新潟県は15日、建設中の北陸新幹線長野―金沢間について、2010年度から国への支払いを拒否してきた地元負担金を支払う方向で最終調整に入った。国は並行在来線の維持管理費などとして新幹線開業後30年間で最大780億円を県に払う見通し。17日にも泉田裕彦知事が前田武志国土交通相と東京で会談し、合意する。このまま支払いがない場合、年度内にも新潟県内の工事が止まり、14年度末を予定している開業が遅れる可
夢の超特急、期待先行 ベトナム、新幹線採用へ2010年5月25日1時53分 ベトナムの鉄道を視察する前原国交相。新幹線の海外展開へ、トップセールスを行った=5月3日、ハノイ市内、木村和規撮影 ベトナムを南北に縦断する高速鉄道計画に、日本の新幹線方式が採用される見通しになった。日本の高度成長のシンボルだった新幹線を採り入れ、同じような成長を実現させたいというベトナム政府肝いりの事業。ただ、建設財源は円借款頼み。計画の甘さを指摘する声も多く、実現までには曲折もありそうだ。 ■「高度成長」の象徴 ベトナムは20日からの国会で新幹線方式採用の是非を議論しており、6月下旬に正式決定する見通しだ。 政府が4月にまとめた国会への上程書によると、新たに敷設する高速鉄道は、ベトナム北部の首都ハノイと、南部の商都ホーチミン市の約1500キロを2035年までに結ぶ。全線開通すれば、現在29時間かかるハノイ―ホー
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く