東南アジアに生息する小型ヘビが体を丸めて転がる行動が観察された/Eng Wah Teo/Alamy Stock Photo (CNN) 東南アジアに生息する小型のヘビが、体を丸めて転がりながら逃げる行動が観察されたとして、マレーシアなどの研究チームが5日の学会誌に発表した。 この行動が観察されたのは、東南アジアのタイ、マレーシアの半島部、シンガポール、インドネシアのスマトラ島とボルネオ島、フィリピンに生息する小型のナミヘビ科のヘビの仲間。夜行性で日中は落ち葉や岩などの下に隠れているが、それでも鳥やサンゴヘビなど別の種類のヘビに襲われることがある。 小型のヘビは、カムフラージュや色、臭い、死んだふり、威嚇、さらには逃げるといったさまざまな手段で天敵から身を守る。 研究チームは別の爬虫(はちゅう)類や両生類の調査を行っていたところ、「体を丸めて輪になって転がりながら逃げようとする」小型のナミヘ