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ブックマーク / www.wul.waseda.ac.jp (1)

  • 早稲田大学図書館WEB展覧会 江戸・明治幻景 -館蔵古写真とその周辺-

    新開地・横浜には、幕末から明治初年にかけて、外国人も含め多くの写真師が写真館を開業し繁盛していた。 そのなかでも名高いのは慶應2年に来日したイタリア生まれ英国籍のフェリックス・ベアトである。 有名なスフィンクスの前に立つ遣欧使節一行を撮影したアントニオ・ベアトの兄弟で、 「攘夷」の時代にもかかわらず、徳川慶喜の肖像撮影に成功したほか、きわめて貴重な当時の日各地の風景写真をのこしている。 横浜のベアトの写真館はスチルフリードを経てファーサリに受け継がれた。ファーサリ商会では明治20年代、 豪華な蒔絵表紙で飾った海外向けの土産用の写真アルバムを多量に製作した。ここに展示したアルバムもそれである。 風景写真をのぞき、写真の多くはスタジオ撮影でいわばヤラセであり、欧米人のエキゾチズムをかきたてるような商業的演出がなされているが、 それはそれとして当時の風俗・雰囲気を今につたえる貴重な資料となって

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