東芝は3月2日、液晶テレビ“REGZA”の新製品「Z2シリーズ」を発表した。新しい映像処理エンジン「レグザエンジン CEVO」(シーボ)を搭載する“Z”の新シリーズ。37V型、42V型、47V型の3サイズを3月下旬に発売する。 新エンジンは、これまで「CEVO ENGINE」と呼ばれていたもの。「CELL EVOLUTION」が語源という通り、CELL Broadbandプロセッサ上でソフトウェアとして動作していた部分をLSIに起こした。具体的には、40ナノメートルのプロセスルールを採用したデュアルコアプロセッサをメインCPUとして、専用グラフィックアクセラセーターを組み合わせた統合型チップで、メインCPUの処理能力(MIPS値)は従来型「レグザエンジン」の約3.4倍という。