2010年代ベストも「ライトノベル青春小説」 「ライトノベルファンタジー」「ライト文芸」「ライト文芸単巻作品編」「一般文庫」と更新してきましたが、この単行本編が最後です。単行本も文庫化する作品や絶版となってしまう作品もあったりで、セレクトしてみたら最近の本が中心になってしまいましたが、印象に残った作品を20冊選びました。 1.medium 霊媒探偵城塚翡翠(2019) medium 霊媒探偵城塚翡翠 作者:相沢 沙呼 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2019/09/12 メディア: 単行本 推理作家として難事件を解決してきた香月史郎が出会った、霊媒として死者の言葉を伝える城塚翡翠。そんな彼女の霊視と論理の力を組み合わせて殺人事件に立ち向かうミステリ。殺された香月の後輩、招待された別荘で殺された先輩作家、女子高生連続の犯人を警察に協力する二人が翡翠の霊視と香月の論理で何とか解決してゆく
というわけで「ライトノベル青春小説」「ライトノベルファンタジー」「ライト文芸」「ライト文芸 単巻作品編」に続く第五弾は一般文庫編です。 一般文庫とはいっても「一般文庫レーベルで出している本」という意味で、もともとの嗜好的にキャラ文芸寄りではあるのでその点は予めご了承ください(苦笑)ライト文芸編でシリーズものも好きで入れようと思ったら、ものの見事に単巻が入らず別立ててつくることになりましたが、今回は一般文庫はその反省を踏まえて誰でも知っているような長いシリーズものなどはあえて対象外として、巻数少ないものと単巻中心にこれだと思う作品をセレクトしました。 1.君に恋をするなんて、ありえないはずだった (宝島社文庫 2017) 全2巻 君に恋をするなんて、ありえないはずだった (宝島社文庫) 作者:筏田 かつら 出版社/メーカー: 宝島社 発売日: 2017/03/25 メディア: 文庫 勉強合宿
昨日2010年代企画の一環で「ライト文芸ベスト20作品」を作りましたが、予想通りというか仕方ないというか好きな作品の中でもシリーズものの存在感がありすぎて、シリーズもの選出になりそうなのは目に見えてました。なので昨日の記事とは別に、単品作品を対象としたエントリーを別途に作成します。 今回選んだ20作品はどれも自信を持っておすすめできる作品です。気になる本があったら是非読んでみて下さい。でもこうして作ってみると2~3巻くらいでまとまっている作品が結果的に一番選ばれにくいんですよね。そのあたりも面白い作品はたくさんあるので、今回はあまり選べなかったですけど、どこかでまた紹介できたらいいなと思っています。 1.どこよりも遠い場所にいる君へ (集英社オレンジ文庫 2017) どこよりも遠い場所にいる君へ (集英社オレンジ文庫) 作者:阿部 暁子 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2017/10
2010年代の作品を振り返る企画、ライトノベル青春小説、ライトノベルファンタジーに続く第三弾はライト文芸編です。ここではライト文芸レーベルから2010年以降に刊行された作品を対象に20作品セレクトしています。 ただ、企画立案段階で20作品でこれはというものを選びきれるのか…という懸念はあったのですが、やはりというか選んでみたらシリーズ作品が存在感ありすぎて、単巻ものを1冊も選べないという結果に…orz シリーズもののみの振り返りというのもあれなので、単巻ものを対象に改めて別に1本企画を作ることにしました。というわけで今回はシリーズもののみの紹介になりますが、それでも泣く泣く削ったシリーズ作品がいくつもあったのは言うまでもありません。 【追記】 ↓というわけで単巻作品編作りました。 1.ビブリア古書堂の事件手帖 (メディアワークス文庫 2011-2018) 全7巻+別巻1巻 ビブリア古書堂の
創刊10周年記念「みんなが選ぶ『メディアワークス文庫総選挙』」へ、たくさんのご応募ありがとうございました! 読者の皆様からいただいた「私の一番好きなメディアワークス文庫1冊」の投票を元に、厳正なる審査の結果、こちらの5作品が入選となりました。この5作品にご応募いただいた「最優秀おすすめコメント」とともに大発表いたします! ◆読者が選んだ心温まる小説No.1! 神様にだって願いがある! 神様に振り回され東奔西走する、ハートウォーミング神様物語。 神様の御用人(浅葉なつ) 最優秀おすすめコメント 54歳の私の胸がキュンとなって、ぽろぽろ泣いて、そして温かい気持ちになれる本。神様なんて居ない…そんな淋しいこと、言わないでください。私達の目には見えなくても神様は居る、そう思える1冊です。 (こえづかかずこさん)
創刊10周年を記念して、みんなが選ぶ「メディアワークス文庫総選挙」を開催します! 発売されているメディアワークス文庫全作品の中から、「私の一番好きなメディアワークス文庫1冊」を、その作品の「おすすめコメント」とそえてご応募ください。 得票数が多かった上位タイトルと、素敵なおすすめコメントを11月25日頃に公式サイトで発表! さらに、選ばれた素敵なおすすめコメントは、帯や宣伝物に使用されるかも!? ご応募いただいた方の中から抽選で素敵なプレゼントを。また、素敵なおすすめコメントに選ばれた方には“あなただけの特製サイン本”をプレゼント!! 応募は「Twitter」からでも「サイト」からでも、どちらでもOK。 あなたの熱い想いと一緒に、ぜひご応募ください。 ※ご応募いただいた方のコメントは、特に断りなく書店・新聞・HP等の広告に使用させていただく場合がございます。予めご了承ください。 【実施期間
王城夕紀『天盆』 天盆 (中公文庫) 作者: 王城夕紀 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 2017/07/21 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (1件) を見る 『青の数学』で有名な作者のデビュー作。選考委員に大絶賛されるも「ラノベらしくない」という理由だけでライトノベルレーベルから出なかった一作。 架空のボードゲームを取り扱った中華ファンタジーなのですが、知恵を張り巡らせて勝ち続ける話ではなく、天才が圧倒的に周囲を蹂躙して回る話なのでつまり『猫の地球儀』や『つるぎのかなた』なんかが好きな人におすすめですね。 鳥畑 良『 ハードボイルド・スクールデイズ 織原ミツキと田中マンキー』 ハードボイルド・スクールデイズ 織原ミツキと田中マンキー (Novel 0) 作者: 鳥畑良,手島 nari。 出版社/メーカー: KADOKAWA 発売日: 2017/12/15 メディア:
以前、お仕事小説企画ということでライト文芸編・一般文庫編を紹介しましたが、部活小説についても近年たくさん刊行されるようになってきています。そこで今回は一般文庫・ライト文芸で読んだ本の中から部活小説を25作品紹介したいと思います。セレクトしてみたら体育会系の部活の方が少し多かったですね。もし気になる本があったら是非手にとって読んでみてください。 1.雲は湧き、光あふれて (集英社オレンジ文庫) 雲は湧き、光あふれて (集英社オレンジ文庫) 作者: 須賀しのぶ,河原和音 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2015/07/17 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (3件) を見る 最後の甲子園を前に故障した屈指のスラッガー専用代走に指名される話/新人スポーツ記者と強豪校と対戦する弱小校のピッチャーの出会い/戦火が拡大する中で甲子園を目指す少年たちの話と、高校野球を題材とする中編三編。今の
先日の一般文庫編に続いて、ライトノベルレーベルの作品を中心に読んでいる人にオススメしたい第二弾ということでライト文芸編を20作品選びました。 今回の企画を作るに当たってセレクトしたら思ったより点数が多かったため便宜上ざっくりと一般文庫・ライト文芸とカテゴライズしましたが、この企画が普段あまり視界に入らないレーベルにもこんな本がある、ということを知るひとつのきっかけになれば幸いです。気になる本があったら是非読んでみてください。 1.いなくなれ、群青 (新潮文庫nex) いなくなれ、群青 (新潮文庫nex) 作者: 河野裕,越島はぐ 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2014/08/28 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (19件) を見る 何かを失ってしまった人々が集う階段島で平穏な高校生活を送る七草が、そこで出会うはずのない少女真辺由宇と再会してしまうことから始まる物語。相変わら
今回は普段ライトノベルレーベルの作品を中心に読んでいる人にもオススメしたい一般文庫レーベルの作品を15点紹介したいと思います。最近はもともとライトノベルで書いていた作家さんも、一般文庫レーベルやライト文芸レーベルなどで書く機会が増えてきていて、それぞれの境界線も曖昧になってきていると感じます。そこでライトノベルでも書いている作家さん、また違和感なく読めそうなタイトルを選んでみました。探してみたらちょうど同じくらい点数あったので、ライト文芸レーベルものは次回紹介します。気になる本があったら是非手に取ってみてください。 1.ホーンテッド・キャンパス (角川ホラー文庫) ホーンテッド・キャンパス 秋の猫は緋の色 (角川ホラー文庫) 作者: 櫛木理宇,ヤマウチシズ 出版社/メーカー: KADOKAWA 発売日: 2019/03/23 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る 幽霊が視えてしまう
ドラマトピックス ★こちらのページは2022年2月で更新を終了いたしました。 新しいドラマ情報はこちらをご覧ください。 ドラマ10 これは経費で落ちません! ⇒『これは経費で落ちません!』番組ホームページ公開中! 多部未華子 × 奥手な経理女子 領収書や請求書から、思わぬ人間模様が見えてくる 石鹸(せっけん)メーカーの経理部に勤めるアラサー独身女子・森若沙名子は、貸借対照表のごとく、「何事にもイーブンに生きる」をモットーに、回ってくる領収書や請求書をチェックする。それぞれの伝票には、金額や最低限の事由しか書かれていない。だが、よくよく精査すると、そこにはこの経費に関わった人々の怪しい事実や、はたまた悩める人生まで見えてくる━。 本当は「余計なものは追いたくない」、だけど「公私混同は見過ごせない」森若沙名子が、ヒラの経理女子として、大きな不正事件とまではいかないものの、様々な小ズルい者たちに
前回の 「オススメお仕事小説ライト文芸編20選」はわりと好評だったようなので、今度はオススメお仕事小説企画第二弾ということで一般文庫編ということで20作品選んでいます。選んでみるとつくづくあやかし絡みの本ってわりと多いんだなとか、マイナーレーベルにたまにあるマニアックすぎるテーマの作品はあまり手を出しきれてないなとか、いろいろ思うこともありましたが、最終的に残った作品はどれもおすすめできる作品です。気になるタイトルがあったら是非手に取って読んでみてください。 1.書店ガール (PHP文芸文庫) 書店ガール (PHP文芸文庫) 作者: 碧野圭 出版社/メーカー: PHP研究所 発売日: 2012/03/16 メディア: 文庫 クリック: 9回 この商品を含むブログ (41件) を見る 部下の亜紀の結婚式でうっかり関係をこじらせてしまった書店のアラフォー副店長理子が、初の女性店長昇格後訪れた危
前から作ろうと思いながら、忙しくてなかなか着手できていなかったお仕事小説企画ですが、少しだけ時間ができたのでまた勢いで作りました(苦笑)ライト文芸編と一般文庫編でそれぞれ20作品セレクトする予定です。さいきんお仕事小説めいた作品は増えていて、候補の作品数としてはわりとあったので、今回あやかしとかファンタジーめいた要素が絡む作品は除外しています。 どれを入れるのか入れないのか、これはお仕事小説にしていいのか等々...いろいろな意味でボーダーライン上の作品についてはいろいろ悩ましい部分もありましたが、あまり多すぎてもあれなのでえいやと決めました。一般文庫編も近いうちに公開予定です。これが終わったら部活小説も構想にありますが、いつになるかは忙しくならないことを祈るしかないですね…(遠い目 1.これは経費で落ちません! (集英社オレンジ文庫) これは経費で落ちません! ~経理部の森若さん~ 1
『君は月夜に光り輝く』『ちょっと今から仕事やめてくる』など映像化も相次ぐ日本最大級の新人賞・電撃小説大賞。本年度、応募総数4843作品の中で頂点に輝いたのは、美味しくて泣ける幽霊ごはん物語だ。ひなびたシェアハウスを舞台に次々と起きる怪異現象、やがてそれらの〈不思議〉は、切なくも温かい感動へと着地する――。 村谷由香里 むらたに・ゆかり●山口県出身、福岡県在住。学生時代より執筆活動を開始して、2018年、『ドミトリーで夕食を』で第25回電撃小説大賞〈メディアワークス文庫賞〉を受賞。受賞作を改題・改稿した本作で小説家デビューを飾る。 書きながら、テーマは〈家族〉なのだと気づいていった 第25回目を迎える日本最大級の新人賞・電撃小説大賞。応募総数4843作品の中から頂点となる〈メディアワークス文庫賞〉を受賞した『ふしぎ荘で夕食を~幽霊、ときどき、カレーライス~』が、現在大好評発売中だ。 家賃4万
一冊で読める青春小説シリーズをこれまで三企画続けてきましたが、今回は第四弾ということで単行本編です。今回は自分がこれまで読んだ単行本の中から16冊選びました。このブログの企画では主にキャラ文芸やライト文芸、ライトノベルくらいを読んでいる人、興味がある人ならわりと読めそうな本を中心に紹介しています。境界が曖昧になっているということもありますが、手に取ったことのないレーベルだから、単行本だからということで読む機会がなかった方も、読んでみたら良かった、面白かったはあるはずです。気になる本があったら一度是非手にとって読んでみて下さい。 1.探偵は教室にいない 探偵は教室にいない 作者: 川澄浩平 出版社/メーカー: 東京創元社 発売日: 2018/10/11 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (7件) を見る 北海道の中学校に通う14歳の海砂真史を主人公に、英奈、総士、京介ら同級生たちとの
一冊で読める青春小説作品を紹介する企画。少し間が空いてしまいましたが、ライトノベル編・ライト文芸編に続く第三弾として一般文庫編を選んでみました。選んでいて感じたのは、ライトノベルやライト文芸との境界が曖昧になってきていること、面白い作品は巻数重ねていて自分で作った縛りに頭を抱えたりもしましたが、とりあえず部活小説まで含めると結構なボリュームになりそうなので別途紹介予定です。 1.「わたしの恋人」「ぼくの嘘」「ふたりの文化祭 」(角川文庫) ※三作品は登場人物や世界観が同じ作品です(単体でも読めます) わたしの恋人 (角川文庫) 作者: 藤野恵美 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店 発売日: 2014/07/25 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (4件) を見る 彼女いない歴=年齢の高校1年生・龍樹が、保健室で出会った女の子・森せつなのくしゃみに恋をする。恋を知らなかった
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く