ラッパーが即興で言葉を吐き出すフリースタイルで競い合うMCバトル。 ヒップホップから生まれた文化だが、これまで、ヒップホップという音楽/文化自体が盛り上がることはあっても、MCバトルに大きな注目が集まることはなかった。 しかし2012年。BSスカパー!で放送されているバラエティ番組『BAZOOKA!!!』から、「高校生RAP選手権」という企画が生まれる。 これは、文字通り高校生のラッパーがフリースタイルで競い合うMCバトルの大会で、高校生同士だからこそ生まれる泥臭さや熱さ、友情、ドラマなどがこれまでのMCバトルの枠を飛び越え、当初は番組の1つの企画に過ぎなかったが、今では年に2回、4,000人規模の会場で大会が開かれるなど、若きラッパーたちの甲子園のような巨大イベントへと成長し、10代20代の若い世代を中心に絶大な支持を集めている。 その人気は地上波にも広がり、2015年9月からは、テレビ
「いとしきこのアルバム」 東日本大震災があってから、野田君は「いとしき」という支援サイトを立ち上げています。そう、このアルバムは「絶体絶命」ではなく、「いとしき体いとしき命」なのです! いやー、ほんとすごい。このアルバムは個人的にはラッド史上最高傑作なので、なかなか言葉にするまで時間がかかっています。それなのにこんな話を聞いたらまた唸るしかありません。 いやー、ほんとすごい。 そういうわけで、前回予告したとおり全曲感想です。「解説」や「批評」なんてできないので、あくまでも個人的な「感想」です。 全体として言えるのは、野田君は言葉の使い方が上手すぎる。ある言葉を突き詰めて考えたり、違う視点から見たり、ラップのように韻踏みとして使ったり。何かバカリズムのような「総合格闘技絶対王者」の印象があります。 マスに向けた派手さは無いけど、お笑い・音楽ファンの間では「あいつには敵わない」という共通認識が
キング・オブ・ポップと名実ともに誰もが認めるマイケル・ジャクソン。そのダンスは世界中の人々を魅了し今もなお多くの人々を虜にしていますが、マイケル・ジャクソンが世界を驚かせたダンスの一つに『Smooth Criminal』の映像のなかで見せた「体を斜めに傾ける」あのダンス。 ・体が45度にも傾く秘密 その後のライブでも披露し”アノ”ダンスの謎に関しては多くの憶測が飛び交っていましたが、ついにその秘密が明らかになりました!! ・意外とシンプルな仕掛け 体が45度にも傾く秘密は靴にあったようで、1993年には特許も取得していたようです。靴の裏には切込みがあり、ステージから出る杭を引っ掛けるというもの。 意外とシンプルな仕掛けのようだったみたいです。足首もしっかりと固定ができるように頑丈なバンドが付いた靴。 ・相当の練習とトレーニングが必要 仕掛けは簡単といっても、足首を固定されただけなので、あれ
柴那典の初の単著『初音ミクはなぜ世界を変えたのか?』を読んだ。 この本が言わんとすることは、このCMを見れば一発で伝わってしまう。 Google Chrome: Hatsune Miku (初音ミク) - YouTube ロック音楽を語る上で用いられたクリシェと詳細な取材によって、「サード・サマー・オブ・ラブ」なるものが、初音ミクが生まれた日本で起こっていたという音楽史観を提示する本書。 その詳細な取材は、初音ミクを発売したクリプトン・フューチャー・メディア社代表取締役・伊藤博之や、初音ミクをフィーチャーして一躍有名人となったクリエイター・kzを中心に、初音ミクの歴史の要所をおさえている。それ故に「要所しかおさえていない」という批判があることは想像に難くないが、それはさしたることではないだろう。そもそも彼が提示するのは、上のCMのような「Everyone, Creater」の時代の到来であ
先日、ニコ生に出演した際、物書き界の先輩からこんなアドバイスを頂いた。 「Twitterで炎上したくなかったら、参鶏湯と、ヒップホップについてつぶやいてはいけない」 前者は、韓国料理ということでネトウヨが絡んでくるのだろうが、後者については最初、どういう意味かわからなかった。なんでも、為末大が日本のヒップホップのことについて批判的なツイートをし、大炎上したのだという。要するに、「日本のヒップホップに違和感がある」という趣旨をつぶやき、ヒップホップ関係者からフルボッコにされたという話だ。なるほど、そりゃ怒るわ。 これに関連し、さらにその物書き界の先輩にアドバイスを頂いたのだが、だからと言って中途半端に礼賛してはいけないのだという。「俺、昔、キングギドラ聴いてました!」「ビースティー・ボーイズ聴いてました。ファッションも影響受けました!」「スチャダラパー、小沢健二とコラボしてたんで聴いてました
アプリ「つみネコ」で知られるビースリー・ユナイテッドは12月3日、カラオケで歌いたい楽曲が自分の音域的に歌える曲かどうかを事前に判定できるアプリ「ウタエル」(iOS/Android)をリリースした。基本機能は無料。 よく歌う曲を10曲登録すると、それぞれの音域の重なり具合からユーザーの歌唱可能音域を独自エンジンで特定。業務用カラオケ大手のエクシングと提携して網羅的に分析した各楽曲の音域と照らし合わせ、歌いたい楽曲を自分の声で歌えるかどうか、事前に判定できるという。 どのようにキーを調節すれば歌えるかのアドバイス機能や用者の音域に合わせた「ウタエル度」(歌える可能性)が高い楽曲のリコメンド機能なども備える。アプリからJOYSOUNDのカラオケ機に直接予約することも可能だ。 関連記事 「音楽は特典に勝てない」と鬼龍院さん ゴールデンボンバー“特典なし”CD、初週売り上げ前作の3分の1以下 それ
昨日久々に会った友人に「ブログを更新しなくなったらぜんぜん近況がわからん」と言われた。そのあとブログの話になって「公開するにせよしないにせよ、常にできあがった文章を書いておくというのは大事なことだ」ということで意見が一致した。さっそく久々にブログを更新。AKB48の新曲「恋するフォーチュン・クッキー」の話。 日本のアイドル版「Get Lucky」 指原莉乃が総選挙でセンターに選ばれたこと、大規模なエキストラ募集、「新曲は音頭」という秋元康の発言などで話題になった「恋するフォーチュン・クッキー」。6月29日TBS「音楽の日」で初公開された日には、特に2chでは微妙な反応だったようだ。 AKB48 新曲「恋するフォーチュンクッキー」初披露の感想&キャプチャ - AKB48まとめんばー しかし、僕のTLでは音楽ヲタク兼アイドルヲタクの人々がこの曲を「フィリー・ソウルだ!」などと絶賛されていた。ま
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く