先週(9月8日)、内閣官房、厚労省、農水省の連名により示されている「飲食店の認証基準(案)」が改訂されました。 飲食店における感染防止対策を徹底するための第三者認証制度の導入について(改定その6) この基準をもとに、都道府県職員や外部委託を受けた人が、飲食店を戸別訪問して確認し、感染防止対策が徹底されている店舗として認証しています。なお、認証するのは都道府県知事なので、この基準は政府から都道府県に示す「案」という位置づけとなっています。 この認証制度、飲食店における感染拡大を予防するうえで、一定の役割を果たしてきたと思います。ただし、行政が求めている対策の根拠が不明瞭であったり、社会全体のリスクに比すれば、(労多くして)意義は少ないものもありました。新興感染症への対策とは、当初は過剰になりがちです。大切なのは、エビデンスを検証して迅速に切り替えていくこと。 私も意見を申し上げましたが、今回