表の各フィルタリング機能について解説していこう。まず、「未承諾広告※」付きメールの拒否は、メールのタイトルに「未承諾広告※」が付いたメールを受信しない機能だ。未承諾の相手に広告メールを送る際は、法律上「未承諾広告※」という言葉をタイトルに付けるといった義務がある。だが、迷惑メールの内容は悪質なものが多く、これを遵守しているケースは少ない。 なりすましメール拒否は、パソコンなどから送ったメールを、あたかも携帯電話や別のメールアドレスから送っているように偽装したメールの拒否機能だ。だが、すべてのなりすましメールを拒否すると、転送メールサービスやメーリングリストなど、利便性のために差出人情報を書き換えたメールも届かなくなってしまう。ソフトバンクでは、こうした受信したい“なりすましメール”のアドレスを、救済リストとして3件まで設定できるようにしている。 指定拒否は指定したメールアドレスやドメインか