2013.11.11 ITニュース 期待が大きかっただけに、その発言は業界に大きな波紋を呼んだ。 「HTML5に賭けたのは失敗」 2012年9月、Facebookのマーク・ザッカーバーグがあるイベントで発した一言によって、HTML5は「リッチなWebアプリを1ソース・マルチユースで開発できる」という希望の星から、一転「挙動は重いし互換性も低い」という悪しきイメージで語られるようになった。 実際のところ、ザッカーバーグの発言は「今のところ」という前置き付きで、HTML5の持つ可能性自体は認めていたのだが、いまだに「HTML5は実用に耐えない」という声が根強く残っている。 「しかし、ザッカーバーグの発言からすでに1年近くが経過し、技術も進化しています。HTML5に否定的な見方を持っている開発者にわたしが言いたいのは、『本当に使い物にならないのか自分で試してみたか?』ということ。われわれが日ごろ