ホームページではやぶさカプセルの展示を告知していながら、実際は「レプリカ」だった県立近代美術館=高崎市綿貫町 群馬県立近代美術館(高崎市綿貫町)が公式ホームページ(HP)で小惑星探査機「はやぶさ」の再突入カプセルの展示を告知していながら、実際は複製品を展示していたことが22日、分かった。本物のカプセルは広島県呉市内の博物館でお披露目中で、“羊頭狗肉”の展示手法に批判が集まりそうだ。(三品貴志) 同美術館は、公式HPで「小惑星探査機『はやぶさ』の再突入カプセルを展示します」と明記し、11月19日から12月2日までカプセルを展示する告知文を事前に掲載した。 だが、19日から1階の美術館出入り口付近に展示されていたのは複製品で、はやぶさの再突入カプセルの「レプリカ」と案内板に表記されていた。 このレプリカは「本物」を開発、製造したIHIエアロスペース富岡事業所(富岡市)が10月19日に県に寄贈し