アートディレクター佐野研二郎氏がデザインした東山動植物園のシンボルマークが、中米コスタリカの国立博物館のロゴマークに似ていると指摘を受けている問題で、名古屋市の河村たかし市長は7日、調査を指示した提案元の会社から「同一性、類似性は認められず、問題はない」との報告を受けたことを明らかにした。 市によると、今年8月の市民からの指摘を受け、デザインを提案したマーケティング会社に調査を指示、今月3日に報告を受けた。弁理士や弁護士に判断を仰いだ結果、著作権法上、似ているレベルにはないとの結論だったという。これとは別に、市は同博物館にも見解を照会している。10日までに回答が寄せられる予定で、それを待って今後の対応を決める。同博物館は読売新聞の取材に対し「同じデザインではない」として法的措置を取らない意向を示している。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く