ブックマーク / embeddedsoftwaremanufactory.blogspot.com (3)

  • エンジニア社会主義 日本

    技術系の新人向けにC言語の研修を外部講師を頼んでやっているのだけれど、ふと、これって海外の企業なら「C言語でプログラムを書ける人」とか「○○のスキルを持っている人」といった採用条件で人材を募集するんだろうなと思った。 プログラミングをほとんどやったことない人材を企業で教育してソフトウェア開発にアサインするなんてことやっているのは日だけじゃないかと思う。 実際、LinkedIn に自分のスキルや実績を書いておくと、たまに海外の会社のリクルーターからコンタクトがくる。海外の企業はリクルータと契約していて開発に必要なスキルを持つ人材を常に探しているように見える。実際,海外の企業ではクビになる可能性も高いから転職の市場もそこそこ大きいのだろう。 日の企業って、どうして商品開発に必要な知識やスキルがほとんどない状態の人材を採用して、自前で教育するスタイルをずっと昔から変えないのだろうと思う。たぶ

    エンジニア社会主義 日本
  • 2020年の医療機器ソフトウェアに求められる要件の予想

    前回のブログ記事『ソフトウェア製品の認証は可能か?』で,医療機器では「基礎安全,基機能,基性能」「リスクマネジメント」「ソフトウェアライフサイクル」「ユーザビリティ」の4つについて正当性を示すことが規制当局から求められると書いた。 適合が求められる規格でこのことを表すとこの図のようになる。 専用のハードウェアにソフトウェアを搭載する医療機器の場合は,製品安全規格として IEC 60601-1 と,ソフトウェアライフサイクルプロセス規格として IEC 62304 が求められる。汎用のITプラットフォーム上で動作する医療機器ソフトウェアの場合は,製品安全規格として,IEC 82304-1と ソフトウェアライフサイクルプロセス規格 の IEC 62304 が求められる。(IEC 82304-1 は規制要件になるかどうかはまだ決まっていない) IEC 82304-1 は 2018年3月1日に

    2020年の医療機器ソフトウェアに求められる要件の予想
  • ISO 26262との向き合い方 (21) 安全について理解を深める

    ちょっとでも危険がある製品を開発するエンジニアが安全の概念について理解することは非常に重要だと思っている。※1 なぜなら、安全が必要なもの作りをしている者にとって空気のように当たり前と思っていたことが、安全に関わったことのない人には十分に理解してもらえず、話しがすれ違うことに気がついたからである。 ※1 危険、リスクは思いもよらないところに潜んでいるので、自分が作ったソフトウェアが危険にはまったく関係ないと思っていても、思わぬ事故が起こることはよくある。安全ソフトウェアを目指す仕事をしていると、どんなリスクがあるが臭いで分かるようになる。 そして今では、安全とは何かについての考えが深まっていない人々に対して、どうすれば安全の概念についての考えを深めることができるのかを伝えることが自分の責務だと考えるようになった。 Microsoft の社員の肩書きで Evangelist(エバンジェリスト

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