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ブックマーク / book.asahi.com (9)

  • Skaaiの考え方を垣間見られる3冊「答えを提示するために音楽を作ってるわけじゃない」|好書好日

    Skaaiさん=雨宮透貴撮影 Skaai(すかい) 1997年、アメリカ合衆国・ヴァージニア州生まれ、大分県育ちのラッパー。アメリカ韓国、マレーシア、シンガポール、カナダでの滞在経験を経て、2020年からラッパーとしての活動をスタートさせる。2021年にAbemaTV『ラップスタア誕生』に出演。2022年にEP「BEANIE」を発表、yonawoの「tokyo」に鈴木真海子とともに参加して大きな話題となった。最新作は2nd EP「WE‘LL DIE THIS WAY」。 活字を読むには時間がかかる。でもそれは必要な時間。 ――Skaaiさんは今でもを読むんですか? 僕は新譜チェックよりもアニメや映画を観たり、小説やマンガを読んだりする時間のほうが長いですね。最近だったら『左利きのエレン』とか『マチネとソワレ』とか。昔はファンタジーとか異世界転生の作品も読んでたんです。でも自分と近い業界

    Skaaiの考え方を垣間見られる3冊「答えを提示するために音楽を作ってるわけじゃない」|好書好日
  • 重版未定本の復刊を実現、売り切った書店員の情熱:書泉グランデ・大内学さん|じんぶん堂

    記事:じんぶん堂企画室 「書泉グランデ」書店員・大内学さん 書籍情報はこちら 『中世への旅 騎士と城 』の魅力 の街・神保町に店を構える「書泉グランデ」は、1948年(昭和23年)創業の老舗書店。鉄道、アイドル、格闘技をはじめとした趣味人向けの専門性の高い書籍を網羅的に取り揃えている。 今回、重版されたのは『中世への旅 騎士と城 』(白水uブックス)(著者:ハインリヒ プレティヒャ、翻訳:平尾浩三)。中世ヨーロッパの騎士たちの日常生活などを、豊富なエピソードをまじえてわかりやすく解説している。日では1982年に翻訳刊行され、2010年に白水uブックスで復刊された。大内さんが同書に出会ったのは、中学生時代だったという。当時、初めて読んだ感想を次のように語る。 「ゲームライトノベルの多くが中世ヨーロッパの世界を下敷きにしていました。例えば、友達同士で会話しながら遊ぶボードゲーム・テーブル

    重版未定本の復刊を実現、売り切った書店員の情熱:書泉グランデ・大内学さん|じんぶん堂
  • 特別公開:坂本龍一さん3万字インタビュー前編「音楽の大きなテーマは、亡くなった者を悼むということ」|じんぶん堂

    記事:平凡社 坂龍一さん(2013年5月撮影) 撮影:榎佳嗣 書籍情報はこちら バッハの「マタイ受難曲」を聴くと、まさに「音楽に救われる」という感じがする ――東日大震災と原発事故はだれしもにとってたいへんショッキングなできごとだったと思います。坂さんはどうお過ごしでしたか。 坂龍一:うーん……、直後はやっぱり、音楽を聴く気になれませんでした。 ――音楽家の方でも、音楽が聴けなくなるんですか。 坂:ええ、(音楽家には)きっとそういう人は多いと思いますよ。それで、ずいぶんと経ってから……、ひと月ほど経ってからかな、やっと聴いてみようかなと思ったのは。 ――そのときに、慰めや励ましになったもの、あらためて立ちかえったものってありますか。 坂:それは、やっぱりどうしてもバッハの「マタイ受難曲」です。僕のまわりの音楽好きでも同じようにいう人は多いけれど、やっぱり特別な曲ですね。「また

    特別公開:坂本龍一さん3万字インタビュー前編「音楽の大きなテーマは、亡くなった者を悼むということ」|じんぶん堂
  • tofubeatsの知を拡張する愛読書 知らないより知ってたほうが、面白い確率が高い|好書好日

    tofubeatsさん tofubeats(とーふびーつ) 1990年生まれ神戸出身のラッパー/プロデューサー。中学時代から音楽活動を開始し、高校3年生で国内最大のテクノイベント「WIRE」に最年少で出演。代表曲は「朝が来るまで終わる事の無いダンスを」「水星 feat. オノマトペ大臣」など多数。2022年には中村佳穂らが参加した4年ぶりのフルアルバム「REFLECTION」、初の著書『トーフビーツの難聴日記』を発表する。 目標とするECDと小西康陽 ――アルバム「REFLECTION」と同日に出版される『トーフビーツの難聴日記』のゲラを読ませていただきました。tofubeatsさんは2015年にご自身の会社・HIHATT(ハイハット)を立ち上げましたが、創作以外にも、サンプリングのクリアランスや楽曲の権利処理、契約書の内容を弁護士さんに相談したりといろんな実務を並行されているん

    tofubeatsの知を拡張する愛読書 知らないより知ってたほうが、面白い確率が高い|好書好日
  • ブックデザイナー・佐藤亜沙美さんの「苦しんでいる人に届く本を」作る仕事|好書好日

    文:篠原諄也 写真:北原千絵美 佐藤亜沙美(さとう・あさみ)グラフィックデザイナー、ブックデザイナー 1982年、福島県生まれ。2006年から2014年にブックデザイナーの祖父江慎さんの事務所・コズフィッシュに在籍。2014年に独立し、サトウサンカイを設立。ブックデザイン担当作に、季刊文芸誌「文藝」、カルチャー雑誌「クイック・ジャパン」、『どうせカラダが目当てでしょ』、『急に具合が悪くなる』、『超歌手』、『生理ちゃん』、『これからの屋読』など。 デザインする上で「自分は不在」 ――ブックデザインはのどの部分をデザインするんでしょう? なかなか説明が難しいんですよね。親に何回説明しても「あなたは絵を描いているの?それとも文章を書いているの?」と言われて。どっちもできないんだっていう(笑)。 私が独立する前に所属していた祖父江慎さんの事務所のコズフィッシュでは、基的に文設計(文のレ

    ブックデザイナー・佐藤亜沙美さんの「苦しんでいる人に届く本を」作る仕事|好書好日
  • 「接吻しそうな男女の真上に飛んでる鳥の腸にうごめく糞に注目」 Dos Monosのズレた面白さを感じる3冊|好書好日

    Dos Monos(ドスモノス) 荘子it(そうしいっと)、没 a.k.a NGS(ぼつえーけーえーえぬじーえす)、TAITAN MAN(たいたんまん)による東京出身のヒップホップグループ。2015年に結成された。韓国・ソウルでのライヴに加え、2017年には「SUMMER SONIC」にも出演。18年にはアメリカ音楽レーベル・Deathbomb Arcと契約した。そして19年3月に日のレーベル・BPM TOKYOから1stアルバム「Dos City」を発表した。 ヒップホップのサンプリングという手法が好き Dos Monosはユニークなグループだ。メンバーは荘子it、没 a.k.a NGS、TAITAN MANの3人。中高一貫校の同級生だった彼らは音楽を通じて友達になった。卒業後はそれぞれ別の大学に進む。荘子it映画、没はアフロフューチャリズムの研究、TAITAN MANは演劇。そん

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  • 装丁家・川名潤さん「原稿で、今日の行動が変わる」 文芸誌「群像」の大胆リニューアルから漫画・小説まで|好書好日

    川名潤さん=西田香織撮影 川名潤(かわな・じゅん)装丁家 1976年千葉県生まれ。インフォバーン、prigraphics inc.を経て2017年に川名潤装丁事務所を設立。文芸、漫画の装丁やエディトリアルデザインを中心に活動。最近の装丁に今村翔吾『じんかん』、恩田陸『スキマワラシ』、金原ひとみ『fishy』、乗代雄介『旅する練習』、佐藤究『テスカトリポカ』、鳥飼茜『サターンリターン』、ヤマシタトモコ『違国日記』など。雑誌は現在「小説推理」(双葉社)、「群像」(講談社)のデザインを担当。「群像」にて「極私的雑誌デザイン考」を連載中。 川名潤さんは、雑誌から書籍まで「なんでもできる」装丁家だ。 漫画家・今日マチ子さんの鮮烈なデビュー作『センネン画報』、250万部を突破した漫画版『君たちはどう生きるか』、最近大きな話題を呼んだ文芸誌「群像」のリニューアル、そして棚にたたずむ小説や人文書の数々―

    装丁家・川名潤さん「原稿で、今日の行動が変わる」 文芸誌「群像」の大胆リニューアルから漫画・小説まで|好書好日
  • 「台風一過」の植本一子さんインタビュー 「一番大切なのは私が元気で精神的にも安定していること」|好書好日

    一子(うえもと・いちこ) 1984年、広島生まれ。写真家、作家。2003年にキヤノン写真新世紀で荒木経惟から優秀賞を受賞。著書に『働けECDーわたしの育児混沌記』『かなわない』『家族最後の日』『降伏の記録』『フェルメール』など。 自分の中で流れている時間、その瞬間の感覚を大切にした ――このは日記形式になっていますが、一冊のとしてまとめるためにどのような調整をしたんですか? にするためにつじつまを合わせるような調整は特にしませんでした。文章的に気になるところは直しましたけど。このは雑誌「文藝」の連載「24時間365日」と「トーチweb」の連載「行けたら行きます 15~20」をくっつけたものなんです。もともと編集さんからは「私の中で流れている時間を大切にしてほしい」と言われていました。一日ごとの特異性、例えば昨日「嫌い!」と思ったことが今日は「好き」となっても良いというか。誰しも

    「台風一過」の植本一子さんインタビュー 「一番大切なのは私が元気で精神的にも安定していること」|好書好日
  • 朝日新聞書評

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