【サブカルちゃんねる】アスキー・メディアワークスの第17回電撃大賞には5000作品を超える応募が集まった。小説部門で大賞を獲得し表彰を受ける多宇部貞人さん(右)にはこの先も読者が相手の果てしない戦いが待つ(谷口隆一撮影) ライトノベルの世界がにぎやかだ。表紙や文中に漫画のようなイラストが使われた、文庫や新書の形で刊行される小説で、累計発行部数が1000万部を突破する作品が出たり、テレビアニメーションや実写映画になって、ティーン層を中心に若い世代から高い支持を集めている。活躍を夢見て、新人賞にも大勢の応募者が殺到。新しく参入してくる出版社もあって、作家間、出版社間の競争も激しさを増している。 5404作品。アスキー・メディアワークスが主催しているライトノベルとイラストのコンテスト第17回電撃大賞には、過去最高となる応募があって5000の大台を突破した。小説だけでも4842作品で、昨年から24
はい、今日の記事は「萌え」を調味料にたとえてみるお話です。ある調味料を使っていると、それぞれ異なる味付けがしてあっても、皆同じ味に感じるということがありますよね。「萌え」とは、そういう調味料みたいなものなんじゃないか、ということ。 「最近のライトノベルはみんな似たり寄ったり」といったたぐいの印象論があるけれど、それはここから来ていると思うわけです。 ライトノベルはじっさいにはそれぞれきわめて個性的で、内容的に似てなどいないのだけれど、それでも「似たり寄ったり」という印象を受けるひとがいるのは、それはひとえに「萌え」という調味料の味が強すぎるからではないか、と。 じっさいに現代ライトノベルを眺めてみると、『ソードアートオンライン』のような正統派もあれば、『文学少女』みたいな少女小説ふうの作品もあれば、『ロウきゅーぶ!』みたいなスポーツ小説もあれば、『フルメタル・パニック』みたいなミリタリー・
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く