ムカデの出現に揺れた三重県の知事公舎から、一見勝之知事が大型連休中に転居した。引っ越し先は津駅そばの民間マンションで、県庁までは徒歩圏内。1年越しで念願をかなえた一見知事は「非常にストレスの少ない生活が送れている」と話している。 4日に転居したと、11日の記者会見で明らかにした。分譲マンションの3LDKの一戸(広さ82平方メートル)を県が法人から借り、執務に使う部分を除く71平方メートルをさらに知事が借りているという。家賃は管理費や駐車場1台込みで月20万6281円。このうち一見知事は4万4160円を負担する。 知事の住まいをめぐっては一見知事が昨年5月の記者会見で、「ムカデが出た」として築40年を過ぎた旧公舎からの転居希望を口にした。県はその後、有識者会議で検討を重ね、今年3月に住まいを民間マンションに移す方針を明らかにしていた。一見知事は「ムカデにかまれたら休まないといけない。非常にま