スパム対策会社 MessageLabs の最新報告書によれば、スパムは増加の一途をたどり、今や全 Eメールの90.4%を占めているという。 セキュリティ企業 Symantec の子会社である MessageLabs は、5月の調査報告書の中で、スパムの割合が4月の85.3%から5ポイント以上増加したと述べている。 同報告書によると、「増加したスパムの大半は、件名と有効なハイパーリンク以外にはほとんど何も書かれていないものだ」という。 この調査は、MessageLabs の企業向け Eメール セキュリティ サービスで検出されたスパムをもとにまとめられたものだが、セキュリティ専門家らは何か月も前から、スパムの増加に関して警告を発していた。 2008年11月、スパムに大きく関与していた Web ホスティング企業 McColo が Web から排除されたが、業界観測筋は、ボットネットの運用