何かが「無い」ことに気づくことができても、何かが「ある」ことに気づくのは難しい。 ありがたいのだ。 ひとり暮らしをして、はじめて親のありがたみを知るように。 海外旅行に行って、はじめて日本のインフラの利便性、文化の豊かさを知るように。 あることの存在に気づくには、「視点」を変えるしかない。 例えば、妻に遠出の予定が入り、ぼく一人で子どもたちを見ないといけない時、普段は気づけなかったことが沢山見えてくる。 以前に『生活リズムを揃えるが、協力関係を築く基盤』というnoteに詳しく書いたが、家族全員の生活リズムを揃えるのは簡単ではない。 みんなで朝食を食べて、昼飯を食べ、夜ご飯を食べる。この当たり前のように行われていることも、実はものすごく難しい。他にも、子どもたちを着替えさせたり、お風呂に入らせるのも、簡単なようで簡単ではない。 いつもは妻が子どもたちに声がけをしてくれたり、子どもたちが動きや