2017年2月10日、経済産業省主催のイノベーター育成プログラム「始動 Next Innovator 2016」の成果報告会が開催された。同プログラムには232人が応募し、そのなかから126人の事業計画が採択され、数カ月合計12日間の日本国内プログラムを経て、さらに選抜された20人が2017年1月にシリコンバレー、10人がイスラエルにそれぞれ渡り、国外研修を受けていた。 報告会では、シリコンバレー派遣者のグループが、「TPOに合わせて、時間別のプレゼン内容を用意しておくことが必要」「AIやディープラーニングの圧倒的なパワーを感じた」「失敗を恐れず、とにかく行動」「大企業のイノベーションの起こし方では、異文化を取り込むことや顧客視点を持つことが重要」など、現地での研修を通じて学んだことを紹介した(写真1)。