オライリーさんから セキュリティの神話 作者: John Viega,葛野弘樹(監訳),夏目大出版社/メーカー: オライリージャパン発売日: 2010/04/26メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 123回この商品を含むブログ (22件) を見るを献本してもらった。感謝! というのも、これの監訳をしている @khiro くんは NAIST の同期であり、修士のとき一緒に SICP 勉強会をやった仲なので、今度本が出るのでお送りしていいですか、とメールいただいたからである。彼は修士を卒業したあとセコムIS研究所に勤めているが、在学中は未踏ユースに採択されたり、情報処理学会の論文誌に採録されたりと活躍しており、自分もいろいろと刺激になった。 さてこの本だが、McAfee というアンチウイルスソフトの現CTO(最高技術責任者)、元副社長の人が、セキュリティ関係のソフトについてぶっちゃ
McAfeeの前副社長で、現SaaS部門CTOである著者が、ITセキュリティ産業に長年携ってきた経験を元につづった本。ウイルスやフィッシングから、クラウドや仮想化まで、コンピュータに対するさまざまな攻撃の手口を記し、攻撃への対抗策を考察する。本来攻撃を防ぎ、対策を講じるはずの「ITセキュリティ産業」の人たちが、結果的にかえってユーザを危険にさらしていることや、ユーザが正しい防御策と信じている事柄の危険性を指摘し、ITセキュリティの真の姿を明らかにする。 正誤表 ここで紹介する正誤表には、書籍発行後に気づいた誤植や更新された情報を掲載しています。以下のリストに記載の年月は、正誤表を作成し、増刷書籍を印刷した月です。お手持ちの書籍では、すでに修正が施されている場合がありますので、書籍最終ページの奥付でお手持ちの書籍の刷版、刷り年月日をご確認の上、ご利用ください。 第1刷正誤表
陸上自衛隊の情報幕僚が「情報」をどのように扱っているか、守秘義務ギリギリで明かしてくれる一冊。わたしが何気なく使っている「情報」とは違った立ち位置なので、えらく新鮮に読めた。総務・人事やエグゼクティブが、経営関連の情報をどうやってスキミング・評価して使うかという腹積もりで読むと、得るところ大だろう。 例えば、「情報収集の基本は公開情報から」の原則。公開情報が占めるイメージを可視化すると、こうなる。見事に80/20の原則に従っているが、事実と類推情報のバランスは想像していたのとずいぶん異なっている。 さらに、オペレーショナル・インテリジェンス―― 作戦情報の原則がスゴい。決められることを今決めることだそうな。つまり、決断と判断においては、どこまで決定できるのかを先行的に決めておく。つまり、「何をいつ決めるのかを、いま決めよ」というのだ。作戦遂行時は状況が次々と変わってゆく、しかもクリティカル
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