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nationalismに関するmicrotestoのブックマーク (33)

  • 1816−2001年の世界における国民国家の台頭に関するイベント・ヒストリー分析 | Theoretical Sociology

    Andreas Wimmer and Yuval Feinstein, 2010, "The Rise of the Nation-State across the World, 1816 to 2001," American Sociological Review, Vol.75 No.5, pp.764-790. 国民国家の伝播を規定する要因をイベント・ヒストリー分析で分析した論文。国民国家という制度がどのように広まっていったのかについては、様々な研究があり、いくつかの異なる理論がある。これらはしばしば異なる少数の事例にもとづいて議論されており、十分に議論がかみ合わないまま併存している。そこで Wimmer and Feinstein は、長期の国際比較分析によって、以下のような主要な国民国家理論を検証している。 経済的近代化論。ゲルナーの議論が参照されているが、産業化が進んで都市への

    1816−2001年の世界における国民国家の台頭に関するイベント・ヒストリー分析 | Theoretical Sociology
  • 奇妙な地理学 - heuristic ways

    マッツィーニは、『人間の義務について』の第五章「祖国に対する義務」の中で、「国民国家」の境界線、つまり国境線に関して、われわれからすると、かなり奇妙な考え方を述べている。 マッツィーニによると、神は「君たちに祖国を与えて、賢明な労働監督がそれぞれの能力に合わせて仕事を配分するように、地球上にいる人類を、はっきりしたグループに分けて国民国家(ナツィオーニ)の萌芽を用意してくれたのです」。 少なくともわがヨーロッパでは、大河の流れや高い山々の山脈、その他の地理的条件によって神意がはっきりとしていますが、それを、情けない政府が征服と貪欲さ、他国の正当な力に対する妬みで台無しにしてしまい、いまや神意にそった国境を持つ国はイギリスとフランスぐらいしかありません。これらの政府にとって、存在するのは自分たちの家族と王家と階級身分のエゴイズムのみ、祖国はいまだ未知のものです。しかし、神意は間違いなく実現さ

  • 年末雑感 - kom’s log

    この場に関して振り返るとキーワードがなにかと気になる年だった。自分で勝手に作ったものも含めてあまり考えずに並べると「文革2008」「ニコ現」「『リアルのゆくえ』」「<佐藤優現象>」。うまく言葉にならない通奏低音がそこにはあって、一番しっくりするのはtoledさんが書いた記事「永遠の嘘をついてくれ」。力のこもったこの記事の考察を頭に巡らせていると、そういえば『"癒し"のナショナリズム』という面白いがあったな、とおもいだす。 “癒し”のナショナリズム―草の根保守運動の実証研究 作者: 小熊英二,上野陽子出版社/メーカー: 慶應義塾大学出版会発売日: 2003/05/01メディア: 単行購入: 3人 クリック: 54回この商品を含むブログ (57件) を見る2003年に出版されたこのが明らかにした"癒し"は2007年のワシントンポスト広告「THE FACTS」をめぐる「永遠の嘘」に接続して

    年末雑感 - kom’s log
  • 「可視化される他者」とナショナリズム - 梶ピエールのブログ

    例えば、大澤真幸氏は、ナショナリズムの「起源への関心」について次のように述べている(『ナショナリズムの由来』377ページ)。 ナショナリストは、ネーションの起源を、ネーションの領域からいくぶんかずれた外側に―いわば隣接的な外部に―見出す傾向がある。ナショナリズムは「起源」についての強い関心を伴う、ということについては既に述べておいた。その「起源」は、しばしば、ネーションの領土の外側に、つまり外国に位置づけられるのである。「日人」の起源が「南島」にあるとか、ユーラシア大陸の「北方騎馬民族」にある、といったような理説が、その例である。こうした傾向は、時に、国境紛争を誘発する原因となる。起源となる聖地が外国に奪われているかのような感覚を生むからである。 現在チベットが中国(人)のナショナリズムをかきたてているかのように思えるのは、大澤の言うように「隣接的な外部」であり、それゆえに歴史的に諸外国

    「可視化される他者」とナショナリズム - 梶ピエールのブログ
  • 法外なものごとについて - on the ground

    文庫が出ていたので、ようやくと言うか佐藤優『国家の罠』を読んだのだが、やっぱりと言うかいささか過剰なぐらい面白いな。佐藤のは下に掲げたものぐらいしか読んでいないが、その中でも群を抜いている。 で、色々考えさせられたので…一応何か書こうと思うのだが、の内容とはあまり関係のないことになると思う。あと、憲法を学んだことがある人には新鮮な内容はほとんど無いと思われる。何となくこれを書いておかないと思考がこの先に進まないような気がするので、書いたことのある部分が多くなるだろうけれども書くことにする。 国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて (新潮文庫) 作者: 佐藤優出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2007/10/30メディア: 文庫購入: 35人 クリック: 235回この商品を含むブログ (204件) を見るインテリジェンス 武器なき戦争 (幻冬舎新書) 作者: 手嶋龍一,佐藤優出版社/

    法外なものごとについて - on the ground
  • NHK解説委員室ブログ | 視点・論点 「シリーズ戦後 『若者のナショナリズム』」 - 大澤真幸

    << 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2007年08月15日 (水)視点・論点 「シリーズ戦後 『若者のナショナリズム』」 京都大学大学院准教授 大澤真幸 8月15日は、日人にとって、ナショナリズムという問題を考えずにはいられない日です。 そこで、今日は、若者のナショナリズムについて論じてみたいと思います。 90年代中盤以降より、右傾化やナショナリズムの傾向が若者の間で高まっている、と言われています。 たとえば、2002年のワールドカップの折に日を屈託なく応援する若者たちを指して、香山リカ氏が「ぷちナショナリズム」と呼んだ現象、あるいは、歴史教科書問題とも深く結びついている、小林よしのり氏のマンガ『戦争論』の大ヒット、あるいはネットでのいわゆる左翼バッシング等が、このことを示しています。 これは、NHK放送文化研究所による「日人の意識」という調査から、「日に対し

  • テッサ・モーリス=鈴木『辺境から眺める』 - logical cypher scape2

    近代化、とは如何なる出来事なのか。 そこでは「近代国家化」と「国民国家化」という、似て非なる2つが同時並行的に進行する。 片方は「シティズンシップ」を形成し、片方は「ナショナル」や「エスニック」を形成する。 アイヌやウイルタ、ニヴフという北方の先住民族の経験から、そうした近代化のあり方を丁寧に解きほぐしていく。 片や日に、片やロシア帝国、ソ連によって、近代化の道を歩むこととなった北方民族。日ロシア(ソ連)という全く異なる国による支配をうけながら、しかしその経験のかたちは非常に近い。 少数民族を、国家の内部へと内包すると同時に、国民の辺境として追いやろうとする、相矛盾した近代国家のあり方が見えてくる。 世界には2つの文明がある。 知識を集約させていくあり方と、分散させていくあり方だ。 集約型は、進歩史観を持ち合わせる。進歩史観を持った者たちは、近代化していない文明を劣った文明と見なす。

    テッサ・モーリス=鈴木『辺境から眺める』 - logical cypher scape2
  • ロシアの肩章と欧州情勢複雑怪奇 - セカンド・カップ はてな店

    こういうのもマルチカルチャーというか、多民族移民多発地帯の楽しみの一つだと思うのだが、今日はロシア人宅でロシアのというか、ソ連時代の映画を見た。第二次世界大戦の東部戦線の話というべきか、スターリングラードを代表とするドイツとの長い長い、もうなんでよというあの東部戦線の話というべきかというそれの映画。ソ連崩壊以前に撮影したもので、CGのない時代の陸戦ものなわけで、これってつまり、全部マジで、リアルであちこちで爆破してるよねという点が非常に興味深かった。爆風がリアルでないわけもないという代物で、爆破に関していえばある意味でドキュメンタリーかもしれない(笑)。 それはともかく、私としては最も興味深かったのは、1943年のロシア軍の軍服改正。 wikiにはこうある。 第二次世界大戦(独ソ戦)最中の1943年、ナショナリズムを鼓舞する意図からか、赤軍の軍服に、先述の帝政ロシア軍の要素が大幅に導入(換

    ロシアの肩章と欧州情勢複雑怪奇 - セカンド・カップ はてな店
  • はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました - はてなの告知

    はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました 以下のエントリの通り、今年末を目処にはてなグループを終了予定である旨をお知らせしておりました。 2019年末を目処に、はてなグループの提供を終了する予定です - はてなグループ日記 このたび、正式に終了日を決定いたしましたので、以下の通りご確認ください。 終了日: 2020年1月31日(金) エクスポート希望申請期限:2020年1月31日(金) 終了日以降は、はてなグループの閲覧および投稿は行えません。日記のエクスポートが必要な方は以下の記事にしたがって手続きをしてください。 はてなグループに投稿された日記データのエクスポートについて - はてなグループ日記 ご利用のみなさまにはご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。 2020-06-25 追記 はてなグループ日記のエクスポートデータは2020年2月28

    はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました - はてなの告知
  • リベラルに限らない米国における「日本不信」論 - すなふきんの雑感日記

    週刊東洋経済TKプラス〜「ナショナリズムという日の厄介な問題」 フランシス・フクヤマ ジョンズ・ホプキンス大学教授ナショナリズムをめぐる、現在の日の状況は、アメリカを困難な立場に立たせている。 多くのアメリカの戦略家は、日米安全保障条約を拡大し、NATOのような防壁を構築することにより、中国を包囲したいと考えている。事実、アメリカは、冷戦終結の数日前から日に再軍備を促し、軍事力の保持と交戦を禁止している憲法第9条改正を正式に支持してきた。 だが、アメリカはより慎重になる必要がある。極東におけるアメリカ軍駐在の正当性は、日の自衛機能をアメリカが代行することにある。日が憲法9条の改正に踏み切れば、新しいナショナリズムが台頭している今の日の状況から考えると、日は実質的にアジア全体から孤立することになるだろう。 憲法9条の改正は、安倍首相の長年の課題の一つである。安倍首相が第9条改正

  • 国際 | 投資・経済・ビジネスの東洋経済オンライン

    デジタル技術が世界の貧困格差を解消する−−ジェフリー・サックス コロンビア大学地球研究所所長 - 08/09/28 | 16:00 デジタルデバイド(情報格差)は縮小し始めている。携帯電話や電子メール、インターネットを通したデジタル情報の流れは、今や最貧国をも含め世界中の人々に届くようになっており、経済や政治、社会に革命をもたら...文を読む

  • 本能の罠 ~戸塚宏『本能の力』から考える~ - 新・後藤和智事務所 ~若者報道から見た日本~

    人気blogランキング このブログが面白いと思ったらクリックをお願いします。 ウェブログ図書館 多くの優れたブログの記事へのリンクで構成されたウェブ上の図書館です。このブログも登録されています。 ウェブログ図書館(著者名「後藤和智」で検索) 「ウェブログ図書館」に登録されている私の書いた文章の一覧です。 mixi(ミクシィ) 何となくmixiをやっています。会員限定なので注意。リンク先は私のプロフィールページです。 オンライン書店ビーケーワン 私が書評を投稿しているオンライン書店です。 後藤和智の雑記帳 私のサブのブログです。 [Circle.ms][後藤和智事務所OffLine] プロフィール Circle.msの私のサークルのページです。 後藤和智 (kazugoto) on Twitter 雑感などを書いています。 後藤和智事務所OnLine - トップページ 筆者のポータルサイトで

    本能の罠 ~戸塚宏『本能の力』から考える~ - 新・後藤和智事務所 ~若者報道から見た日本~
  • あなたの « identité nationale » は何ですか? : ■Tant Pis!Tant Mieux!そりゃよござんした。■

    3月を振り返ってみると、フランス共和国大統領選の筆頭キーワードは« identité nationale » イダンティテ・ナシオナルではなかっただろうか。テレビから毎日のようにこの単語が聞こえている。ちなみに、« identité nationale » は英語で言う national identity である。この単語、きょうび日語に訳すと何が妥当なのか?調べてみたら『国への帰属意識』らしい。。___φ( ̄^ ̄ ) ホー、ナルホォ 3月、なぜこの« identité nationale »という語があらゆるメディアで飛び交ったのかというと社会党公認である大統領候補Ségolène Royal セゴレーヌ・ロワイヤル女史がパリとマルセイユでの総決起集会でフランス共和国国歌である La Marseillaise ラ・マルセイイェーズを斉唱し、会場に国旗がはためいたのが発端だった。 フラン

    あなたの « identité nationale » は何ですか? : ■Tant Pis!Tant Mieux!そりゃよござんした。■
  • 「明治ナショナリスト」の柔軟さ - 雪斎の随想録

    ■ 昨日、石原慎太郎氏が東京都知事三選決定である。石原さんの選挙キャッチ・フレーズの一つは、「少しは反省してよね。だけど、やっぱり石原さん」というものであったけれども、これは、確かに上手いものであったといえよう。かなり原理主義的な「石原嫌い」層は別として、大方の平均的な都民の意識もまた、、「少しは反省してよね。だけど、やっぱり石原さん」というものであったに違いないからである。 石原さんは、巷間、「ナショナリスト」としての相貌が強調されるけれども、その反面、かなりの柔軟性を持つ人物である。こうした「自虐的」な意味合いを持つフレーズを使えるところに、その柔軟性が示されている。 それにしても、石原選対の部長が佐々淳行さんであったというのも、最初知ったときは驚いた。「佐々さんが指揮官ならば、『選対』というよりも『戦隊』という風情だな」と思ったのである。 ■ ところで、「ナショナリスト」の柔軟性で

    「明治ナショナリスト」の柔軟さ - 雪斎の随想録
  • http://www.jetro.go.jp/biz/world/international/notes/data/note08.pdf

  • 壊れる前に…: トルコの愛国心教育

    ロイター電で "Seeds of Turkish nationalism sown at school" (トルコのナショナリズムの種は学校で蒔かれる)という記事が流れている。トルコの愛国主義、軍国主義的傾向と教育の現状を概観したものだ。私にもっと文才があったら、上手に日の情況と比べて、私たち自身に対する警鐘として記述できると思うのだが、力不足のため、記事の要約にとどめたい。 小学校では毎朝、校庭で朝礼があって、「トルコ人であるのは幸せなことです」といった誓いの言葉を朗読して、勤勉や奉仕の精神を身につける。廊下の壁には、国を守ることが国民の義務だとか国歌を尊べといった標語が書かれている。授業では、いかにトルコが周囲の国々からの脅威にさらされているかを学ぶ。国際的にはオスマン・トルコが1915年にアルメニア人の大量虐殺を行なったというのが定説となっているが、トルコの学校で教えられるのは、反

  • 『ナショナリズムという迷宮』 - Arisanのノート

    ナショナリズムという迷宮―ラスプーチンかく語りき 作者: 佐藤優,魚住昭出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 2006/12メディア: 単行 クリック: 11回この商品を含むブログ (33件) を見る このは、魚住による佐藤へのインタビュー、もしくは問答のような形をとっている。 「歎異抄」とか古い哲学書、宗教書みたいな感じである。 クリスチャン、神学徒でもある佐藤の基的なスタンスは、次のイエスについての言及によく示されているといえるだろう。 国家や貨幣という人ならぬものに人間が押さえつけられることを彼は嫌いました。ユダヤ教の来の伝統でいう偶像だと。人間が人間のつくったものに仕えるというのは偶像崇拝で、最も悪いことだと。だから国家に究極価値をおいてはいけないんだと考えたんですね。何より大事なのは個々の関係性の積み重ねです。そのなかには神との関係もあります。関係性が「すべて」だという

    『ナショナリズムという迷宮』 - Arisanのノート
  • シンガポールの悩み (内田樹の研究室)

    朝からの会議は英語セッション。 英語を話すのが苦手である。 英語を話すと、善良で頭悪そうな人間になるか、狭隘で攻撃的な人間になるか、どちらかだからである。 ふだん日語を話しているときの、「表面的にはディセントだが、言葉の奥に邪気がある」というダブルミーニングの術が使えない。 「隔掻痒」とはこのことである。 論じられている問題については、公的にも私的にもぜひ申し上げねばならぬような知見があるわけでもないので、2時間半黙って坐っている。 午後から講談社FRAUの取材。 若い女性が三人でやってくる。 お題は「ダイエット」なのであるが、ひろく身体一般について語る。 今度は1時間半ほどノンストップでしゃべりまくる。 聴き手が若い女性のときは学生相手に無駄話をしているときのようなカジュアルな気分になってしまうので、話はあちらへ飛び、こちらへ逸れ、話頭は転々として奇を究め、約しがたいこと常の如しなの

  • http://www.kazuyaserizawa.com/blog/2007/03/post.html

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    賃貸暮らしのわが家の地震対策【揺れから命を守る編】 以前のブログでも記載した、防災の優先順位に基づいて対策を進めています。まだ手をつけられていない部分もありますが、ある程度まとまってきたのでざっくりとご紹介していきます。 優先順位別に改善していっているため、今回は主に地震の揺れ対策がメインになります。…

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