韓国の上空を、米軍のF16戦闘機(写真下左の2機)と韓国軍のF15K戦闘機(写真上の2機)と共に飛行する米軍のB52戦略爆撃機(写真下右)。韓国空軍撮影。聯合ニュース配信(2016年1月10日撮影)。(c)AFP/YONHAP 【1月10日 AFP】米軍は10日、核兵器も搭載可能な戦略爆撃機B52を韓国に送り、烏山空軍基地(Osan Air Base)上空で低空飛行させた。水素爆弾実験の実施を発表した北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)第1書記をけん制する狙いがある。 北朝鮮が6日に実施したと発表した同国初の水爆実験によって国際社会に警戒感が広がり、朝鮮半島における緊張も高まった。 米軍の発表と目撃者の話によると、B52は米韓両軍の戦闘機と共に南北軍事境界線から約70キロ南にある韓国の烏山空軍基地上空で低空飛行を実施した後、配備先の米領グアム(Guam)にあるアンダー