ブックマーク / yamamomo.asablo.jp (142)

  • 『日本の思想』: やまもも書斎記

    2011-06-09 當山日出夫 もう今の学生には、ちょっと古くて、難解といえるだろう。しかし、読んでおくべきだと思って、課題にしている。 丸山真男の『日の思想』(岩波新書)の「思想のあり方について」。ここは、いわゆる「タコツボ」「ササラ」の類型によって、日の思想・文化・社会を分析した文章。 わたしの学生(高校生・大学生)のころであれば、必読書であった。 いま、Googleで「タコツボ」で検索をかけると「丸山真男 タコツボ」が、独立した検索カテゴリとして設定してある。それぐらい、人口に膾炙している。あたりまえに使うようになっていることばである。しかし、そのオリジナルの文章がどのようなものであったかについては、意外と、読まれてはいないのかもしれない。おそらく、今の学生だと、ほうっておいて、自主的に読むということはないだろう。 ともあれ、学生にとっての「必読書」、たとえ、それが見栄であり

  • デジタル学術情報流通の現状と課題: やまもも書斎記

    2011-06-03 當山日出夫 Twitterから流れてきた情報であるが。一般社団法人大学出版部協会というのがある。そこが出している冊子に、『大学出版』がある。そのバックナンバーが、インターネットで読める。 第86号(2011年5月)は、デジタル学術情報流通の現状と課題、という特集になっている。 目次は、 1●大学出版部のビジネスモデルを求めて 2●学術出版はどこへゆくのか 3●大学図書館の変化とロングテール 4●電子ブックと大学図書館 となっている。 PDFでダウンロードできる。 http://www.ajup-net.com/daigakushuppan 當山日出夫(とうやまひでお)

  • 『ARG』464号の感想(2): やまもも書斎記

    2011-02-03 當山日出夫 『ARG』の感想のつづきである。 図書館のブクログの利用。これは、小規模の大学ならではの試みかもしれない。大規模な、総合大学では、かえってわけがわからなくなるかも……だが、単科大学ぐらいの規模であれば、学生の勉学の手助けになる、いいアイデアではないだだろうか。 佐賀大学地域学歴文化研究センターの肥前千葉氏発給文書目録を公開 これは、「目録」の公開にとどまるのは、いたしかかたないかとも、思う。たぶん、利用者は、一部の専門家に限られるだろうから、きちんとした目録があれば、それでいいのかもしれない。しかし、一部については、画像データもあると、それなりに、研究・教育目的でつかえるだろう。 それから、東北大学の「東北大学史料館蔵 個人・関連団体文書目録(東北大学関係)」の件。まずは、東北大学に、「史料館」があることに、着目すべきだろう。そして、そのうえで、大学とし

    min2-fly
    min2-fly 2011/02/03
    "図書館のブクログの利用。これは、小規模の大学ならではの試みかもしれない。大規模な、総合大学では、かえってわけがわからなくなるかも" 蔵書規模の大きいところだと見るのも大変でしょうしねえ・・・
  • 『ARG』464号の感想: やまもも書斎記

    2011-02-02 當山日出夫 『ARG』464号の感想である。 まずは、としょかん千三百観音プロジェクト、について。 なによりも、図書館というものが身近な存在になること、このことにつきるのだろうと思う。学術的な調べ物をするためにのみ、図書館はあるのではない。 とはいっても、図書館は、なんでも屋でもないし、よろづ相談所でもない。そこには、おのづから、図書館としての「節度」というものがあるであろう。このような目で見てであるが、まず何よりも、図書館のハードルを下げること、これが重要になってくる。 この意味では、「としょかん千三百観音プロジェクト」は、成功であったといえるだろう。 将来の問題としては、「調べること」と「なやんでいること」とは違う。このあたり、どのように区分していくかが課題となりそうである。ともあれ、このようなプロジェクトが今後もつづいていくことに期待したい。 當山日出夫(とうや

  • ウィキペディアとISBN: やまもも書斎記

    2011-01-27 當山日出夫 ウィキペディアについてはいろんな意見がある。その中の一つとして、ざっくりとした概略をつかむのに便利というのが、ある。あるいは、参考文献や関連リンクなどをたどる入り口としての利用、である。 このときに有効なのが、ISBNが記してあるかどうか、ということ。 参考文献にISBNが記載してあると、そこから、書籍情報源にリンクすることなる。そして、ここからは、 PORTA(国立国会図書館) Webcat Plus(国立情報学研究所) カーリル などに、リンクしてある。また、Amazonなどにも。 いくら、ウィキペディアの情報が信用できないという発想の人間でも、国立国会図書館の「PORTA」まで信用しない、ということはないであろう。国立情報学研究所の「Webcat Plus」も同様。図書館でさがすとなると、「カーリル」の利用になるだろう。 私自身、特に、ウィキペディア

  • ウィキペディアを考える三つの視点: やまもも書斎記

    2011-01-25 當山日出夫 先日の、ウィキペディア10周年の会で話したこと、特にその結論部分を、まとめておく。 結論を整理すると以下のようになる。いまのウィキペディアについての議論は錯綜している。それを整理するならば、(特に、教育、それも高等教育という観点から考えてみよう、) 第一に、ウィキペディアからであれ、なんであれ、剽窃(コピペ)はダメであるということ。ウィキペディアからのコピペ(剽窃)がよく話題になる。しかし、剽窃がいけないのは、別に、WEBにかぎったことではない。紙のからだって、書いてあることを、そのまま、ことわりなしに、書き写しておくのは厳禁である。きちんと「引用」し、さらに、その「出典・典拠」を明記しなければならない。これは教育の基。 第二に、信頼できるかどうか、という点。ウィキペディアだから信用できない、という判断は、短絡的にすぎるであろう。なかには信頼にたる項目

  • ウィキペディアとブリタニカ: やまもも書斎記

    2011-01-26 當山日出夫 これは危険である……と、思わざるをえない。 学生にレポートを書かせてみた。ウィキペディアについてのものである。そのなかで、幾人かが書いていたこと……ウィキペディアは、ブリタニカに匹敵するだけの正確さをもっているので十分に信用できる。 さて、これは、ただしいことだろうか。 このこと、「ウィキペディア ブリタニカ」で検索してみればわかる。調査したのは、ネイチャー誌。項目は、自然科学にかかわる42項目。(いいかえれば、すべての項目にわたって網羅的に調査したというのではない。そんな労力があったら、新しい百科事典がつくれてしまう……)。 日語版のウィキペディアの記事を、いくつか見ただけで、書きかけの項目、不十分な記載で問題があると指摘されている項目、いくらでもみつかる。 ところが、この言説=ウィキペディアは正しい、が一人歩きしてしまている。そりゃ、項目をえらんで調

    min2-fly
    min2-fly 2011/01/26
    逆に言えば専門的にその分野を学ぶのであればブリタニカも使いものになら(ry
  • 『ARG』463号の感想: やまもも書斎記

    2011-01-26 當山日出夫 『ARG』463号の感想をすこしだけ。 気になった記事はふたつ(まあ、私の興味、関心のあるところとしであるが)。 京都大学アフリカ地域研究資料センターのTwitter利用開始 http://twitter.com/#!/Africa_Kyoto_U 特に、私の専門がアフリカ研究に直接関係するというわけではない。しかし、いろんな研究機関などが、その活動を、Twitterなどで情報提供してくれることはうれしい。自分自身がフォローしないまでも、重要な情報は、リツイートされて、どこからともなく流れてくるものである。(今までに、そのようにして、私自身、多くの情報を得てきている。) 地域研究、言語研究などで、興味のある研究会などの情報提供に期待したい。 それから、芝浦工業大学でのOPACでの表紙画像利用の件。図書館のOPACとしては、一つのこころみだろうと思う。これは

  • Wikipediaについて語る立場: やまもも書斎記

    2011-01-22 當山日出夫 今日は、ウィキペディア10周年感謝のつどい、である。 なんで、私が京都会場で話しをすることになったのか、とんと見当がつかぬ。ま、考えてみれば……一昨年、2009年の、東京大学であった、Wikimedia Conference 2009 で話しをしている。それから、今回の件を紹介してくだっさった方とは、ARGカフェ&フェストで、面識を得た。(いずれも、考えてみれば、岡真さんが介在している。どこで、どのように人間の縁がつながっていくかわかならいものである。) ただ、私個人として、今回のWikipediaの会に参画してみようと思ったのにはそれなりに理由がある。いってみれば……ひょっとすると間違った見解かもしれないが、ともあれ、オープンにしてみなければ、その先に話しがすすまない、ということである。 私の、Wikipediaについての考え方は間違っているのかもしれ

  • JADS国会図書館での研究会(3): やまもも書斎記

    2011-01-19 當山日出夫 今回の研究会・見学会のことは、いずれ学会の『通信』にも掲載になるだろう。ここでは、個人的に印象にのこったことなどいくつか。 国立国会図書館の電子図書館構想といえば、いうまでも、長尾真館長である。ここで気をつけなければならないのは、長尾館長の意見・見解は、あくまでも、長尾館長個人の立場でのもの、いいかえれば、国立国会図書館としての公式の見解でも、方針でもない、ということである。 といって、長尾館長の見解に異論をとなえようというのではない。えてして、長尾館長の見解=国会図書館の方針、と短絡的にとらえられてしまう傾向を感じないでもない。そうではなく、国会図書館の方針は、それはそれとして、しかるべき手続きによって、きちんと決まる。(ただ、まだ、将来の明確な方針が打ち出されているとはいいがたい状況であることは確かかもしれないが。) このこと、強く印象にのこる研究会で

    min2-fly
    min2-fly 2011/01/20
    "長尾館長の見解は、いろんな講演会などで、接することができる。著書・論文などもある。だから、これが、イコール、国会図書館のこれから、というわけではない。現場には、現場としての立場がある"
  • JADS国会図書館での研究会(2): やまもも書斎記

    2011-01-18 當山日出夫 JADSの国会図書館(関西館)見学会、である。ひととおりの説明をきいて、ディスカッションのあと、館内の見学ということになった。見せてもらったのは、ふたつ。 ひとつは、書庫のなか。地下数階にわたる、数百万冊が収納可能な書庫が、すでにかなりうまっている状況など。実際の書庫で、どのようにが配置されているか、どのように収納されているか、実物を見ることができた。 非常に長い廊下。同じような書架の列。迷子になってしまう。それを、迷子にならないようにするためにほどこされているための工夫なども。これは面白かった。 それから、今、国会図書館で進めている大規模電子図書館のための、スキャナ。一冊のを、まるごと、「自動的」にスキャンして、デジタル化してくれる装置。自動でページをめくって、順次、撮影していく。(スキャナというよりは、デジタルカメラによる撮影、といった方が正確かな

    min2-fly
    min2-fly 2011/01/18
    "自動の書籍用スキャナといっても、けっこう人手を要するものである"
  • JADS国会図書館での研究会: やまもも書斎記

    2011-01-17 當山日出夫 すでに書いたとおり、1月15日、国立国会図書館(関西館)で、JADS(アート・ドキュメンテーション学会)の研究会・見学会が、開催となった。私も参加してきたので、感想をすこし。 まずは、国会図書館の側から、柴田昌樹さん、渡邉斉志さん、大場利康さん、による説明。国会図書館での近代デジタルライブラリーや、各種デジタルアーカイブについてのプレゼンテーションがあった。(まあ、このあたりは、一般に知られていることなのであるが。) ただ、その後の質疑応答では、WEBアーカイブなどについて、いろいろとつっこんだ質問があったりして、非常に興味深かった。現在の法律のもとでは、公的機関のHPについては、国会図書館でWEBアーカイブしている。しかし、肖像権の問題などあり、すべてのデータが保存できているというわけではない、とのこと。 また、電子図書館についても、デジタル化できること

  • ポワロ氏講演会のことなど: やまもも書斎記

    2010-11-08 當山日出夫 JADS(アート・ドキュメンテーション学会)関西地区部会での行事のひとつである、アルベール・ポワロ氏の講演会が、ともあれ無事に終了した。 講演会HP http://www.jads.org/kansai/2010/20101106.html ここで、あくまでも個人的に反省点をのべるならば・・・もっと、図書館関係の人に連絡しておくべきだったかと思う。 この講演会、 ・日仏図書館情報学会 ・立命館GCOE ARC グローバルCOE 日文化デジタル・ヒューマニティーズ拠点 これらの共催である。それぞれのルートで、広報はしている。しかし、やはり、ここは、京都近辺の図書館関係者に詳しく連絡すべきだったかと思っている。 これまでの、京都などにおける、ARGの行事などで、京都の図書館関係者の人からたくさんの名刺をもらってある。いまになっておもえば、これらの方々に、個別

    min2-fly
    min2-fly 2010/11/08
    "図書館との協力なしに、人文情報学の未来はないだろう・・・ということを感じた、講演会であった"
  • 『ARG』451号の感想: やまもも書斎記

    2010-11-02 當山日出夫 『ARG』451号の感想をすこし。 まず、目につくのは、 ○インタビュー 「まだ僕たちはこの長いウィキペディア坂を登りはじめたばかりだッ! -第12回図書館総合展株式会社ネットアドバンス主催フォーラム 『大規模デジタル化社会における『知』との接点 -Wkipedia、電子書籍Twitterの潮流をライブラリアンはどう受け止めるか』 に向けて、司会の佐藤翔さん(筑波大学大学院)にうかがう」 (佐藤翔×平山陽菜) である。 ウィキペディアについては、いろんな立場があるだろう。学生としての立場、教師としての立場、研究者としての立場、ライブラリアンとしての立場、など。それぞれに言うべきことはあるだろうが、わたくしなりに思うことを述べれば、まずは、そもそも、ウィキペディアがどうやって運営されているのか、そこの記述は誰がどうやって書いているのか、ということの基的な

    min2-fly
    min2-fly 2010/11/02
    "まずは、ウィキペディアが何であって、何でないのか、といあたりの基本的理解からはじめなければならない" っていうことで「この長いウィキペディア坂」とか言ったってこともあったり
  • 『ARG』449の感想: やまもも書斎記

    2010-10-26 當山日出夫 『ARG』の449号についてついてちょっとだけ。まず、読んでみる価値があるのは、巻頭の、 「第9回ARGカフェ&ARGフェスト@京都参加報告」 三津石智巳(筑波大学、ARGインターン) である。あいにくと、この日は、ひとつ用事があって、後半しか出られなかったので、前半のARGカフェを聞き損ねている。そこに、このような形でも、簡単に、ARGカフェの話しの概要がつたわると、とてもありがたい。 その後のARGフェストの方で、話しをした人も何人かいる。その人が、いったいどんな話しを、ライトニングトークで話したのか、今になって知る……まあ、これも、また、時間差があるとはいえ、参考になる。ARGカフェを介しての、今後のつきあいを考えると、これは、貴重な記録である。 それから、最後の方に、Twitter中継のこころがけを、三津石さんが、まとめてくれているので、ここに引用

    min2-fly
    min2-fly 2010/10/26
    @tlilaによるTwitter中継の心得についても言及あり
  • 『ARG』447号の感想: やまもも書斎記

    2010-10-10 當山日出夫 『ARG』447号の感想である。現在までに、5076部になっている。このうちには、私の後期の授業の受講生の登録がふくまれているのはずである。来は、『ARG』を順番に読んで、新発見のサイトの紹介などを順番に、学生と一緒に見ながら考えるということにしたかったのだが、そうもいかなくなっている。 まあ、シラバスを書いたのが、半年以上も前のことだから、しかたないといえば、しかたない。今後、学生と一緒に読んで、十分に理解できるような記事が掲載になれば、教室で一緒に読んでいこうと思っている。 今回の号。 ・お願い「学術情報ネットワーク(SINET)を維持するためのパブリックコメントを」 ・お知らせ「10月24日(日)、筑波で第2回Code4Lib JAPANワークショップを開催-岡崎市立中央図書館の問題に対応できる人材育成を目指す」 これは、どうみても、学生と一緒に読

  • 『ARG』のバックナンバー: やまもも書斎記

    2010-10-02 當山日出夫 永崎さんのコメントにも、あるように、『ARG』が、バックナンバーを読めるというのは、ありがたい。当初の予定では、学生に、『ARG』に登録させておいて、その最新版を、読んでいく・・・ということを考えていた。なれてくれば、学生自身に、その内容について、プレゼンテーションしてもらってもいいだろう。 ところが、どうも最近の『ARG』は、図書館問題に、かたよりすぎているきらいがなくもない。(まあ、強いて言えばの話しであるが。)昔のように、新発見のリソースの紹介、ということがめっきり少なくなって、いや、最近では、まったくなくなってしまった。 これは、後期授業のシラバスを書いたのが、もう、半年以上、一年近くになる前の話である。それから、考えると、やむをえないということもできる。 さて、どうしようか。 まず、「デジタルアーカイブ」ということから説明するように考えてみる。だ

  • ARGとWikipedia雑感: やまもも書斎記

    2010-09-27 當山日出夫 しばらく新学期(後期)授業の準備などであわただしくて、とおざかっていた。 その間、考えたこと。 第一に、Wikipediaについて、格的に論じる必要があるだろうな、ということ。日語版Wikipedia、これを、学術情報発信にうまくつなげていく方法はないものだろうか。もちろん、現在のような、ポピュラーカルチャーの情報交流の受け皿的な使い方もあっていい。しかし、それだけではもったいない。せっかくのWikipediaなのである。もっと専門的な学術的な利用方法を考えてもいいだろう。 そうはいいながら、なかなか自分でその時間がとれないでいるのが、なさけないのであるが。 第二に、今後、ARGがどうなっていくのだろうか。後期の授業で、学生と一緒にARGを読む、場合によっては、学生にそこに記された内容についてプレゼンテーションをやってみさせる、というようなことを考えて

  • ARGカフェ&フェスト: やまもも書斎記

    2010-09-21 當山日出夫 先日、9月19日(日)、京都でのARGカフェ&フェストがあった。 http://d.hatena.ne.jp/arg/20100920/1284987213 あいにくと、昼間は用事が別にあったので、前半のARGカフェの方は欠席せざるをえなかった。恒例となっているライトニング・トークのテーマも多彩。行きたかったのではあるが。(ただ、今回の場合、図書館系のテーマが多かったという気はどうしてもする。これは、日程上、奈良での図書館大会と連続としているということから、やむをえないのかもしれないが。) 図書館に軸足をおいてある。最近のARGは、よくもわるくも、図書館の方向を向いている。 これを、私なりにプラスに見るならば、やはりこれからの、MLA連携の中軸をになっていくのは、図書館であると思う。この意味において、博物館や文書館の立場からも、図書館の存在というものに、も

    min2-fly
    min2-fly 2010/09/21
    "そうはいいながら、ARGが、もともともっていた役割……インターネットの学術利用の推進、ということからすると、もうちょっと、この方面にも力をいれてもらいたい気もする"
  • 丸善ライブラリーニュース: やまもも書斎記

    2010-08-25 當山日出夫 ようやく刊行になった。昨日、冊子のものが我が家にとどいて、今日になってオンラインでも読めるようになっていることを確認した。 丸善ライブラリーニュースに、短い文章を書いた。 丸善ライブラリーニュース http://www.maruzen.co.jp/business/edu/lib_news/ 私の書いたのは、電子書籍と知的生産、というタイトル。電子書籍について、思うところを、ややアマノジャクな視点から書いてみた、というところか。 iPad電子書籍はいいのである。ただ、読み書きソロバン、という。つまり、〈読む〉と〈書く〉は、ワンセットで考えるべきではないだろうか。少なくとも、知的生産ということを考える場面では。 この観点からは、iPadのキーボードは果たしてつかいやすいというべきなのか。さらには、わざわざ、iPadにキーボードを接続してまで使用する意義があ

    min2-fly
    min2-fly 2010/08/26
    手元に届いているので後で読む>ライブラリーニュース