連絡先、健康記録など多機能 高岡市伏木古国府の実家で母親を在宅介護するプログラマー藤田昌宏さん(62)が、在宅介護アプリ「介護便利帳」を作った。「連絡先」や「介護の記録」のほか、おむつなど介護用品が切れる時期を予測する「お買いもの」や、福祉用具のレンタルや利用サービスなどかかる費用を月ごとにまとめる「お金のやりくり」など、自分がほしかった機能を盛り込んだ。アップルのアップストアで取得できる。(松村裕子) 「連絡先」はケアマネジャーやかかりつけ医などの一覧で、画面から架電やメッセージ送信ができる。「介護の記録」は、医師の訪問時に説明できるよう「熱が出た」などと記録する。「健康の記録」は、日々の体温を入力するとグラフで表示される。 「夜中におむつがなくなると大変で、最もほしかった」という機能は「お買いもの」。おむつをはじめ尿とりパットやおしりふきなど購入時に量を入力し、1週間ほど後に在庫を追加