アナログ・フロント・エンド(AFE) アナログ・フロント・エンドとは、センサなどの信号検出デバイスと、マイコンなどのデジタル信号処理デバイスを結ぶアナログ回路のこと。英語表記である「Analog Front End」の頭文字をとってAFE(エーエフイーと発音)と呼ぶこともある。 センサなどで検出したアナログ信号は、微弱であり、雑音成分が多く含まれているケースが多い。このため、このままではA/Dコンバータでデジタル信号に変換することは難しい。そこで、センサから出力されたアナログ信号を調整する役割が必要になる。それがアナログ・フロント・エンドである。その役割から、シグナル・コンディショニング(信号調整)回路と呼ばれることもある。 アンプ、フィルタ、A/Dコンバータで構成 一般に、アナログ・フロント・エンドは、アンプやA/Dコンバータ、フィルタなどの半導体チップで構成される。さらに詳しく見ていけ