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2005年11月13日のブックマーク (8件)

  • 2005-11-13

    済みません。「サマー/タイム/トラベラー」より前に「すべてがFになる」を読み終えてしまいました。(「サマー/タイム/トラベラー」も既に読み終えましたが。) すべてがFになる (講談社文庫) 作者: 森博嗣出版社/メーカー: 講談社発売日: 1998/12/11メディア: 文庫購入: 16人 クリック: 241回この商品を含むブログ (589件) を見る 私、ミステリーをほとんど読んだことがないのですが(ポーは「黒」しか読んだことないですし。ドイルは子どもの時に沢山読みましたが子ども向けのダイジェスト版だったしなぁ。)これはかなりまっとうなミステリーだと思います、多分。 で、「すべてがFになる」がまっとうなミステリーであるとしてなのですが、読んで「あれ?」っと思ったこと。探偵役の犀川助教授と萌絵(「S&M」と呼ぶそうですが)は、事件に関わっても変化しないんですね。探偵は当然、事件に関わる存

    2005-11-13
    mizunotori
    mizunotori 2005/11/13
    「犯人の変化と事件の関連性」「探偵の変化と事件の関連性」
  • 福井晴敏の次代を担う作家レース

    当はエンターテインメント小説全般に広げたいのだけれども、そこまでは文芸編集者や文芸記者の人に聞いて勉強中。そこで、とりあえず主としてはSF・ヤングアダルトの領域からの業界予想を書いてみる。 まだ中間発表もまとめている最中……当は11月末に出す予定だったのだけれども、雪斉氏とか、id:shibudqnさんからの書き込みもあったので、ちょっと早めに小出しに書いてみる。 ↓ そんな訳で唐突に4番目からはじまるのである。 ④福井晴敏の次代を担う作家レース すでに作家としては「アガリ」の位置を確保した福井晴敏の次代を担う作家のレースが、ヤングアダルト出身の作家をも巻き込んだ形で'06年に激化する。 【解説】*1 「青春ブンガク」でも「ミステリ」でもない領域において、30代の男性読者を主軸に持つようになる作家が、おそらくはライトノベル出身作家から現れる(または現れることの期待度が高まる)。どちらか

    福井晴敏の次代を担う作家レース
    mizunotori
    mizunotori 2005/11/13
    6人…有川・桜庭・桜坂とファウスト組くらいしか。つか、競争させようと必死なのは編集者だけじゃね。
  • 「ワトソン役」考 - 積読自慢はカッコワルイと思います。

    ミステリでは探偵の助手にあたる人物を「ワトソン訳」と称することが多い。ワトソンとは名探偵シャーロックホームズの助手をつとめた人物であることは言うまでもないことだが、物語の主役たる探偵を「(シャーロック・)ホームズ役」と呼ぶことはないのにもかかわらず、脇役で探偵の引き立て役に過ぎない助手のワトソンの名前がミステリ世界においては普遍性を有している。この人物の名称が自身の登場する作品を飛び出して他作品でも登場するのはなぜだろう。 物語上の架空の登場人物がその世界を飛び出して普遍性を有する例としては、ツルゲーネフ命名するところの「ドン・キホーテ型」と「ハムレット型」がある。広辞苑(第四版)から引用すると、前者が「ドン=キホーテのように、現実を無視し独りよがりの正義感にかられて向う見ずの行動にでる人物」のことで、後者が「ハムレットのように、思索・懐疑の傾向が強く、決断・実行力に乏しい人物」とある。こ

    「ワトソン役」考 - 積読自慢はカッコワルイと思います。
    mizunotori
    mizunotori 2005/11/13
    ワトソン役が個性を持ったミステリはラノベになるそうな。「涼宮ハルヒ」のキョンを連想した。
  • 変化しない探偵と「オーデンの呪い」 - 一本足の蛸

    で、「すべてがFになる」がまっとうなミステリーであるとしてなのですが、読んで「あれ?」っと思ったこと。探偵役の犀川助教授と萌絵(「S&M」と呼ぶそうですが)は、事件に関わっても変化しないんですね。探偵は当然、事件に関わる存在です。しかも「すべてがFになる」では探偵は当事者にもなっています。けれども、事件によって探偵の人生が変わるわけではないし、事件の謎が解決されようがされまいが痛くもかゆくも…いや、まぁ、探偵としてのプライドが傷つくかもしれませんが、命に別状はありません。作品によって違いはあるでしょうが、定形的な(古典的?格?)ミステリーにおける探偵の立場と言うのは「事件」というストーリーに対して、あくまで部外者であり観察者であるようなのです。 (略) こういう立場にいながら、探偵は事件を解決すると言う重要な役割を持っています。それは一方的な関係であり、探偵は事件を左右することがあっても

    変化しない探偵と「オーデンの呪い」 - 一本足の蛸
    mizunotori
    mizunotori 2005/11/13
    過去のミステリ論を発掘したという話。よくわからんが凄い。
  • 挿絵を描く側にとってのライトノベル (超音速なんちゃら 考え事)

    個人的な意見というか理想論 自分にとってのライトノベル 作家の考えた事を絵として出すのが絵書きの仕事と思っている 作家は文がかけるから偉いわけでもなく その元を考えたのが作家なのだから作家重視でおkと思っている 絵も文も表現する道具であってソレ単体で何かできるとは思えない 買う側は絵でも買う人もいるだろうけどソレは買う側だからよく 描く側までその考えじゃやだなぁ なのに仕事を請けるときは内容よめないのがつらい 決めた後やりたい事言いたい事が理解できないのが来るとどうしようもないってかその場合の方がブッチャゲ多い カンベン 最近は原稿もらったあとでも蹴るときは蹴るっていってるけどすべての人がそう言えるわけでも言うわけでもないんだから話はさきにほしいなぁ あとなるべく作家絵書き会わせないってのもおかしな話で あって仲たがいしたならどうせあわねぇんだからいいんじゃないかとか いまだに断り切れなか

    mizunotori
    mizunotori 2005/11/13
    レンタルマギカとかの人。「作家の考えた事を絵として出すのが絵書きの仕事」。そのとおりだと思う。
  • 2005-11-13

    済みません。「サマー/タイム/トラベラー」より前に「すべてがFになる」を読み終えてしまいました。(「サマー/タイム/トラベラー」も既に読み終えましたが。) すべてがFになる (講談社文庫) 作者: 森博嗣出版社/メーカー: 講談社発売日: 1998/12/11メディア: 文庫購入: 16人 クリック: 241回この商品を含むブログ (589件) を見る 私、ミステリーをほとんど読んだことがないのですが(ポーは「黒」しか読んだことないですし。ドイルは子どもの時に沢山読みましたが子ども向けのダイジェスト版だったしなぁ。)これはかなりまっとうなミステリーだと思います、多分。 で、「すべてがFになる」がまっとうなミステリーであるとしてなのですが、読んで「あれ?」っと思ったこと。探偵役の犀川助教授と萌絵(「S&M」と呼ぶそうですが)は、事件に関わっても変化しないんですね。探偵は当然、事件に関わる存

    2005-11-13
    mizunotori
    mizunotori 2005/11/13
    たしかに探偵は「傍観者」って感じがしますねぇ。殺人事件なんて所詮他人事、みたいな。
  • 良書・良質・良作って - 後天性無気力症候群

    最近、…に限らず色々なジャンルの作品に対する解説や評論、感想を読んでいると「良書」とか「良質」「良作」という言葉が目に付きます。プロの方もアマチュアの人も使われています。 何がどう良いのかというのは結局主観でしかないので、「良書」「良質」「良作」と言われても私には「ああ、誉めてるんだな」くらいしか分かりません。「良作である」なんて書かれるより、「爆笑できます」とか「泣けます」と書かれたほうがずっと参考になるのですが…*1 でもそれは私が無知なだけなのかも知れませんね。ネット用語や萌え用語と同じように読むほうで補完する用語なのかも。そして書く側も、読み手の補完作業を期待して書かれているのかも知れません。しかし仮にそうだとしても「良書」「良質」「良作」といった用語は、初心者への解説・説明には向いていないと思います。 *1:何が笑えて何が泣けるか、というのも主観に過ぎない訳ですが、「爆笑できま

    良書・良質・良作って - 後天性無気力症候群
    mizunotori
    mizunotori 2005/11/13
    そこらへんはフィーリングじゃないかな
  • http://d.hatena.ne.jp/jdc/20051112

    mizunotori
    mizunotori 2005/11/13
    これはまた新世界の神になりそうな名前ですね