17日午後、沖縄県の宮古空港から羽田空港に向かっていた全日空の旅客機が機内の気圧を保つ与圧システムのトラブルを示す警告表示が出たため緊急降下しました。 酸素マスクが出されましたが、体調不良を訴えた乗客などはいませんでした。 全日空によりますと、17日午後6時ごろ沖縄県の宮古空港から羽田空港に向かっていた全日空88便ボーイング787型機が高知県の室戸岬沖の高度1万2000メートル付近を飛行中、与圧システムにトラブルが発生したという警告表示が出たということです。 与圧システムは気圧の低い上空でも機内の気圧を一定に保つためのもので、パイロットは旅客機を緊急降下させ客室内の酸素マスクを出して対応したということです。 その後、高度2700メートル付近まで降下しシステムをリセットしたところ警告表示が消えたため、緊急事態の宣言を取り下げたうえで目的地を大阪空港に変更し着陸しました。 旅客機には乗客239