今日は、PNGやJPEGなどの画像ファイルサイズ軽量化ツール(つまり、画像減色ツール)で、かなり良いものを発見したので、その情報を。Web担では、いまこのツールをメインに使うようになっています。 Webページ上に掲載する画像は、できるだけ軽くしたいですよね。そのためのツールや機能がいろいろありますが、「画質をできるだけ保ったままファイルサイズを小さくする」のは、なかなか難しいものです。 Web担編集部でもいろんなツールを使ってきましたが、かなり「決定版」に近い感じのツールがありましたので、ご紹介します。 ただし、いくつかトラップに近い機能不足もあり、実用に関しては注意が必要な部分がある「ドジっ子」ですので、お気を付けを。 画像減色処理&ファイルサイズ軽量化ツールColor Quantizerそのツールの名前は「Color Quantizer(カラー・クオンタイザー)」。そのものズバり「減色
総務省は、「放送コンテンツ」の製作(制作)環境について、放送事業者・番組製作会社それぞれにアンケート調査した結果を発表した。 総務省は、放送コンテンツの製作環境の改善、製作意欲の向上などを目的に、「放送コンテンツの製作取引適正化に関するガイドライン」を2009年に策定・推進するとともに、フォローアップの調査を定期的に実施している。今回の調査結果は、その最新版となる。なお総務省は、本年夏を目途にガイドラインの改訂を行う予定。 放送事業者・番組製作会社、コンテンツ制作受発注の認識に大きなギャップこの調査では主に、「書面の交付」「取引価格等の決定(事前協議の有無)」「著作権の帰属(著作権の譲渡等の有無)」「取引内容の変更およびやり直し」の実態について、放送事業者・番組製作会社それぞれに質問した。 まず「コンテンツ製作の委託に際して、下請法の対象となる取引において、発注書面等の交付をしているか?」
ケンゾウ君の友人のケースのように、インターネット上で無断サンプリングや盗作の指摘をするユーザーが増えている。的外れな指摘も少なくないが、アーティストに与える影響が大きいのも確かである。今回のように、無断サンプリングを指摘されるとその真偽にかかわらず、アーティストのイメージや評判が傷つくおそれがある。 それでは、元ネタを教えない限り、誰にもわからないようなサンプリングについても、権利者から許諾を得る必要があるのだろうか。実はこの問題を扱った裁判例がアメリカには存在する。そこで、前回に引き続き、今回もアメリカにおけるミュージック・サンプリングの重要裁判例を解説することにしよう。 今回取り上げるNewton事件とBridgeport事件、VMG Salsoul事件は、アメリカの音楽業界に大きな影響を与えた事件である。特にBridgeport判決には批判が多く、その妥当性については大きな疑問が投げ
日本では無断サンプリングが問題となった著作権侵害訴訟はまだ起きていないが、実務上では多くの紛争が発生しており、海外の権利者から多額の使用料を請求されるケースも少なくない。また、レコード会社の法務部も紛争処理や権利処理に慣れているとはいえない状況にある。 一方、アメリカでは1991年のBiz Markie事件以来、多くのサンプリング訴訟が起きているため、訴訟リスクを抱える音楽業界は権利処理の方法をすでに確立している。そこで今回は、アメリカにおけるサンプリングの重要裁判例を紹介し、アメリカの裁判所がこの問題にどのように対応しているのかについて解説してみよう。 ミュージック・サンプリングとはアメリカの有名な法律辞典であるBlack's Law Dictionaryによると、サンプリングとは「サウンド・レコーディングのごく一部を取って、新しいレコーディングの一部としてその部分をデジタル処理によって
ご存じのとおり、日本は世界に誇るゲーム王国である。日本のゲームとマンガ、アニメーションが世界一高い水準をもったエンターテインメント産業であるのは、異論のないところだろう。しかし、産業構造上の事情からか、ゲーム産業と音楽産業は十分なシナジー効果が得られていないように思われる。今回は、ゲーム音楽の著作権とその権利処理の実務について詳しく解説しよう。 ゲーム音楽の歴史まず、ゲーム音楽の歴史について簡単に説明しよう。ファミコン(1983)やセガサターン(1994)、プレイステーション(1994)、NINTENDO64(1996)といった家庭用ビデオゲーム機が次々に販売された当時、JASRACにはゲームソフトのための使用料規程がなかった。そのため、JASRACでは音楽をゲームソフトに利用する場合の著作権使用料について、ビデオグラムの使用料規程を準用していた。しかしながら、JASRACが準用したビデオ
トイレの個室の数は、社員の数に対してどう決まっているのか、法律を調べてみました。今日は、ちょっとWebのネタから離れて、オフィス環境の話ですが、たまにはいいですよね。 御社のオフィスでは、社員何人に1つぐらい、トイレの個室がありますか? いつも人が入っていて困ったりしませんか? インプレスが市ヶ谷から神保町に移ったのが2014年11月、その後1月にグループ会社の山と渓谷社やリットーミュージックの人も神保町に移って来て、みんなが同じフロアになりました。 で、困ったことが。トイレの個室がいつも空いていないのです。特に昼食後は、それが顕著に。 どうにも困るので、「トイレの個室の数と社員の数の関係」に関する法律(というか決まり)がないか、調べてみました。すると、あったんですよ。 事務所衛生基準規則労働安全衛生法に基づく省令ですね。 これは、事務所(建築物またはその一部で、事務作業に従事する労働者が
いくらWebサイトの良しあしを外部からほめられたとしても、お客様にとってわかりにくければ何の意味もない。 文章がいくら正しく書かれていても、お客様に伝わらなければ意味がない。 そう話すのは、ソニーが15年前に損害保険業界に参入し設立した「ソニー損保」のコンテンツ企画部長の片岡 伸浩氏。ダイレクト販売を旗印に保険業界に参入する企業として「企業のためでなく、お客様のための保険会社」だというメッセージを伝える必要がありました。そこで、今回はそのメッセージを伝えるために、ウェブを通じてどのような取り組みを行っているか片岡さんに伺いました。 コンテンツ企画部で作った行動指針「わかりやすさのその先へ」保険という商品はもともと複雑な商品で、お客様がすべてを理解したうえで契約しようとすると、かなり広範囲な知識が必要となります。お客様にとっては、「難しい」と思われてしまう商品かもしれません。言い方を変えれば
「天下一カウボーイ大会」の命名の由来とは? 設立の動機となった問題意識とは? そして、来るべき未来像とは? ユビキタスエンターテインメント CEOの清水 亮氏と、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授の稲見昌彦氏が熱く語る「コンピュータカウボーイ」対談をお届けする。 清水 : 本日はありがとうございます。僕達は「天下一カウボーイ大会」というイベントをやっていまして、今日はその趣旨を説明させていただきたいと思いまして。 稲見 : まずは名前からご説明いただいたほうがいいかもしれませんね。 清水 : 「カウボーイ大会」っていうとどんなものだと思いますか? 稲見 : 名前だけ聞くとテキサスあたりでやってそうなイメージですよね。 清水 : テキサス。近い。っていうと、やっぱり暴れた馬とかにのってそうですよね。ロデオ大会とか。その暴れ馬をコンピュータだと思っていただくと、だいぶイメージが近いん
今日は、プレスリリース(ニュースリリース)の書き方について。編集部には日々いろいろなリリースが届くのですが、なかには、かなりの破壊力をもって「リリースをチェックする気力」を失わせる、強烈なダメリリースがあるのです。そのいくつかを紹介しましょう。 ※2009-11-16 当初「仏の顔」などの「聖☆おにいさん」関連のネタを埋め込んでいましたが、元ネタを知らない人にはわかりづらいうえにネタとしても意味が薄かったので書き換えました。 Web担編集部では、インターネットマガジン時代からのリリース宛先を含めて、日々届くリリースをチェックしているのですが、IT/ウェブ/マーケ系なので、届くリリースの数は1週間に1000~2000件ほど。そんななかから、救いようのないリリースを、メールソフトの「ダメリリース」フォルダに保存しておくのが密かな趣味だったりします。 リリースのチェックにはあまり時間をかけられな
Web担編集部の安田です。Web担のはてブ件数1万件超え()を記念して、ご愛読のみなさんのお役にたてる便利なツールを作りました。名付けて、「位置調整可能なグリッドオーバーレイ」ブックマーク。ウェブデザインをする人なら日常的にdivの幅や隙間の長さを測ったりしていることでしょう。そういうときに手放せなくなるツールです。 akiyanさんが作った便利なグリッドオーバーレイのブックマークにインスパイヤされて、さらに便利な機能を盛り込んでみました。 名付けて、「位置調整可能なグリッドオーバーレイ」ブックマーク。 使い方その1普通のブックマークレットです。以下のリンクを右クリックして「お気に入りに追加」(IEの場合)または「このリンクをブックマーク」(Firefoxの場合)してください。 IEでは「追加しようとしているお気に入りは安全でない可能性があります。続行しますか?」とのセキュリティ警告が出ま
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く