第4管区海上保安本部(名古屋市港区)が、イメージしにくい職務を多くの人に知ってもらおうと市内の専門学校生や大学生と連携し、プロモーション映像を制作した。職務を知らない若者の視点をあえて取り入れ、視聴者に分かりやすく伝えたい狙いがある。実写とアニメの二つのバージョンがあり、動画投稿サイトユーチューブで公開している。 (高橋信) まずは5分半余りのアニメバージョン。前半は、嵐の中、海で遭難したボートを救助する場面から始まり、その重責を担う海上保安官の日々の活動を紹介する。後半に登場するのは、海難事故で祖母を亡くした少女。つらい経験を経て海上保安官を志す経緯を描いた。せりふはなく、映像を通して職務を思い浮かべてもらう内容となっている。...