タグ

冤罪とnewsに関するminaraiのブックマーク (42)

  • 痴漢とされた男性に無罪 防犯カメラの映像分析で「不可能」証明 ― スポニチ Sponichi Annex 社会

    痴漢とされた男性に無罪 防犯カメラの映像分析で「不可能」証明 通行中の女性の体を触ったとして宮崎県迷惑行為防止条例違反の罪に問われた同県串間市の男性(40)の判決で、宮崎地裁(白石篤史裁判官)が4月19日に無罪(求刑懲役6月)を言い渡していたことが1日、担当弁護士への取材で分かった。  弁護士によると、男性は昨年9月14日に同県日南市のコンビニ前の歩道で、自転車で通行中の女性=当時(17)=の体を触ったとして、10月3日に逮捕、起訴された。男性は否認していた。  判決理由で白石裁判官は、コンビニに設置された防犯カメラの映像について説明。カメラはコンビニ前の歩道を写しており、最初に男性が同店前を横切り、その後、自転車の女性が同じ方向に進むのが写っていた。女性が映像から消えた1秒足らずの後に再び戻ってきた男性が写っていた。  女性が体を触られたとする場所はそこから約6メートルあり、白石裁判官

  • 痴漢とされた男性に無罪 防犯カメラの映像分析で 裁判官「女性の供述、客観的事実と違う」 - MSN産経ニュース

    通行中の女性の体を触ったとして宮崎県迷惑行為防止条例違反の罪に問われた同県串間市の男性(40)の判決で、宮崎地裁(白石篤史裁判官)が4月19日に無罪(求刑懲役6月)を言い渡していたことが1日、分かった。担当弁護士によると、男性は昨年9月14日に同県日南市のコンビニ前の歩道で、自転車で通行中の女性=当時(17)=の体を触ったとして、10月3日に逮捕、起訴された。 判決理由で白石裁判官は、コンビニに設置された防犯カメラはコンビニ前の歩道を写しており、最初に男性が同店前を横切り、その後、自転車の女性が同じ方向に進むのが写っていた。女性が映像から消えた1秒足らずの後に再び戻ってきた男性が写っていた。 女性が体を触られたとする場所はそこから約6メートルあり、白石裁判官は「1秒足らずでその距離を移動するのは不可能。女性の供述は客観的事実とい違っている」と述べた。

  • 道を聞かれただけ…男性を誤認逮捕 警視庁 - MSN産経ニュース

    東京都大田区で今月7日、20代の男性が振り込め詐欺の容疑者として警視庁田園調布署に誤認逮捕されていたことが10日、同庁への取材で分かった。男性は約5時間にわたって勾留された。同庁は「現場の状況から、逮捕の判断は間違っていなかった」としているが、男性に謝罪する方針。 警視庁によると、同署は7日午後1時ごろ、同区の50代女性宅を訪れ、200万円をだまし取ろうとした詐欺未遂の現行犯で無職、江副潤一容疑者(61)を逮捕。直前に、近くで江副容疑者と話をしていた男性についても、同容疑で緊急逮捕した。 しかし、男性は「声をかけられたが、ほかのことは知らない」と容疑を否認。確認したところ、江副容疑者から道を聞かれただけだったことが判明した。 警視庁は、逮捕理由について「捜査員が近づいたら逃走しようとした」などと説明したが、男性は「見知らぬ人が警棒を持って追いかけてきたので逃げた」と説明しているという。捜査

  • 福井女子中学生殺害:25年の叫び、やっと 再審決定 - 毎日jp(毎日新聞)

    福井女子中学生殺害事件での再審開始決定を受けて開かれた会見で手を合わせながら話を聞く前川彰司さん=富山県南砺市で2011年11月30日午前11時51分、宮間俊樹撮影 「私はやっていない。無実だ」--。逮捕から四半世紀にわたる叫びが、再審の重い扉を押し開いた。福井・女子中学生殺人事件で有罪判決が確定して服役した前川彰司さん(46)の再審開始を30日、名古屋高裁金沢支部が決定し、前川さんは「言葉では言えません」と語った。【松井豊、千脇康平、岡村崇】 決定が出たのは午前9時半過ぎ。金沢市の名古屋高裁金沢支部の正門前で、前川さんの弁護士が約30人の支援者に「再審決定」と大書きした紙を掲げると、大きな歓声と拍手が湧き起こった。 前川さんの父礼三さん(78)は支援者を前に「いい結果を得られ、言葉にならないほど感激している。しかし、無罪判決をいただくまでまだ仕事が残っている。一生懸命取り組みたい」とあい

  • asahi.com(朝日新聞社):86年の福井女子中学生殺人、再審決定 名古屋高裁支部 - 社会

    印刷  福井市で1986年に発生した女子中学生殺害事件で、名古屋高裁金沢支部の伊藤新一郎裁判長は30日、懲役7年の判決が確定して服役した同市の前川彰司さん(46)の再審開始を決定した。  前川さんは86年3月19日夜、福井市豊岡2丁目の市営住宅の一室で、この部屋に住む女子生徒(当時15)にシンナーを吸わせようとして断られて立腹。包丁2で刺殺したとして起訴されたが、前川さんの関与を直接示す証拠はなかった。  90年9月の福井地裁判決は、「血の付いた服を着た前川さんを見た」などとする知人の元暴力団組員らの供述や証言は重要な部分で変遷していると判断して無罪(求刑懲役13年)を言い渡した。これに対し、95年2月の高裁金沢支部判決は供述調書の信用性などを認めた上で「シンナー吸引による心神耗弱状態での犯行だった」と指摘。懲役7年を言い渡し、確定した。 続きは朝日新聞デジタルでご覧いただけます関連リン

  • 福井女子中学生殺害:前川さんの再審決定 高裁金沢支部 - 毎日jp(毎日新聞)

    福井市で86年3月、女子中学生(当時15歳)が顔や胸などを刺されるなどして殺害された事件で、名古屋高裁金沢支部(伊藤新一郎裁判長)は30日、殺人罪で懲役7年が確定し服役した同市の前川彰司さん(46)の再審請求を認め、再審を開始する決定をした。 福井県警は事件から1年後の87年3月、殺人容疑で前川さんを逮捕。福井地検が同年7月に起訴した。前川さんは捜査段階から一貫して関与を否定し、女子中学生との面識もないと訴えた。 客観的証拠はなく、「事件があった日の夜、血のついた前川さんを見た」「事件現場まで前川さんを送った」などとする複数の知人の供述の信用性が焦点となった。1審・福井地裁判決(90年)は供述について「重大な疑問点があり信用できない」として無罪。2審・名古屋高裁金沢支部判決(95年)は「大筋では一致しており、全体として信用できる」として懲役7年の逆転有罪を言い渡した。最高裁は97年に上告を

  • 大学職員自殺の”容疑”はやはり新宿署の捏造!? なぜ警察は証拠VTRを提出しないのか

    ひとりの青年がJR新宿駅で通りすがりの大学生らに痴漢の容疑をかけられ、激しい暴行を受けた後、警察からの違法な取調べなどが原因で自らの命を絶った2009年12月の「新宿署違法捜査憤死事件」。自殺の背景に新宿警察署によるずさんな捜査や、JR東日の不適切な対応があったことが徐々に明らかになりつつある(※記事参照)。 青年の母・原田尚美さんの求めに応じて昨年12月に開示された警察の取り調べ調書によれば、痴漢の「被害者」を名乗っていた女子大生が青年を犯人と「見間違えた」と証言していることも判明。新宿警察が、証言もないまま痴漢事件を組織的に捏造し、でっちあげの書類送検をした疑いが極めて濃くなっている。 そんな中、母・尚美さんは警視庁を相手取り、今年4月に国家賠償請求を提訴(※記事参照)。その第3回口頭弁論が11月8日、東京地方裁判所で行われた。 公判のポイントのひとつは、原告である尚美さん側が前回公

    大学職員自殺の”容疑”はやはり新宿署の捏造!? なぜ警察は証拠VTRを提出しないのか
  • 平岡法相:「村木元局長は冤罪に当たらず」 - 毎日jp(毎日新聞)

    平岡秀夫法相は4日の閣議後会見で、郵便不正事件で無罪が確定した村木厚子・元厚生労働省局長について「冤罪(えんざい)には当たらない」との見解を示した。政府は村木元局長のケースに関連し「冤罪」の定義について「特定の見解を有していない」とする公式見解を示したが、法相発言はこれと異なるものだ。 平岡法相は会見で、「法務省の中でも冤罪という言葉が使われている文書があるが、法令上の用語ではなく、一般的な観念としては、無罪である者が有罪判決を受ける状況を冤罪と呼んでいると理解している」と発言。1審の大阪地裁で無罪判決を受けてそのまま確定した村木元局長の事件に当てはめると、冤罪には当たらないと指摘した。 政府は4日、村木元局長に関する浅野貴博衆院議員の質問主意書に対し「政府として冤罪の定義について特定の見解を有しておらず、特定の事件が冤罪であるかどうかも特定の見解を有していない」とする答弁書を閣議決定して

    minarai
    minarai 2011/11/04
    見出しで勘違いする人居そうだなぁ
  • 裁判官弾劾裁判所:冤罪判決で処置を…民主の松野氏が提起 - 毎日jp(毎日新聞)

    国会に設置されている裁判官弾劾裁判所をめぐり、20日の衆院議院運営委員会の理事会で民主党の松野頼久筆頭理事が「形骸化している。長期間服役した人の冤罪(えんざい)が分かった時に、(有罪)判決を下した裁判官に何らかのことを考えるべきではないか」と提起した。 松野氏は鳩山由紀夫元首相の側近で、民主党の小沢一郎元代表にも近い。小沢元代表の政治資金規正法違反事件の公判が東京地裁で進められている最中だけに、野党からは「裁判官に対する圧力だと受け取られても仕方ない発言」と批判する声が上がった。松野氏は記者団に「形骸化した制度を検討すべきだという意味で、裁判官の判断を萎縮させるつもりはない」と説明した。 裁判官の身分は憲法で保障され、弾劾裁判所の審理を経ない限り辞めさせられない。同裁判所は衆参各7人の議員で構成され、3分の2以上の賛成で裁判官を罷免できる。08年にストーカー規制法違反で有罪が確定した裁判官

    minarai
    minarai 2011/10/21
    確かに冤罪は良くない。良くないけど、これは揉めるだろうなぁ
  • 名張毒ぶどう酒事件:証拠の王冠めぐり弁護団が意見書提出 - 毎日jp(毎日新聞)

  • asahi.com(朝日新聞社):死刑囚86人、直筆の思い 市民団体がアンケート - 社会

    印刷 びっしりと文字がつづられた死刑囚からのアンケートの回答。絵や俳句で表現したものもある=東京都港区  「いつ処刑されるかおびえながら生きています。同じ人間です」――。死刑廃止を求める市民団体が全国の確定死刑囚120人(6月現在)にアンケートを送ったところ、86人から回答が届いた。裁判員裁判で市民も死刑の判断を迫られる時代。生の声を通して死刑の現実を伝えたいと、8日に東京都内で開く集会で紹介する。  「死刑廃止国際条約の批准を求めるフォーラム90」が2008年に続いて実施し、回答は初回の77人を上回った。確定した死刑囚は親族などを除いて面会も制限されるため、死刑囚の生の声が一度にこれほど集まるのはまれだ。  初回の回答者のうち11人が死刑を執行され、6人が獄中で病死。その間、裁判員裁判が始まり、死刑判決も出始めている。4日現在の確定死刑囚は戦後最多の121人に上る。  寄せられた回答には

    minarai
    minarai 2011/10/05
    冤罪は良くないけど、死刑制度に変わる刑罰が無い以上、人権だなんだ言って論点逸らしながら死刑廃止と叫ぶのはお門違いだと思う
  • 冤罪の再発防止訴え : 岡山 : 地域 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

  • asahi.com(朝日新聞社):東電OL殺人、別人のDNA型と一致 再鑑定の遺留物 - 社会

    印刷 関連トピックス東京電力  1997年3月に東京都渋谷区のアパートで東京電力の女性社員(当時39)が殺害された事件で無期懲役が確定したゴビンダ・プラサド・マイナリ受刑者(44)の再審請求審で、東京高検が最新の技術によるDNA型鑑定を実施したところ、女性の体内から採取された精液のDNA型と、殺害現場から採取された受刑者とは別の男性の体毛のDNA型が一致したことがわかった。  鑑定結果は、被害女性がマイナリ受刑者以外の男性と一緒に殺害現場のアパート空き室にいた可能性を否定した確定判決と矛盾する可能性がある。  マイナリ受刑者は裁判では一貫して無罪を主張していた。弁護団は2005年に東京高裁に再審請求。遺留物のDNA型の鑑定を求め、高裁が認めたうえで高検が鑑定していた。

  • 東電OL事件、再審の可能性…別人DNA検出 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    東京都渋谷区で1997年に起きた東京電力女性社員殺害事件で、強盗殺人罪により無期懲役が確定したネパール国籍の元飲店員ゴビンダ・プラサド・マイナリ受刑者(44)が裁判のやり直しを求めた再審請求審で、東京高検が、被害者の体から採取された精液などのDNA鑑定を行った結果、精液は同受刑者以外の男性のもので、そのDNA型が殺害現場に残された体毛と一致したことがわかった。 「(マイナリ受刑者以外の)第三者が被害者と現場の部屋に入ったとは考えがたい」とした確定判決に誤りがあった可能性を示す新たな事実で、再審開始の公算が出てきた。 この事件でマイナリ受刑者は捜査段階から一貫して犯行を否認。同受刑者が犯人であることを直接示す証拠はなく、検察側は状況証拠を積み上げて起訴した。 2000年4月の1審・東京地裁判決は「被害者が第三者と現場にいた可能性も否定できない」として無罪としたが、同年12月の2審・東京高裁

  • 布川事件:無罪判決 誤審原因究明に対しては「無言」 - 毎日jp(毎日新聞)

    布川事件再審無罪判決を勝ちとり、公判後支援者らと笑顔でバンザイする杉山卓男さん(左端)と桜井昌司さん=茨城県土浦市の水戸地裁土浦支部前で2011年5月24日、岩下幸一郎撮影 44年もの長い年月、自由を奪われた。その責任はどこに--。水戸地裁土浦支部の「布川事件」再審判決で、桜井昌司さん(64)と杉山卓男さん(64)が無罪を勝ち取った。公判で求めた誤審の原因究明に対して判決は「無言」だったが、「無罪を得ていない仲間のために頑張っていく」と2人は高らかに宣言した。【酒井雅浩、吉村周平、杣谷健太】 「強盗殺人について、いずれも無罪」 午後1時半、静まり返った法廷に神田大助裁判長の声が響く。桜井さんは大きくうなずき、杉山さんは傍聴席に笑顔を向けた。地裁支部前に集まった支援者の「バンザイ!」の叫び声は法廷内に届き、桜井さんは照れくさそうな表情だった。 判決を聞き漏らすまいと、2人は手を腹の前で組み、

  • 布川事件再審、強盗殺人は無罪 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    茨城県利根町布川(ふかわ)で1967年、大工の男性(当時62歳)が殺害され現金を奪われた「布川事件」で、強盗殺人罪で無期懲役の判決が確定した桜井昌司さん(64)と杉山卓男さん(64)(ともに96年仮釈放)の再審判決が24日、水戸地裁土浦支部であり、神田大助裁判長は2人に対し、強盗殺人について無罪(求刑・無期懲役)を言い渡した。 逮捕から43年余を経た無罪判決。戦後の事件で、無期懲役か死刑が確定後に再審で無罪を言い渡されたのは、「足利事件」に続いて7件目となる。 昨年7月に始まった再審公判では、確定審での有罪を支えた2人の「自白」と現場近くで2人を見たとする住民らの目撃証言の信用性が焦点となった。弁護側は、捜査段階で犯行を認めた2人の供述について、現場の状況と矛盾しており、自白は誘導と主張。目撃証言も内容の変遷などから「検察官に迎合したもの」とした。第2次再審請求で検察側から「現場近くで見た

  • asahi.com(朝日新聞社):布川事件再審、元被告2人に無罪判決 水戸地裁土浦支部 - 社会

    44年前の「布川事件」の再審で元被告2人に無罪判決。水戸地裁土浦支部。

  • 布川事件:再審無罪 無期確定から33年…検察主張退ける - 毎日jp(毎日新聞)

    支援者らと入廷する杉山卓男さん(中央左)と桜井昌司さん(同右)=茨城県土浦市の水戸地裁土浦支部前で2011年5月24日午後1時2分、岩下幸一郎撮影 茨城県利根町布川(ふかわ)で67年、大工の男性(当時62歳)が殺害された布川事件の再審で、無期懲役が確定し仮釈放中の桜井昌司さん(64)と杉山卓男さん(64)に対し、水戸地裁土浦支部(神田大助裁判長)は24日、強盗殺人罪について「犯人であると証明するに足りうる証拠は存在しない」として無罪(求刑・無期懲役)を言い渡した。 開廷直前の同日正午前、2人はそろって地裁支部前で報道陣の取材に応じた。桜井さんは「なぜこうなったのか(裁判所が)検察の行為を的確に判断するかだけに注目している」と話し、杉山さんも「検察の証拠隠しにまで(判決は)踏み込んでほしい」と語気を強め、法廷に向かった。 2人と事件を直接結びつける物証はなく、捜査段階での「自白」と、近隣住民

  • 中日新聞:布川事件再審で無罪判決 :社会(CHUNICHI Web)

    トップ > 社会 > 速報ニュース一覧 > 記事 【社会】 布川事件再審で無罪判決  2011年5月24日 14時45分 茨城県利根町布川で1967年、1人暮らしの大工の男性=当時(62)=が殺害された布川事件で、強盗殺人罪などで無期懲役刑が確定し29年間の服役後に仮釈放された桜井昌司さん(64)と、杉山卓男さん(64)の裁判をやり直す再審の判決公判が24日、水戸地裁土浦支部で開かれた。神田大助裁判長は、2人に強盗殺人罪での無罪を言い渡した。 死刑か無期懲役が戦後に確定した事件の再審で無罪判決が出たのは、昨年3月の足利事件以来7件目。 発生、逮捕から44年を経て、2人の名誉が回復されることになる。 判決理由で、神田裁判長は「現場で発見された毛髪や指紋は2人のものと類似しているとはいえず、客観的証拠は存在しない」と述べた。被害者宅前で2人を見たとする目撃証言についても「信用性に欠ける」とした

  • 「ヤクザと外国人に人権はないと教えられた」 元検事が暴露した驚くべき「新人教育」の実態

    冤罪事件として知られる佐賀市農協事件に関与した元主任検事が2011年5月23日、東京都内で開かれたシンポジウムに出演し、検察内部の驚くべき新人教育の実態を生々しく語った。「ヤクザと外国人に人権はないと教えられた」「検事が勝手に自白をしゃべって、それを被疑者に署名させるよう指導された」と過去の経験を暴露したうえで、「このような教育を受ける間にそれが当たり前だとなかば思うようになる」と、ゆがんだ教育の恐ろしさを語った。 古巣を告発する発言をしたのは、元検事の市川寛氏。2000年に発生した佐賀市農協事件に主任検事として関わった際、事情聴取した元組合長に対して「ぶち殺すぞ!この野郎!」と暴言を吐いて自白を強要。元組合長は背任容疑で起訴されたが、自白調書の任意性が否定されて無罪となった。その結果、市川氏は厳重注意処分を受け、検事を辞職することになった。 この日は、明治大学大学院情報コミュニケーション

    「ヤクザと外国人に人権はないと教えられた」 元検事が暴露した驚くべき「新人教育」の実態