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三重県名張市のご当地キャラクター「あれっこわい犬 名張のひやわん」の顔を模したパン「ひやパン」ができた。市内のパン店「ル・マルシェ」(鴻之台2番町)で9月1日から販売を始める。 ひやわんは、名張の狭い路地「ひわやい」から名をとった犬のキャラ。町おこしに活用する名張地区まちづくり協議会の「隠(なばり)ひやわん倶楽部」は昨年、地元の和菓子店の協力を得てひやわん顔のまんじゅう「ひや饅(まん)」を作った。 これが好評で、市民から「パンもあったらいいのに」の声が寄せられたことから、倶楽部は8月上旬にル・マルシェの宮浦照尚店長に製作を依頼。味やデザインなど試作を重ね、「ひやパン」が完成した。 パンはカスタードクリーム味とチョコレート味の2種類。菓子パンの生地にクッキーで耳を付け、独特の能面顔は一つずつチョコレートクリームで手描きしてある。税込み1個180円。 倶楽部は「お店自慢のカスタードクリームも使
県の食材の魅力を発信しようと、四日市市の和牛専門店「四日市柿安」の姉妹レストラン「嘉喜家」(同市三栄町)が、和菓子店「夢菓子工房ことよ」(同市西日野町)とコラボして、「どら焼きバーガー」を開発し、販売を始めた。牛肉や野菜など食材はすべて県産を使用。両社の担当者は「コロナ禍で落ち込んだ県内の生産者を応援したい。ぜひ多くの人に食べてもらいたい」と話している。 (篠崎美香) 県産黒毛和牛のパティをどら焼きの皮で挟んだバーガーは、四個セット。障害者の就労を支える「まちなか農園よんとまちゃん家」(同市北浜田町)のプチトマトを入れたり、萩村製茶(同市水沢町)のかぶせ茶をまぶしたりした。伊賀市の漬物を練り...
東濃地方で採れる「壺(つぼ)石」や「鳴(なり)石」と呼ばれる奇妙な石。土岐市や瑞浪市の産出地は国や県の天然記念物に指定されている。地元の人たちにとっては身近な存在だったという石には、東濃地方の壮大な地質の歴史が眠っていた。 (真子弘之助) 壺石は大小さまざまな石が外側にくっついて固まり、中空になっている石のこと。穴を開けるとつぼのような形になるのが名前の由来だ。鳴石もほぼ同じものだが、内部にある鉄分が固まった石が、振ると音を生むため、この名前がある。
今年度の「マツケン」は交通安全奉行だ――。愛知県豊橋市出身の俳優松平健さん(67)が、昨年度に続いて県の「高齢者交通安全広報大使」に任命された。裃(かみしも)姿の「奉行」となって、自転車用ヘルメット着用や運転免許返納制度の周知にひと役買う。 9月14日からの「高齢者交通安全週間」に合わせた取り組み。今年度末まで、コンビニエンスストアの音声広告やラジオCM、ポスターなどに松平さんが登場する。 27日には県公館で任命式があった。松平さんは免許返納について「自分は大丈夫と思っても、周りから見て不安という方もいると思う。自分で判断せず、相談してほしい」と呼びかけた。大村秀章知事は「松平さんには『奉行』として、陣頭指揮していただきたい」と話した。 県警の26日現在のまとめによると、県内で今年、交通事故で亡くなったのは67人で、うち44人が65歳以上の高齢者だった。 ","naka5":"<!-- B
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猫の写真に癒やされながら文学作品に出てくるちょっと難しい言葉を学ぶ本を、愛知県一宮市の写真家と東京在住のフリーライターが著した。言葉の意味に合うような猫の姿を載せていて、「猫好きな人も文学好きな人も気軽に読んで」と著者たちは話す。 写真家の小森正孝さん(45)は大阪芸大で写真を学び、印刷会社所属のカメラマンを経て、約10年前から猫の自由気ままな姿に焦点をあてている。 「1年間、猫の写真を毎日1枚見られるような写真集を出したい」と、旧知のライターのペズルさんに持ちかけたことが、出版のきっかけになった。 本は「366日のにゃん言葉」(三才ブックス、税込み2640円)。文学作品の一節から「難言葉」を取り出して1日1語ずつ、いろんな表情、態度を見せる猫の写真と組み合わせて解説する。 例えば「揣摩(しま)」という言葉は三島由紀夫の「金閣寺」を引き、「事情を推し量る」と意味を説明。植木鉢の中を何がある
群馬県片品村の武尊牧場キャンプ場で27~29日に開かれているダンス音楽の野外イベント「グローバルアーク2021」...
平素より株式会社長野日報社のホームページをご利用いただき、誠にありがとうございます。 このたび、弊社ホームページを2024年4月15日(月)にリニューアルいたしました。 より使いやすいホームページを目指して、デザインとページの構成を見直しました。 これからもコンテンツの拡充を図りつつ、お客様に有益な情報を発信してまいります。 今後ともご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。
新型コロナウイルスの感染拡大で、県内に緊急事態宣言が出されて初の週末になった二十八日、普段は人が大勢集まる観光地や湖岸沿いは閑散としていた。 (山村俊輔、渡辺雄紀) 彦根市の彦根城南側に延びる夢京橋キャッスルロード。飲食店や土産物店が軒を連ねるが、この日午後は人影がまばらだった。近くの市営駐車場には空きが目立つ一方、止まっている車は名古屋や京都、広島など県外ナンバーが半分近くを占めた。
東京パラリンピックのトライアスロン男子で二十八日、甲賀市出身、草津市在住の宇田秀生選手が初出場で銀メダルに輝いた。県内の関係者から喜びと祝福の声が上がった。 (島将之) 「やってくれるんじゃないかと信じていたが、まさか銀でびっくり」。宇田選手の故郷、甲賀市信楽町で中学時代に同級生だった小西未音さん(33)は、感無量だ。宇田選手が事故で右腕を失い、パラリンピックを目指すと知って、仲間と応援する会をつくった。 昨年以降は新型コロナウイルス禍で、集まった活動が難しくなった。宇田選手が代表に内定すると、会員制交流サイト(SNS)で応援のメッセージと写真を募り、千五百件近く集めて届けた。この日は会の仲...
今月十四日の大雨の影響で一部区間が運休しているアルピコ交通上高地線(松本市)の早期復旧を願うプロジェクトが立ち上がった。発起人の太田岳さん(30)=木祖村=は「地域住民らが上高地線を必要としていることを、見える形で発信していきたい」と語る。今後、応援メッセージの展示などで、復旧への機運を高めていきたい考えだ。 アルピコ交通によると、河川の増水の影響で西松本−渚駅間にある田川橋梁(きょうりょう)の橋脚が傾き、線路がゆがんだ。通学や通勤だけでなく、上高地の観光にも欠かせない路線。松本−新村駅間で運休が続き、同区間では代行バスが運行している。本格的な修復工事は十一月以降になるとされ、復旧の見通しは...
新型コロナウイルスのワクチン接種に対する妊娠中の女性らの不安を解消しようと、静岡産科婦人科学会と静岡県産婦人科医会は、妊婦らから寄せられた疑問に両会が共同で運営する公式ホームページで答えている。千葉県柏市で感染した妊婦の入院先が見つからず、自宅で早産した赤ちゃんが死亡した問題を受け、県内でも妊婦のワクチン接種に関する関心が高まっている。関係者は「妊婦の感染は、わずかだが重症化しやすいとされる。ワクチン接種を受けるかどうかは、感染リスクを踏まえて考えてほしい」と訴える。 (細谷真里) 掲載に携わった浜松医療センター産婦人科の芹沢麻里子医師によると、感染力が強いインド由来のデルタ株のまん延で、妊婦の陽性者も増えている。妊娠後期の感染は重症化しやすいとされるほか、出産直前に判明すると、予定した病院ではなく感染症病棟に入院して出産することになる。赤ちゃんが陰性だと、隔離されている間は抱っこできない
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