豊田スタジアムを起点に昨年11月に開かれた世界ラリー選手権(WRC)日本大会「ラリージャパン」について、国内の自治体として初めて運営主体となった愛知県豊田市は、大会事業費の総額が約26億円だったことを明らかにした。約3・4億円の赤字が生じ、大会実行委員会への出資金を取り崩して充てるという。15日の市議会特別委員会で報告した。 豊田市が出資金の全額である2・5億円を、ともに実行委に加わった岐阜県恵那市が0・9億円(出資金は2・5億円)を、当初の契約に基づき負担する。 実行委によると、開催の経済波及効果は算出中とし、新聞やテレビ、Webなどメディア露出を広告換算した価値は約104億円になると見込んでいる。 同スタジアムで初めて競技を実施するため、天然芝をはがしてアスファルト舗装し、大会後に芝に復旧した費用約3・2億円は、チケット収入など約3・4億円でまかなえたという。豊田市は2024年度も豊ス
【愛知】今春まで20年間開催され、幕を下ろした国内最大級の「新城ラリー」を応援してくれたことに応え、新城市と新城ラリー支援委員会は来年2月11日、市内の桜淵公園で大感謝祭を開く。市が26日、発表した。競技を開いてきたモンテカルロオートスポーツクラブ(MASC)も協力する。 MASCは来年3月、蒲郡市でJAF全日本ラリー選手権ラリー三河湾を開く。大感謝祭では、大会のPRやラリー車のデモ走行を披露する方向で調整しているという。 駐車場は事前予約が必要。来年1月4~15日に1次募集をして、抽選で決める。1月24日から2次募集(先着)もある。問い合わせ先は市観光課(0536・23・7613)。(戸村登) ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!--
豊田スタジアムを起点に19日まで開かれた世界ラリー選手権(WRC)日本大会「ラリージャパン」について、愛知県豊田市の太田稔彦市長は24日、定例記者会見で「FIA(国際自動車連盟)や選手らから賛辞をいただき、成功だった」と振り返った。 観客は4日間でパブリックビューイングなども含め53万6900人。有料観客席は昨年の6倍以上となる9万300人で、豊田スタジアムに初めて競技エリアを設けるなど、ラリーを間近に見ることができる場所を増やした効果が表れた。 ただスタジアムの収容人数は4万5千人。目標は他の競技エリアも合わせて1日3万5千人と控えめだったが、満席には遠かった。天然芝をアスファルト舗装に変え、芝に戻す費用などはチケット販売とスポンサー収入で賄う予定だが、採算の見通しについては「整理はこれから」という。 昨年は競技エリアに一般車が侵入するトラブルなどがあったが、今回は、大きな事故につながる
愛知県豊田市の豊田スタジアムを起点に開かれていた世界ラリー選手権(WRC)の日本大会「ラリージャパン」は19日、豊田市と岐阜県恵那市などでの競技で4日間の熱戦を終え、スタジアムでのセレモニーで閉幕した。 自治体として初めて自動車競技の運営主体となった豊田市は、ピッチの天然芝をアスファルトに張り替えて競技エリアに提供し、観客増や盛り上げを図った。 市などでつくる大会実行委員会によると、スタジアムなど有料観客席で9万300人が競技を観戦。パブリックビューイングなど、各地のイベント会場では5万8600人、移動区間の沿道では38万8千人が、F1と並ぶ自動車競技の最高峰を楽しんだ。 優勝したエルフィン・エバンス選手(英)をはじめ、トヨタが1~3位と表彰台を独占。トヨタ所属で、愛知県長久手市出身の勝田貴元選手は総合5位に入った。 ラリージャパンは2024年も愛知、岐阜県で11月21~24日に開かれる。
4日間の来場者は53万6800人 豊スタでは土曜日に2万8000人の動員【WRCラリージャパン】 2023年11月19日 21時17分
自動車競技の世界ラリー選手権(WRC)ラリージャパンで、竜の絵がラッピングされたラリーカーが注目を集めている。ロシア出身のニコライ・グリアジン選手(26)の車両で、豊田市稲武地区の小学6年生山田かん奈さん(11)が絵を描いた。17日には稲武地区でも競技があり、竜が躍動するラリーカーに沿道の市民からひときわ大きな拍手が送られた。 (大谷津元) グリアジン選手は「走り屋」を題材にした漫画「頭文字D」の大ファンで、日本の文化にも関心を寄せる。今回、ロシアのウクライナ侵攻を受けた国際自動車連盟(FIA)の方針に従い、国に属しない「中立」として、5段階のカテゴリーのうち上から2番目の「ラリー2」に参戦している。...
F1と並ぶ自動車競技の最高峰、世界ラリー選手権(WRC)の日本大会「ラリージャパン」が16日開幕した。モナコのモンテカルロで1月に始まった今季の最終となる第13戦。19日までの期間中、愛知、岐阜両県の公道などに設けられた競技エリア「スペシャルステージ」(SS)で22回のタイムアタックを経て、年間王者が決まる。 午後7時からの最初のSSは、サッカーJ1名古屋グランパスの本拠、豊田スタジアムであり、すり鉢状の施設に躍動するラリーカーの爆音が響きわたった。 自治体として今回初めて運営主体となった愛知県豊田市が、ピッチの天然芝をアスファルトに張り替えて提供。同時に2台が走る「デュアルSS」とし、1日に3万5千人収容の有料観覧席を設けている。 第12戦までの結果では地元、愛知県長久手市出身の勝田貴元選手がドライバーズランキングの7位に付けている。 競技に先立ち、豊田スタジアムでは夕方から、出場車両が
F1と並ぶ自動車競技の最高峰、世界ラリー選手権(WRC)の日本大会「ラリージャパン」が16日、愛知、岐阜両県で始まった。夜に豊田スタジアムである最初の競技を控え、愛知県豊田市の鞍ケ池(くらがいけ)公園では午前中、ラリーカーのテスト走行「シェイクダウン」があった。 色鮮やかなマシンは、車両の整備拠点「サービスパーク」でもある豊田スタジアムを順に出発。移動区間「リエゾン」の公道を、スズメバチの羽音のような野太い排気音を響かせながら交通ルールを守って走行した。 沿道の市民やファンが旗や手を振って歓迎。集団登校の児童も歩道橋の上から歓声を上げていた。(中川史)
F1と並ぶ自動車競技の最高峰、世界ラリー選手権(WRC)日本大会「ラリージャパン」(16~19日)の運営主体となる愛知県豊田市が6日、初めて競技エリア「スペシャルステージ」(SS)の一つとなる豊田スタジアムの整備状況を公開した。 サッカーJ1名古屋グランパスの本拠では、10月16日に天然芝の撤去を開始。養生シートの上に厚さ15センチの砕石を敷き、5センチのアスファルト舗装が完了した。2周2キロのSSへ距離を延ばすための立体交差部分についても、工事が進む。1個1トンの重量があるコンクリートブロックの設置など、コースは約1週間で完成するが、装飾などは開幕直前まで続くという。 ラリーは、交通規制された中山間の公道などをSSとして使い、1台ずつ走ってタイムを競うのが通例だが、市は4万5千人収容の豊田スタジアムの活用に踏み切った。同時に2台が走る「デュアルSS」にして迫力を楽しんでもらう趣向だ。(中
世界ラリー選手権(WRC)日本大会「ラリージャパン」(11月16~19日)開催を前に、主会場となる愛知県豊田市の中心部は、ラリー色に染まりつつある。 豊田市駅前の複合施設「コモ・スクエア」では、各支柱にラリーカーの大きな装飾ポスターが取り付けられ、目抜き通りでは街路灯102カ所に出場選手をデザインした18種類のフラッグが並ぶ。 マンホールも22カ所でラリーカーをデザインしたふたに取り換えられた。市役所西庁舎にある二つと合わせて24種類が、熱戦の機運を盛り上げている。 観客らを招くインターチェンジの料金所や通路もラッピング装飾する予定。 ◇ 豊田市は、2024年のラリージャパンも愛知、岐阜県で11月21~24日に開かれることが決まったと発表した。引き続き、市は運営主体の一翼を担う。(中川史)
児童らがスターター挑戦 トヨタ自動車(愛知県豊田市)が全国でシリーズ開催している「TOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジ」の高岡大会が22日、高岡市内で開かれた。高岡大会は10回目で、日本三大仏の一つ、高岡大仏前で初めてセレモニアルスタートが行われ、秋晴れの下、多くの市民が旗を振って応援した。(武田寛史) 県内外の74台のラリーカーが出走。市内の公道を道路交通法を守って走りながらタイム計測コース3カ所を巡り、1カ所に2回ずつタイム走行して合計タイムで順位を競った。総走行距離はタイム計測の約12キロを含む約90キロ。 トヨタ自動車の新郷和晃執行役員は「10年続けることができ、街の真ん中の高岡大仏という象徴的な場所でスタートできるのは市民の理解があってこそ」、ネッツトヨタ富山の笹山泰治社長は「地域が元気になる一日になれば」と話した。
世界ラリー選手権(WRC)日本大会「ラリージャパン」が11月に開かれる愛知県豊田市で4日、大会でけが人が多数発生する事故を想定した訓練があった。市消防本部や豊田厚生病院、豊田地域看護専門学校の学生ら約120人が参加した。 会場は、競技エリア「スペシャルステージ」が今大会で初めて設けられる豊田スタジアム。2台が同時に走行する「デュアルSS」が設定される予定だ。 訓練は、ラリーカーの事故でパニックに陥った観客が階段で将棋倒しになり、多数のけが人が出たという想定だった。負傷の程度から治療の優先順位を決めるトリアージや救護所の設置、全体での情報共有のやり方などを確かめた。 ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichiki
愛知県蒲郡市は10日、市内で2024年に「JAF全日本ラリー選手権」の開催をめざすと発表した。新城市内で20年間、国内最大級の新城ラリーを開催してきたモンテカルロオートスポーツクラブと連携する。 クラブは6月、主会場の容量不足などを理由に新城ラリーを閉幕し「新たな地域でスタートさせる」と新城市の下江洋行市長に通達していた。 蒲郡市によると、市とクラブは20日までに日程を含めた開催計画をJAF(日本自動車連盟)に申請する予定。9月までに実行委員会を設ける。大村秀章知事に実行委名誉会長の就任を要請する方針。 ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く