投資信託などの運用益にかかる税金は現在のところ10%なのですが、この優遇税制制度は今年で終わり、来年からは20%に戻ります。そこで、優遇税制が終わる前にいったん投資信託を売却して10%の税金を払って、また買い戻す「クロス取引」で節税できるのではないか? という話が水瀬さんのところの記事「【お詫び】「今年中にクロス取引やっておくべき」は誤りでした。正しくは「今年中にクロス取引してはダメ」」で紹介されていました。 水瀬さんの記事では、計算した結果「ほとんどのかたはクロス取引してはダメ」という結論。「クロス取引によって節税効果が認められるのは、クロス取引後からの資産評価額が2.25倍以下の時に売却を行った場合である。」ということです。 でもなんか直感に反しますよね? 将来税率が上がるのなら、税率が低いうちにいったん税額を確定してもいい気がします。というわけで水瀬さんのところの計算を見てみると、た