ソフトバンクモバイルが携帯電話業界を騒がせている。番号ポータビリティ(MNP)制の導入以降、「0円」発表によるユーザーの混乱やMNPシステムの障害、公正取引委員会の調査など、本誌でもその状況をお伝えしてきた。本稿では、ユーザーの注目ポイントでもある新料金プランと旧料金プランについて整理してみたい。 ■ 新料金プラン 10月23日に発表された新料金プランは、「ゴールドプラン」「オレンジ」「ブルー」の3つ。ゴールドプランでは、21時~24時59分を除く、ソフトバンク同士の通話が無料。他社携帯電話・PHSおよび固定電話宛の通話は、30秒21円(11月10日以降)となる。ソフトバンク同士であればメールも無料となる。 一方のオレンジとブルーは、「オレンジ」がauの料金プランをコピーし、「ブルー」がNTTドコモの料金プランをコピーしたもので、そこから210円割り引いた料金となる。ただし、メールやWeb