豊橋市を拠点に、記録的豪雨の被災者らに20日から車を無償貸与している一般社団法人「日本カーシェアリング協会」は22日、需要に供給が追いつかない現状を明らかにし、「車が足りていない。寄付してほしい」と車両提供の協力を呼びかけた。 貸与の対象は、浸水で車が故障したり住宅の片付けで車が必要だったりする人。協会によると、22日朝までに豊橋、豊川、田原、岡崎、蒲郡各市の市民から計203件の申し込みが寄せられたが、実際に貸し出せたのは10台にとどまる。既に確保できて、今後貸与できるのも現状では62台で、供給が追いついていない。