手軽に広角撮影、手ブレも被写体ブレも防ぐ――松下「LUMIX DMC-FX01」:レビュー(1/5 ページ) 光学式手ブレ補正と高倍率ズームで一世を風靡した松下電器産業の「LUMIX」シリーズが放つ今年の春モデル「LUMIX DMC-FX01」は、望遠とは逆のアプローチである“広角”を売りにした製品だ。10倍、12倍といった高倍率は分かりやすいセールスポイントだが、広角には広角のメリットがあり、それに光学式手ブレ補正を組み合わせると、これまでは撮れなかった写真が撮れるようになる。 ようやくISO800以上の高感度撮影にも対応し、ますますスキがなくなってきた人気シリーズFXシリーズ最新モデルの実力を調べてみた。 広角と手ブレと高感度 FX01の本体は、兄弟機となるDMC-FX9とほぼ同等の約94.1(幅)×51.1(高さ)×24.2(奥行き)ミリ、132グラムを実現しつつ、レンズの焦点距離は