警察庁のウェブサイトで首都圏における痴漢事犯対策強化期間の実施結果についてというPDFが公開された。 2010年4月15日〜21日に首都圏で実施された痴漢行為の集中取り締まりのレポートである。 今回はこれを、グラフ化してみた。 有効件数が2桁のデータなので誤差は大きいだろうが、傾向をつかむ程度には役に立つだろう。 取られた対策 痴漢多発路線を中心に、捜査員約120人で組織する「特別チーム」を投入した。 主要駅を中心に、延べ269回、痴漢被害防止キャンペーンを展開 大学、高校、事業所等において、延べ116回、痴漢被害防止教室を開催 325の駅において制服警察官による警戒活動を実施 この規模の捜査だと首都圏の電車網を完全にカヴァーしていたとは言いかねる。 これはまだ暗数(発覚してない被害)があると思われる。 痴漢行為の実数はこの数値より多い可能性が高い。 また、被疑者の数をベースにしているので