日間で300mmと想定し、「計画降雨」は2日間降水量が300mmとしています。 上のグラフは、各河川ごとの「計画降雨」と今回の台風19号による10月11日から12日にかけての2日間降水量の比較です。 これらの河川では、台風19号によって「計画降雨」を上回る降水量がありました。それぞれの「計画降雨」に対し2日間降水量は、久慈川では109%、那珂川では102%、多摩川では104%、相模川では102%、千曲川

    台風19号 「計画降雨」を上回る記録的大雨(気象予報士 安齊 理沙)
  • 猛烈な暑さは衰え知らず 北海道39度台突入!(気象予報士 日直主任)

    猛烈な暑さはまだまだ、続いています。北海道佐呂間町は13時20分に気温が39度0分を観測。通年でも経験したことがない猛烈な暑さとなっています。

    猛烈な暑さは衰え知らず 北海道39度台突入!(気象予報士 日直主任)
  • 「腹がニヤニヤする」「体がこわい」と、北海道のお年寄りが訴えています(季節・暮らしの話題 2018年10月20日) - tenki.jp

    どれも、北海道の病院などで年配の方がよく使う言葉です。「腹がニヤニヤする」「体がこわい」のほかに、「膝がやむ」「立つのがゆるくない」「心臓がぱふらめく」「あんべわりい」などもよく使われますが、北海道に来たばかりのお医者さんは、彼らが何を訴えているのか、そのニュアンスを理解するのが難しいのではないでしょうか。 2011年の東日大震災で、日中から医者や看護士が被災地に集まり医療活動に当たりましたが、地元の被災者の方々が体の症状を訴える方言がわからず苦労したといいます。そのため、震災後には方言で使われる医療用語のデータベースもつくられています。 今年は地震や豪雨、台風などの自然災害が多発し、多くの医療関係者が被災地に集まりました。自治体によっては、他府県から来たお医者さんが地元の年配の方が方言で訴える症状を理解してもらえるような取り組みも始まっているようです。 北海道ではよく、庭仕事をした後

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