元東京都知事であり、豊洲市場問題で責任を問われている石原慎太郎氏が、3月3日記者会見を開きました。質疑応答では、記者が市場移転に関する責任を追及しました。 個人の意向ではない 司会者:それでは会場のみなさんから。女性の方。所属とお名前を。 記者1:日本テレビのNEWS ZEROのコマサと申します。石原さんにうかがいますけど、今のお話をうかがっていますと、市場の移転というのは、大きな予算のかかる、そして市民の方々の生活にも影響してくるわけですが、そうした市場の移転に関することについて、すべて副知事やその他の方々に任せていらっしゃったということでしょうか。 石原慎太郎氏(以下、石原):これは大事な大事な政治案件ですから、各部局ありますし。港湾局もあります。環境局もあります。市場局もありますしね。そういう方々が専門家を含めて、委員会を含めて、そこで論議して決めたことですから。それに任せざるをえな
記者会見に臨む石原慎太郎・元東京都知事=日本記者クラブで2017年3月3日午後2時56分、小出洋平撮影 東京都の築地市場(中央区)から豊洲市場(江東区)への移転問題を巡り、移転決定時に都知事だった石原慎太郎氏(84)の記者会見が3日、都内で開かれた。「最高責任者として裁可した責任は認めるが、やるべきことをやらずにことを看過して、豊洲への移転を混迷、迷走させた責任は小池(百合子)都知事にある」と述べ、焦点の土壌汚染対策の責任範囲を誰がどのように決めたのかについては明らかにしなかった。冒頭の発言は以下の通り。【大村健一、岡礼子、錦織祐一/デジタル報道センター】 石原氏 皆さん、本日はこの機会を与えていただき、本当にありがとうございました。私はですね、3月19日、20日ですか、都議会の百条委員会に呼ばれているわけですが、とてもそれまで待てない心境なんです。私はね、座して死を待つつもりはございませ
東京都の豊洲市場をめぐる問題について石原慎太郎元知事が記者会見をしたことを受け、小池百合子知事は3日、都庁で報道陣に対して「都民のみなさまからすれば石原さんらしくないなあという印象だけが残ったのではないか。色々と新しいことおっしゃるのかと思っていましたが、せっかくの記者会見だったのに残念だ。明確におっしゃったほうが石原さんらしかったんじゃないか」と語った。 豊洲移転を延期したことについて石原氏が「混迷の責任は現都知事の小池さんにあると思う」などと指摘したことについては、「人の責任とおっしゃるのは簡単だ。仲卸(業者)の方々も今のままでは豊洲にうつれないと明確におっしゃっている。こういう状況をつくってこられたことについて、もう少し客観的にご自分を見つめて頂きたい」と応じた。 石原氏が豊洲への早期移転を主張したことについては「そうおっしゃるなら、もう10年20年前に移転すべきだったんじゃないか」
速報 朝刊 記事一覧 紙面ビューアー 夕刊 記事一覧 紙面ビューアー 連載 特集 ランキング コメント その他 動画・音声・写真 土曜別刷り「be」 記者イベント 天気 数独 12星座占い サイトマップ 検索 ヘルプ Q&A(よくある質問) 総合ガイド お申し込み ログイン マイページ 有料会員紙面ビューアーコース登録済み 無料会員(クーポン適用中)紙面ビューアーコース登録済み 無料会員紙面ビューアーコース登録済み 朝日ID会員朝日新聞デジタル未登録 紙面ビューアーコース お客様サポート(個人設定) お客様サポート(個人設定) メール設定 スクラップブック MYキーワード 会員特典・プレゼント 提携プレミアムサービス ログアウト
子宮頸(けい)がんワクチン接種後の副作用を訴える東海地方の女性11人が、国や製薬会社に損害賠償を求めた訴訟の口頭弁論が2日、名古屋地裁であった。原告側は「検診は、適切な治療と組み合わせればワクチンより発症を予防できる。検診を普及すべきだ」と訴えた。 原告側は、発症リスクの高いウイルスの遺伝子型15種類のうち、ワクチンが対象とするのは2種類で、「ほかのウイルス型の発症を防ぐことは予定していない」と指摘。体調が安定しない原告の10代女性は、「高校を卒業したが就職先は見つからなかった。不安な日々です」と訴えた。 被告のMSD社とグラクソ・スミスクライン社によると、この2種類によるがんの割合は20~30代で70%以上だという。また、検診は「感染自体を発見できず、病変を必ず発見できるとも限らない」と指摘。ワクチンの安全性と有効性は医学会や国際機関で確認されており、「積極勧奨が差し控えられたことで、日
拡大する 今月31日に避難指示が解除される地域では、重機で除染作業が行われていた=2日午後、福島県浪江町、福留庸友撮影 ◆福島県の内堀雅雄知事を支持しますか。支持しませんか。 支持する73 支持しない8 ◆いま停止している原子力発電所の運転を再開することに、賛成ですか。反対ですか。 賛成9(29) 反対82(57) ◆福島第一原子力発電所の事故に対する、これまでの政府の対応を評価しますか。評価しませんか。 評価する21 評価しない60 ◆福島第一原発の汚染水問題について、国や東京電力の対応を評価しますか。評価しませんか。 評価する14 評価しない71 ◆国や自治体が行う除染作業についてうかがいます。これまでの除染作業をどの程度評価しますか。(選択肢から一つ選ぶ=択一) 大いに評価する3 ある程度評価する48 あまり評価しない39 まったく評価しない7 ◆東京電力の原子力発電所に関する情報公
東日本大震災と東京電力福島第一原発事故から6年になるのを前に、朝日新聞社と福島放送は共同で、福島県民を対象に世論調査(電話)を行った。県全体で、元のような暮らしができるのは、今からどのくらい先になると思うかを聞くと、半数が「20年より先」と答えた。 調査は2月25、26日に実施した。事故の半年後に初めて行い、今回が7回目。元の暮らしができる見通しは「20年より先」50%、「20年ぐらい」21%、「10年ぐらい」16%、「5年ぐらい」7%の順だった。 今回から18歳、19歳が調査対象に加わり、単純比較はできないが、2013年調査では「20年より先」は60%。減少はしたが、依然前途が見いだせない心境がうかがえる。復興への道筋についても、「あまり」47%、「全く」9%を合わせた「ついていない」が過半数を占めた。 また、福島県民であることで差別されていると感じることがあるかは、30%が「ある」と答
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く