『ヤングマガジン』連載、「肉の唄」の第1巻です。 当ブログ読者で金曜の夜8時に放送していた「ワールドプロレスリング」を観ていた人はどれぐらい居るだろうか? IWGP優勝戦で猪木がホーガンにまさかのKO負け、タイガーマスクやダイナマイト・キッドらのジュニア抗争、長州の維新軍の設立、はぐれ国際軍団のラッシャー木村・アニマル浜口・寺西勇の乱入、若松市政率いるストロングマシン旋風など数多くの出来事が思い出されます。 しかし今となっては遠い昔──これというのもUWFやシュートや総合といった新しい格闘技の登場でプロレスがエンターテイメント的な要素が強いと知ってしまったからです。これにミスター高橋の暴露本「流血の魔術 最強の演技」の影響で「プロレスは八百長」なイメージが完全に根付いてしまいました。 そこでもってこの「肉の唄」は「プロレスは八百長です」とハッキリ言っちゃってます。が、そこから見い出す別の見