タグ

ブックマーク / akihitok.typepad.jp (7)

  • BBC、記者向けに専用アプリを開発中

    スマートフォン一台あれば、誰でも、どこからでも生中継や実況ができる時代。もはや遅すぎという感もありますが、英BBCが記者向けに専用アプリを開発中とのこと: ■ BBC developing new iPhone app for field reporters (Journalism.co.uk) アプリはiPhone/iPad用で、データをBBCのシステムに直結させることで、映像もしくは音声による生中継が可能になるそうです。例えばどこかで事件があったとして、これまでは中継車やらカメラマンやらレポーターやらがドヤドヤと駆けつけなければならなかったのが、現場に身一つで乗り込んだ記者が中継まで行えると。当然画質や音質の問題は残るでしょうが、報道のあり方が革命的に変化するかもしれません。 それは迅速性や遍在性というだけではなくて、例えば集団では入れないような場所まで入って行けるとか、そういった点も

  • クリス・アンダーソン曰く「メディアは仕事というより趣味になるだろう」

    独 Spiegel 誌のサイトに、『ロングテール』改め"FREE"のクリス・アンダーソン氏のインタビューが掲載されています。なかなか面白いので、ちょっとご紹介: ■ 'Maybe Media Will Be a Hobby Rather than a Job' (Spiegel Online) 「メディアは仕事というより趣味になるだろう」というタイトルだけで興味をそそられますが、のっけから飛ばしています: SPIEGEL: Mr. Anderson, let's talk about the future of journalism. Anderson: This is going to be a very annoying interview. I don't use the word journalism. SPIEGEL: Okay, how about newspapers? Th

    minesweeper96
    minesweeper96 2009/08/02
    社会システムの観点からいうと、まだソーシャルメディアがマスメディアを機能的に代替するには至っていない気がする。原理的に代替はできるのかな。考え中。メディアの役割はニュースを届けることに非ず、よ
  • Twitter、アートの世界へ

    ITとアート、実はお互いに相性がよい存在だったりするのですが、ついに Twitter もアートに使われるようになったとのこと(via. ウチの奥さん): ■ Murmur Study | Christopher Baker "Murmur Study"と名付けられたインスタレーションがそれ。写真を見れば解説不要かもしれませんが、上にある小さなプリンタが Twitter からのデータを受け取り、レシートのような細長い紙に「つぶやき」を印刷して紙の山を生みだすようになっています。"murmur"とは文字通り「つぶやき」のことなのですが、普通のつぶやきよりも「不平、不満」といったニュアンスが強い言葉です。なぜ"Twitter Study"にしてしまわなかったのかというと: This installation consists of 30 thermal printers that continu

    Twitter、アートの世界へ
  • 「インターネットと比べ、新聞は見出しや記事の大きさからニュースの価値判断が分かる」という言葉は重要

    いや、皮肉めいてしまいますが。ネットと新聞の質の違いを、適切に表現した言葉だと思います。 ■ 「新聞は役立つ」 読売新聞社会部長が講義 (YOMIURI ONLINE) 金沢大学の1年生向けの科目「大学・社会生活論」で、読売新聞東京社の社会部長、中井一平氏が講義を行ったというニュース。 中井部長は「新聞を読んで世の中を幅広く知っていると社会に出て強烈に役立つ。インターネットと比べ、新聞は見出しや記事の大きさからニュースの価値判断が分かる」と話した。 講義の一部分だけを取り出してコメントするのも可哀想かと思いましたが、僕は以下のような意味だと解釈しました: インターネット上にある情報(≠ 個々のウェブサイト)はフラットなので、価値判断・取捨選択は自分で行わなければならない(時には様々なツールやサービスを使って)。 一方、新聞は編集部によって、「見出し」「段組み」という形で情報に重み付けが

    minesweeper96
    minesweeper96 2008/05/22
    編集という価値、UIとしての新聞、マスメディア論、ネットメディア論と多角的に話せるトピック/言及した>http://d.hatena.ne.jp/minesweeper96/20080523/1211469861
  • POLAR BEAR BLOG: 「有料コンテンツ+広告なし」は可能か

    個人サイトは別にして、メディア系のウェブサイトは「無料のコンテンツ+広告」というモデルで運営することが主流になっています。紙媒体でのメディアがウェブに進出した場合も同じ。新聞などはその代表例で、紙ではまだ料金を設定しているものの、ウェブではほとんどのコンテンツを無料公開しているわけですよね。 しかし、ウェブ上でのコンテンツにも料金を設定して、広告を一切出さずに運営している雑誌があります。その秘密について考察しているのが以下の記事: ■ Success without ads (CNET News.com) 「広告を一切出さない」という点でピンときた方もいらっしゃるかもしれませんが、その雑誌とは「Consumer Reports (コンシューマー・レポート)」のこと。米国の消費者団体 Consumers Union (コンシューマーズ・ユニオン)が発行する雑誌で、日常品から車まで、企業が販売

  • 勝負を放棄した新聞

    僕は朝日新聞を購読しているのですが、11月26日の「月曜コラム」(第4面)を見て、契約を考え直そうかと感じてしまいました。以下、内容の要約です: ある昼下がり、空いた電車に乗った。車内には十数人がいて、誰も携帯電話は見ていなかった。 しばらくして、次の駅で乗った男性が背広のポケットから携帯電話を取り出し、画面を見始めた。 「こうして、車内での携帯画面ゼロの状態は3分ほどで終わってしまったが、その状態が異様と見えることこそが異様かと思われた。」 現在は「接続狂の時代」。携帯電話にしろパソコンにしろ、常につながっていないと落ち着かないという気分が、今の世の中にはある。つながっていないのは時代遅れ、という風潮もあるようだ。 ネットや携帯電話の便利さは認めるが、空恐ろしい思いにも駆られる。 これまで、様々なメディアが人と人、人と社会をつないできた(その中には活字メディアも含まれる)。何かとつながっ

  • 新聞業界の救世主としての Kindle

    またまた Amazon.com の電子ブックリーダー"Kindle"ネタで。 個人的にはシロクマ日報でも書いた通り、「文章を読む」という行為に変化はないという意味で、Kindle を「グーテンベルク以来の大発明」と呼ぶのは早いのではないかと思います。それより新聞やブログの購読(RSSによる記事配信)に料金を設定しているという点で、「課金システムとしての Kindle」という方に注目したいと感じているのですが、「Kindle が新聞業界を救う」と主張されている方もいらっしゃいました: ■ The Amazon Kindle and paid content (Media Nation) (フィジカルな)よりも優れたコンテンツ配信システムがあるだろうか?と述べた上で、こう書かれています: Instead, what I find intriguing is that it can be us

  • 1