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ブックマーク / finalvent.cocolog-nifty.com (4)

  • [書評]遺言 最後の食卓(林葉直子): 極東ブログ

    なんとなく怖くて読めなかったのだが、今の時期を逸したら読めないのではないかという思いもして、自分なりの勇気を奮って、棋士・林葉直子の「遺言 最後の卓」(参照)を読んだ。 意図的に軽く書かれているせいもあって、怖いということはなかった。うっすら期待していたスキャンダルについてもそれほど書かれているという印象は受けなかった。でも、相応の衝撃は受けた。まるで自分がかつて愛していた女から末期の手紙を貰ったような妄想もわいた。 妄想。そのとおり。私は、林葉直子の年齢をいつからか勘違いしていことに気がついた。私と同年代だと思い込んでいたことに気がついた。知らなかったわけではない。でも、無意識にすり替えていた。 無意識の理由はなんとなくわかる。衝撃の余波だ。一つは彼女のヌード写真集が出たときの奇妙な衝撃があった。メディア攻勢があったからいくつか目にしたがなぜかそれ以上見たくはかった。「謎の美女」シリー

    [書評]遺言 最後の食卓(林葉直子): 極東ブログ
  • [書評]恋愛検定(桂望実): 極東ブログ

    NHKで6月頃放送されていたドラマ「恋愛検定」を先日見た。なぜ今頃、というと、録画していたことを忘れていたからだった。50分くらいの4話ものである。おでんくんに出てくる神様のような「恋愛の神様」が登場するファンタジーという、軽いコメディータッチの作品なので、さらっと見られるものかと思ったら、1話づつ、ずしんと重たい。一話見ては、うるうるしてしまった。 調べてみたら、原作(参照)があるようなので、あのうるうる感というか、胸キュン感をもう一度確かめたくて読んでみた。テレビドラマとはちょっと方向性の違う作品だった。 ドラマはドラマで完成度が高くて驚いた。映像の作りがきれいだし、音楽もよかった(参照)。DVDも出るのだろう。原作にはない、フラメンコを見せるスペイン酒屋も美しかった。脚も緻密で、なにより女優が魅力的だった。 第1話「自称恋多き女 四級検定」は、30過ぎた自称恋多き女。つまり勘違い女

  • 4月から新社会人になる皆さんへ: 極東ブログ

    あまり多くはないと思うのですが、というかほとんどいなんじゃないかとも思うのですが、このブログの読者の方のなかに、もしかしたら、来週から新社会人になるという人もいるかもしれないと思って、今日は、それらのかたへ「贈る言葉」を書いてみます。自分が社会人になったばかりのころを思い出し、そのころ、何を言われてたらよかったかな、と考えながら。 1 社会人とは家計を営む人だと理解しましょう 社会人とはなんでしょう。社会を構成している人という意味なら、赤ちゃんも社会人ということになりますが、ちょっと違いますよね。ではなにかというと、実際的には「仕事をして世間様からお金を貰っている人」と定義してよいと思います。 じゃあ、「専業主婦は社会人じゃないの?」という疑問がすぐに起きるかもしれません。でも、その夫と家計を分担しているという意味で、専業主婦も社会人としてよいでしょう。 いきなり脇道にそれるようですが、こ

    mixvox-j
    mixvox-j 2012/03/29
    "社会人"という言葉の定義についての一考
  • 「ローマの休日」でアン王女のベッドシーンが想定されている箇所について: 極東ブログ

    先日といっても、一昨日の夜だったか、ツイッターをしていたら、その時間帯でNHK BSで映画「ローマの休日」をやっていたらしい。いやそれならステラで前もって知っていたのだが、私はこれのデジタルリマスター版(参照)を持っているので、とりわけ放送を見ることはないなと思っていた。 が、与太話ついでに、アン王女のベッドシーンが想定されている箇所について言及したところ、ご関心をもつ人がいたので、じゃあ、エントリにでも書きますかとかつぶやいたものの、ベッドシーンより世界経済に関心が向いてしまったので、昨日は書きそびれた。その後、あれ、書かないんすかみたいな話があったので、ほいじゃ、書いてみますかね。 映画「ローマの休日」だが、ウィキペディアなんかにも情報があると思うが、名作映画の一つ。話は、欧州のどっかの国の王女であるアン王女一行がローマを訪問したおり、その夜、睡眠薬のあおりとちょっとしたいたずら心で勝

    mixvox-j
    mixvox-j 2010/02/11
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