北陸先端科学技術大学院大学で研究されている超電導の関連技術、クォンタム・レビテーション技術を応用して作られた、レースゲーム「ワイプアウト」のコースおよび本当に浮遊する車体。 そもそもこのクォンタム・レビテーションの研究も、ワイプアウトを実現したいがために着手したものだそうで、実物大のワイプアウト・レースも近い将来可能になると予想しているとのこと。 コースそのものに仕掛けが必要だけど、こんなのが実物大で可能になったら運転も自動でいけそうだし、交通事故も減るかもしれないね。
通常の生物には有毒なヒ素を、生命活動の根幹となるDNAに取り込んで成長できる細菌を発見したと、米航空宇宙局(NASA)などの研究グループが2日、米科学誌サイエンス(電子版)に発表した。地球上の生物は主に炭素、酸素、水素、窒素、リン、硫黄の6元素で作られており、これらは生命活動に不可欠と考えられているが、この細菌はリンをヒ素に換えても生きることができるという。 ◇地球外生命探索「より真剣に」 現在知られているものとは異なる基本要素で生命が存在する可能性を示すもので、生命の誕生、進化の謎に迫る発見といえそうだ。 専門家らは生命を構成するのが6元素であることを前提に地球外の生命探しを進めているが、研究グループは「どのような物質を追跡の対象にするか、より真剣に考えなければならない」と指摘している。 研究グループは、米カリフォルニア州にあるヒ素濃度の高い塩水湖「モノ湖」に生息する「GFAJ1」という
生物にとって必要とされるリンの代わりに有毒なヒ素を摂取し、遺伝情報を担うDNAにも利用するバクテリアが、米カリフォルニア州の塩湖で発見された。生体を構成する主要元素を、別の元素で代用できる生物が見つかったのは初めて。生物の概念を広げる発見で、地球外生命の探索でも視野を広げる必要がありそうだ。米航空宇宙局(NASA)などの研究チームが、2日付の米科学誌「サイエンス」(電子版)に発表した。 「ヒ素を食べるバクテリア」が発見されたのは、米カリフォルニア州東部のモノ湖。アルカリ性で塩分濃度が高く、ヒ素などの有毒物質も多く含まれている。生物にとっては過酷な極限環境だ。 NASAの研究者らは採取したバクテリアを研究室で培養し、リンがない環境下でも増殖することを確認。生命活動を担っていたリンをヒ素に置き換えて、生命を維持していることを実証した。バクテリアが摂取したヒ素が、細胞に入り込んでいく様子を「放射
吉岡君が撮影したアリジゴクの写真アリジゴクを手に取る吉岡諒人君=千葉県袖ケ浦市、赤井写す 「アリジゴクは排泄(はいせつ)しない」という「通説」が覆されるかもしれない。千葉県袖ケ浦市の小学4年生、吉岡諒人(りょうと)君(9)が夏休みの自由研究で、アリジゴクの「お尻」から黄色の液体が出たことを確認した。吉岡君から質問を受けた日本昆虫協会(東京都千代田区)は「通説や本、インターネットの情報をうのみにせずに発見した、価値ある研究」として今年度の「夏休み昆虫研究大賞」に選んだ。6日に表彰式があった。 アリジゴクはウスバカゲロウ科の幼虫。一部の種はさらさらの砂地にすり鉢状のくぼみを作り、落ちてきたアリなどの体液をあごから吸う。幼虫期は肛門(こうもん)がほぼ閉じていて、成虫になる羽化時にため込んだ糞(ふん)をまとめて出す。日本昆虫協会によると、本やネット上では、羽化時まで「排泄しない」と記されたもの
NASAによると、今までもありうるのではないか?として危惧されていた大規模な「太陽嵐(ソーラーストーム)」が地表に到達する可能性について、2013年5月頃に発生するかもしれないとして、人類の文明が太陽嵐によって破壊されるのを防ぐため、ワシントンで6月8日から開かれるナショナルプレスクラブの「宇宙天候企業フォーラム(Space Weather Enterprise Forum)」にて会合を持つことになりました。この会合によって、社会の重要なインフラを保護するための方法が検討されることになります。 詳細は以下から。 The Newest Threat to All Human Life on Earth: Solar Storms As the Sun Awakens, NASA Keeps a Wary Eye on Space Weather - NASA Science 前回大規模な太陽
<someoneの3ポイント紹介> 科学好きの中高生は必読でしょう! Newtonも良いけど、someoneもネ! 基本的には雑誌がそのままiPhoneに入っている感じです。スペシャルコンテンツとして写真なども少しだけありますよ! 太陽がものすごく大きいことを知った日・・・水星に氷があることを知った日・・・ 宇宙は雄大で謎が多くて、面白いですよね。そんな話がたくさん詰まっているアプリ、someoneです。 もちろん宇宙の話だけでなく、季節に会わせた身近なサイエンスから最先端の研究成果まで届けてくれます。AppBankの科学者、Toshismが紹介します。 起動するとこの画面に。雑誌が画面下部に4つ並んでおり、画面中央には、選択されている雑誌の目次が表示されています。ここでは、左端の雑誌「someone vol.7」の目次が表示されています。 開きました!雑誌をそのまま取り込んだような感じで
【4月9日】 ・令和6年度版学習資料「一家に1枚 世界とつながる“数理”」の特設ウェブサイトを公開しました。こちら からどうぞ。 ・令和6年度版学習資料「一家に1枚 世界とつながる“数理”」の動画を公開しました。 こちら からどうぞ。 【3月25日】 ・令和6年度版学習資料「一家に1枚 世界とつながる“数理”」及び第65回科学技術週間ポスターを公開しました。詳細はこちら。 ・令和6年度科学技術週間協力機関一覧及び配布協力機関一覧を公開しました。詳細はこちら。 ・お詫びと訂正のお知らせ 科学技術週間とは 「科学技術週間」は、科学技術について広く一般の方々に理解と関心を深めていただき、日本の科学技術の振興を図ることを目的として昭和35年2月に制定されました。全国の各機関では、おもにこの期間に各種科学技術に関するイベントなどを実施しています。 科学技術週間関連行事 科学技術週間中に全国で開催され
研究のポイント オリオン大星雲の中心部に位置する大質量星形成領域において、円偏光という特殊な光が太陽系の大きさの400倍以上のサイズにまで広がっていることを発見しました。 本観測結果は、地球上の生命の素となるアミノ酸が「左型」である原因として、原始太陽系星雲がオリオン星雲のような大質量星が生まれる領域における円偏光にさらされたことを示唆しています。 [研究の概要全文はこちら] 本研究は、査読付論文誌Origins of Life and Evolution of Biospheres(出版社:Springerのオランダ支社)にて受理・出版された日英豪米の共同研究です(Fukue et al. 2010 "Extended High Circular Polarization in the Orion Massive Star Forming Region: Implications for
国立天文台などの国際研究チームは6日、地球上の生命の素材となるアミノ酸が宇宙から飛来したとする説を裏付ける有力な証拠を発見したと発表した。 アミノ酸には「右型」と「左型」があるが、人類を含む地球の生物は左型のアミノ酸でできている。しかし、通常の化学反応では左右ほぼ等量ずつできるため、なぜ地球の生物にアミノ酸の偏りがあるのかは大きな謎となっていた。 研究チームは、南アフリカにある近赤外線望遠鏡を使って、地球から1500光年離れたオリオン大星雲の中心部を観測。アミノ酸をどちらか一方に偏らせてしまう「円偏光(えんへんこう)」という特殊な光が、太陽系の400倍という広大な範囲を照らしていることを初めて突き止めた。 この領域には、右型のアミノ酸を壊して地球のように左型ばかりにする円偏光と、右型ばかりにする円偏光の2種類があることも分かった。アミノ酸は地球上で落雷などによって作られたとする説もあるが、
太陽からエックス線などの電磁波や、プラズマ粒子が爆発的に放出される現象「太陽嵐」が発生した時の宇宙環境の乱れを再現できるモデルの開発に成功したと、京都大の柴田一成教授(太陽・宇宙プラズマ物理学)のチームが15日発表した。 太陽嵐は、人工衛星の故障や船外活動をしている宇宙飛行士の被ばくの原因になるほか、地上に伝わると磁気嵐となり、停電を引き起こす恐れがある。 チームは「太陽嵐など宇宙天気の被害を最小化するのに役立つ研究で、宇宙天気予報を実現する第一歩」としている。 太陽表面の磁場の強さと向きを調べる太陽観測衛星「ひので」などのデータを分析し、モデルをつくった。
時事 | 昨日プレスリリースは降りていたんですが、どうせなら特設サイトができるまで待とうと思って待ってたら、出来てるのに気付いたのでさっそく紹介しやすぜ!H-IIAロケット17号機の打上げについて 平成22年3月3日 三菱重工業株式会社宇宙航空研究開発機構 三菱重工業株式会社および宇宙航空研究開発機構は、H-IIAロケット17号機による金星探査機「あかつき」(PLANET-C)の打上げについて、下記のとおり宇宙開発委員会に報告しましたので、お知らせいたします。なお、17号機では、打上げ能力の余裕を活用して、宇宙航空研究開発機構の小型ソーラー電力セイル実証機(IKAROS)と、大学等が製作した小型副衛星4基に対して、軌道投入の機会を提供します。 記 打上げ予定日 : 平成22年 5月18日(火)打上げ予定時刻 : 6時44分14秒(日本標準時)打上げ予備期間 : 平成22年5月19日(水
宇宙航空開発機構(JAXA)は、2010年に種子島宇宙センターから、小型ソーラ電力セイル実証機「IKAROS(イカロス)」を金星探査機「あかつき(PLANET-C)」と相乗りでH-IIAロケットにより打ち上げる予定です。 「イカロス」は、「一辺約14.1mの大きな帆にヨットのように太陽の光を受けて,太陽系を航行する」宇宙船です。「イカロスキャンペーン」では、全世界の人々から応募いただいたお名前とメッセージをアルミプレートやDVDに収録し、「イカロス」に載せ、金星軌道に向かって宇宙の大海に旅立つというものです。 また、「イカロス」と同じく2010年末に打ち上げ予定である米国惑星協会の「Light Sail-1」について、相互にミッション応援キャンペーンを実施します。 「Light Sail-1」は、米国惑星協会が、2010年末に打ち上げて、高度800km上空の地球周回軌道で約5.7mの帆
2010年3月3日 更新 「調布航空宇宙センター一般公開」開催のお知らせ 4月18日(日)、今年も科学技術週間にあわせ一般公開を開催いたします。 普段はなかなか見られない研究設備を公開するほか、おもしろ体験コーナーなどさまざまなイベントを準備しています。 開催日 2010年4月18日(日) 10:00〜16:00 会場 第1会場: 調布航空宇宙センター (東京都調布市深大寺東町7-44-1) 第2会場: 調布航空宇宙センター飛行場分室 (東京都三鷹市大沢6-13-1) 会場案内図(PDF形式 1.2MB) 第1会場 研究設備公開 展示室 遷音速フラッタ試験設備 1m×1m超音速風洞 2m×2m遷音速風洞、圧力・流速の画像計測技術の研究、110kw誘導プラズマ加熱風洞 水素燃料・超音速エンジンの研究 1.27m極超音速風洞 6.5m×5.5m低音速風洞、旅客機高性能化
すくらむ国家公務員一般労働組合(国公一般)の仲間のブログ★国公一般は正規でも非正規でも、ひとりでも入れるユニオンです。 12月5日に「ポスドク・フォーラム~若手研究者問題の解決をめざして」という集会を開催しました。国公労連、学研労協、全大教、科学者会議、全院協の5団体でつくる実行委員会主催でしたが、事務局を私がほぼひとりでやっていたので少々疲労困憊モードに陥りました。 来年5月16日には同実行委員会主催シンポジウムで、ノーベル物理学賞受賞者の益川敏英さんに参加いただいて、私たちが求める若手研究者問題解決への政策を広く国民に訴え、政府の科学技術政策を転換させるべく準備中です。 「高学歴ワーキングプア」の実態には驚くべきものがあります。今回の集会で、全国大学院生協議会議長の秋山道宏さんから以下の報告がありました。 私たちは大学院生の実態アンケートを毎年実施しています。2009年度のアンケートで
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く