3. メモリ さて、プログラムの最適化で一番重要になってくるのは、メモリです。 はっきり言って、数値計算をするプログラムの一番のボトルネックはメモリアクセスです。 下手なプログラムを書くと、計算時間の殆どがメモリアクセスの時間という事になりかねません。 昔は、メモリの動作速度は高速でその様な事はなかったのですが、 最近では CPU の性能向上が激しく、メモリに追いつき追い越し物凄い差を付けてしまいました。 CPU の動作について行ける様な速さで動作するメインメモリは高価になってしまい作れません。 まあ、値段の問題は抜きにしたとしても、CPU の動作は速すぎます。 これは、少し計算してみれば直ぐに分かります。 今売られている CPU では、コアのクロック周波数が高い物では 4GHz になります。 例えば 4GHz の CPU で 1 clock の間に光が進む距離を考えると、 3×1010
リングバッファのイメージ図 1. リングバッファとは何か 機能的にはFirst In First Out (FIFO)とも呼ばれるキューの一種であるが、リング状にバッファを置いてそれの中でReadとWriteのインデックスがグルグルと回る構造をとる事によって容量に上限ができることと引き換えに高速な読み書き速度を得たものである。キューを単に実装するだけなら山ほど方法があって線形リストを使ってもいいしスタックを2つ使っても原理的には可能だ。その中でもリングバッファを用いた方法の利点はひとえに性能の高さでありメモリ確保などを行わないお陰でシステム系の様々な場所で使われている。 これの実装自体は情報系の大学生の演習レベルの難度であるが少し奥が深い。まずリングバッファのスタンダードなインタフェースと実装は以下のようなものである。 class RingBuffer { public: explicit
先日リリースされたAMD Software: Adrenalin Edition 23.7.2 (以下、Radeon Adrenalin 23.7.2)ドライバですが、下位モデルのGPUとして誤認識されるというとんでもない不具合が見つかりました。海外メディアのTom’s Hardwareが報じました。 TwitterユーザーのCary Golomb氏がポータブルゲーミングPC『GPD WIN Max 2』に最新のRadeon Adrenalin 23.7.2ドライバをインストールしたところ、ゲームパフォーマンスが大幅に低下した。 彼の使用するモデルのiGPUはRadeon 780Mだが、下位モデルのRadeon 760Mとして認識されるようになったのだという。さらには、指紋リーダーやサウンドカード、Xbox 360ゲームコントローラーといったデバイスも機能しなくなったと述べている。 Rad
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く